2021年8月15日日曜日

プラム:エレファントハート Plum: Elephant Heart

 今日も雨。朝食後に2階寝室からベランダの鉢植えを見ていたら、エレファントハートが1個、根本に落ちているのに気づきました。今年が初収穫で、その1個めです。想像ではマーキュリーよりもエレファントハートのほうが先に熟し始めるはずだったので、待ちきれない思いでした。

Another rainy day due to the lingering effect of a typhoon.  When I checked the plum 'Elephant Heart' on the balcony next to my bedroom, I found one fruit fallen from the branch.  The very first fruit of a first-fruiting year - so exciting.

'Elephant Heart' was introduced from the US.  This is a variety with large fruits but to realise its potential, the plant should grow in the ground and not in a pot as it is now.


今朝落ちたのは小さい実で、他のはこのように↓大きなものが標準的です。
This morning's fruit is one of the smallest, and the one on the left is more typical of what is to come.  

寝室へ上がってきたのは、タイガをトイレ散歩に誘うためでしたが、雨が嫌いなタイガは眠いふりをしています。
Meanwhile, Taiga is pretending to be sleepy since she does not like walking in the rain and refuses to come out of her bed.

つい先日までの猛暑のあいだは、エアコンをつけていてもフローリングの上で場所を替えながら、とにかく体を冷やそうとしていましたが、今は涼しいのでケージの毛布の上で平気なようです。


タイガのことは放っておいて、台所でエレファントハートを早速味見。追熟させないで食べて美味しければ、後で収穫するものは更に美味しいことが期待できます。
半割にすると期待どおり、スモモなのに離核! しかも美味しい。
味は濃厚で、ソルダムに似ていますが、果肉のテクスチャーはソルダムのズルズルではなくもっちりした食感です。とにかく、旨い👍✨💥
I decided to taste it right away.  It may improve if I allow it to ripen off the tree, but if it tastes nice now, I can expect even nicer fruits later on as others become ready to be picked.

糖度計で計ってみると15.0度でしたが、食べた印象では旨味に感激してか、もっと甘く感じました。
最高に気に入ったので、今マーキュリーが地植えになっているスポットにこれを植えたいくらいです。ただし、今年の春先にサマーエンジェルにエレファントハートを4か所接いで全部活着、今は来年用の花芽分化もできているので悩むところです。
解決策として、マーキュリーをエレファントに接いで、エレファントを地植えにすれば、とも考えられますが、私の入門レベルの接ぎ木では、鉢植えの苗に高接ぎするのは成功率が非常に低いです。
The Brix sugar content was 15.0% but, perhaps due to its rich flavour, it tasted sweeter than that.  I am really excited with this variety.

2021年8月14日土曜日

プラム:マーキュリーなど Plum: Mercury etc

 スモモのマーキュリーが熟し始めました。写真手前の2個が今朝、自然落果していたので、ついでに色づいていた3個も採ってみました。

Late ripening plum, 'Mercury', starting to fall off the tree.  

落果していた2個は過熟気味でジューシーでしたが、特に美味しいとは思いませんでした。どうしても彩の姫と比較してしまいます。彩の姫は早生にもかかわらず風味が豊で、真に旨いスモモだと思っています。7月に、彩の姫を眺めていたとき通りがかった近所の年輩ご夫婦に数個差し上げたら、あまりに美味しくてびっくりしたそうで、私には縁のない高級な江戸時代から続く素麺とうどんをお礼にいただきました。来年の実も楽しみにしているそうです。そういえば、来年は結実3年目なので本格的に美味しくなるでしょう。
Due to the continuous rain over the last several days, the taste is very watery rather than juicy.


この前買った入門級のパッションフルーツが、今日の夕方に落ちていました。自然落果したのを拾って、果皮にシワができるまで待ってから食べるのだそうです。
The passion fruit plant is growing well in this warm rainy weather, and the fruit has fallen naturally.  I am looking forward to tasting this when the surface is covered with creases.


今朝のタイガ。やっとさえ雨の日に外に出るのが嫌いなのに、服を着せられるのは更に嫌なので逃げ回ります。昨日の夜、いったん雨が小降りになったときにさっとトイレ散歩しておいたので今朝はガマンが長続きして、朝の11時を過ぎても出たくなさそうでした。とにかく首だけ通したら、ボーゼンとして落ち込んだ顔。
Taiga does not like going out in the rain so I start prepping her emotionally by putting her clothes around her neck.  She looks resigned.

2021年8月13日金曜日

プチアイス Small Ice Cream

 おとといの酷暑のなか、ひと口大のアイスクリームに取り掛かり、やっと完成しました。中に入っている果肉は、イチゴ、マンゴー、ブルーベリーです。

I started making the ice cream on a day when the maximum temperature reached nearly 37℃.  Not surprisingly, the hardest part was handling the biscuit dough whose butter melted mercilessly.

2021年8月8日日曜日

プラム「グリーンゲイジ」 Greengage plums

 数年前にグリーンゲイジとミラベルを導入したときは大いに期待していましたが、うちでは美味しい実がなりません。よって、今年を最後に完全撤退することにしました。

The last of Greengage plums - I am getting rid of this variety after this season.  Perhaps due to the difference in climate (Japan's climate being too hot and humid v.s. the climate in France), I have never had good fruits from this variety.


今日の収穫の中でも比較的汚れていない実↓。

果重は44g
Small fruit weighing 44g

離核なのは嬉しいけど、果肉のテクスチャーはガジガジ、果汁は少なく味は特に旨いものとは感じられません。
The flesh is stringy with little juice, and the taste is not remarkable.

2021年8月7日土曜日

暑い! The weather!

 台風9号と10号が近づいているようですが、今朝の散歩は蒸し風呂のようでした。城北公園手前の屋敷林まで行って、タイガの用が済んだらすぐに引き返してきました。

Double typhoons are approaching and it is unbelievably hot and humid outside.  For the morning walk, we made it only to the private woodland, short of reaching the Johoku Park.


蒸し暑さに追い打ちをかけるように、ミンミンゼミの鳴き声が尋常ではありません。林の中なのと、セミが低い位置で鳴いているのとで、周りじゅうから騒音攻撃を受けているような印象です。
As if the discomfort of the muggy weather was not enough, cicadas were making deafening noises.
これ↓ですね。カメラを近づけても逃げません。

帰宅してタイガのブラッシング。ダブルコートのワンコは基本的に換毛期は春と秋の二度、と言われていますが、タイガの今年3回目の換毛期はもう2か月以上も続いていて、ブラシをかけてもかけても抜けてきます。ブラッシング中も終わった後も嬉しそうな顔をするので、少しは涼しく感じているのでしょうか。
Taiga has been moulting for more than 2 months.  Moreover, this is her 3rd moult this year.  I don't know what I would have done without the Furminator.

2021年8月6日金曜日

ナツメの幼果 Jujube young fruits

 最近、地植えの新疆棗王に幼果が育っています。6月にスーパージャイアントと同時開花したときは毎日、梵天を持って花粉交換させたにも関らず結実ゼロでした。それが7月下旬に新疆ナツメ王だけ返り咲きがあって、今は幼果が成長中です。

とにかく生ってくれたので嬉しいです。

'Xinjian Jujube' plant with young fruits.  The tree flowered in June but resulted in no fruits.  However, after I cut some branches in early July, new shoots came out and had flowers.  Well, better late than never.

この↓生り方は、カタログ写真を彷彿とさせます。来年以降、本気出してきたらこんな枝がゴロゴロつくのでしょうか。
幼果のうちには既に収穫期の日本ナツメと同じくらいの大きさのもあります。

実は、7月上旬に「今年もダメかぁ!」と頭にきて、新疆ナツメ王苗を思い切って剪定しました。その直後に1シーズンだけの枝が急激に伸び出して蕾がついたかと思うと開花が始まりました。

ヤケを起こした剪定ついでに、切った枝先にスーパージャイアント(大雪棗)の枝を持ってきて接いでおきました。その枝から間もなく芽吹いて、今では花が咲き始めています。もしかして、地植えパワーでこのまま結実?と、わずかな希望をもって眺めています。
After I cut branches of the Xinjian Jujube, I grafted branches of 'Super Giant' onto it.  The scion soon produced new branches and now some flowers are starting to open.  What is more, I can see a permanent branch as well.
しかも、芽吹いたうちには恒常的な枝も出ているので、来年以降の開花・結実の元となります。

これ↓は、上の枝の芽吹きを確認してから接いだ枝。こちらも蕾が出ています。地植えパワーのおかげだと思います。
This branch was grafted a few weeks later and now the new shoots have flower buds.

2021年8月5日木曜日

リンゴ苗 Apple new plant

 リンゴ紅玉の順調さにすっかり気を良くして、「紅の夢」を注文してしまいました。片親に紅玉を持つクッキングアップルで、果肉はピンク~赤です。酸は強いけど渋みは無く、平均糖度は紅玉と同じ13度だそうです。よって、私の中では赤い果肉の紅玉、という位置づけです。

Red-fleshed apple plant: "Kurenai-no-Yume".  This new variety was developed by crossing Kogyoku and a red-fleshed variety.  It is basically a cooking apple with firm flesh and high acidity but, since it is not astringent, you can eat it as raw.


枝振りからして、去年の秋から今年の春のシーズンに売れ残った苗のようで、主幹が新苗よりも太くなっています。在庫は「あと1本」という表示のところを注文しました。
また、Y台苗なので接いだ部分の位置が高くて、現在の主幹の高さの2/3位を台木が占めています。
この炎天下を九州からはるばる運ばれてきた割には元気そうですが、一晩バケツ水に漬けておいて植えつけは明日にします。
This variety is grafted onto a rootstock with dwarf growth habit - I do not know why, but the point of fusion is always high with such apple plants in Japan.  As it is, the rootstock accounts for almost 2/3 of the entire tree trunk.


スモモのマーキュリーが色づき始めたと思ったら、もう野鳥に突かれ始めました。
Birds have started picking Mercury.
一番ひどく突かれた実は反応して赤くなっていますが、マズそう。
This fruit looks red not because it is ripe, but it was damaged by birds.

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最近、うちの裏がうるさい。斜め後ろの家(写真では右)のサビトラの猫がオナガに恨みを買って、毎日ストーカー行為を受けています。数日前、「ギャギャギャーッ!」という鳴き声がしたのは聞こえましたが、その直後からオナガ特有のあのダミ声が聞こえるようになりました。

時期的に巣立ちのヒナを襲われたとは考えにくく、また大騒ぎしているのはいつも1羽なので、連れ添っていた相方を猫に襲われたのでしょう。以来、猫がいつもの塀の上で昼寝を始めるとオナガが現れて、猫の頭上1メートルくらいのところをすかすように飛ぶのを繰り返しています。オナガはカラス科で頭が良いから、いつまでも覚えて恨みそうです。

この猫は野良の母親が10年以上前に最後に1匹だけ産んで、固形物が食べられるくらいに育ったところで裏の家に配達して完全に姿を消した、という経緯があります。私はここに越してきて25年で、この子の以前にも2度出産していましたが、いつもは4匹産んでいました(全ての子が裏の家で半野良生活をして猫生を全う)。最後にこの1匹を連れてきたときは長年の野良生活で外見はかなりボロボロだったので、あれが最後だったのでしょう。で、この残された最後の1匹は半野良で、ご飯を食べるときだけ塀の上に座って「開けて~」と鳴くと、すかさず家の人が窓を開けて中に入れます。私とは10年以上の顔見知りなので結構愛着がありますが、決して我が家には入ろうとしません(タイガのことが大嫌いです)。

この写真は、昼寝しているところをオナガに邪魔されてシブシブ立ち去るところです。
My neighbour's cat (belonging to the house on the right), being stalked by a Japanese blue magpie.  She ate the magpie's mate several days ago and, since then, the cat gets harassed by the bird every time she comes out of the house, which makes me wonder when the bird ever goes looking for its food for sustenance.  At any rate, the bird is extremely noisy.

ピザ2種類 Pizzas

 暑くて食欲は無いのですが、久しぶりにピザを作ったら爆食いしてしまいました。2枚焼いたうち1枚はナポリ風のモッツアレーラ入り、もう1枚はベビーホタテを乗せました。

I baked 2 pizzas - one with mozzarella cheese, and the other with small scallops.


2021年8月1日日曜日

公園で At the park

 暑い、ひたすら暑い。。。。 今朝は柿の木広場まで頑張って行きましたが、到着してみると貸し切り状態でした。

Another hot and humid day in Tokyo with the max. temp. reaching 35℃.  When we arrived at the 'Persimmon Park', there was no-one else.


タイガも暑そうですが、

いきなり草風呂。
Taiga enjoying  'grass bath' to cool her body.

日向にはみ出しそうになると、
冷たい草の日陰にゴロリと戻ってきます。

それにしても、この顔。
The face only a mother can love.

草風呂のあとは、連日の猛暑で動かさなくなった脚を伸ばしたいのか、
一通りあたりを走り回っていました。
After running about to stretch her legs,

走りたいだけ走ったら、ベンチに腰掛けている私の前で座り込んでオヤツを催促。食べる前からヨダレが地面にポタポタ。
she sat down to remind me of the treat.  Even before I took out the treat, her saliva was dropping on the ground.

ヨダレは止まることを知らず垂れ続けています。
It kept dropping,

心地良い風が吹いてきて、タイガが風の方角に顔を向けるとヨダレが斜めに揺れます。期待に応えてオヤツを与えると、私の指先がネトネトになります。
and even dangled in the breeze.

2021年7月31日土曜日

プラム・エレファントハート Elephant Heart plum

 イシドウから購入した米国品種のエレファントハートの実が育っています。10号ロングスリット鉢で2階のバルコニーに置いてありますが、根っこの様子からして今の鉢では今年をピークに来年からは急激に衰弱すると思います。過去にプルーンのラストダンスが同じように、ピークの翌年にあっけなく枯れました。そこで、今年の2月に地植えのサマーエンジェルに4か所高接ぎしたら、全部活着して今では来年用の花芽も出来ています。 

Plum: 'Elephant Heart' - a variety from the US.  The fruits should ripen in August.



イシドウのサイトによると、果重は200-250gの大実品種です。収穫時期は8月下旬とのことですが、東京ではもう少し早いかも。大実で豊産性、これで美味しければ文句なしです。
既にかなり大きいですが、まだまだ200gには届いていないと思います。
When ripe, both the skin and the flesh will be deep red.


エレファントハートの隣に置いてあるリンゴの紅玉。園芸店で数年間売れ残っていたので年季は入っていますが、初生りなので今年の開花後、幼果を1個だけ残して後は全て摘み取りました。大きさは完熟する頃にはお店のに負けないサイズになりそうです。何より嬉しいのは、今まで育てたリンゴ苗の中で唯一、赤星病などリンゴにありがちな病気にかかっていないことです。やはり近年の高級品種とは違ってタフです。
Apple: 'Kogyoku'.  Originally from the US, this variety was introduced to Japan in the late 19th century.  The fruit is small and the taste is very sour but it is very useful as a cooking apple.