今朝、いつものように柿の木公園にむかう途中の屋敷林を通ったら、モミジの芽吹きが始まっていて何とも綺麗でした。それを堪能しようとあたりをジロジロ観察していたら、
Buds are coming out on the Japanese maple trees in the
privately-owned woodland open to the public.
見たことない白い花が咲いているのに気づきました。もしやして、もしやして
I noticed some white flowers that I had never seen before.
と見上げるうちに、だんだんと確信がわいてきました。日本のニワトコのようです。
They looked like the Japanese elderflowers I had seen on the internet.
この、ニワトコ独特のヒョゴヒョゴした幹といい、
この葉っぱといい、間違いないでしょう。ちなみに、ニワトコの葉は写真の赤円で囲まれた部分全体で1個の葉っぱになると海外のサイトにありました。
極めつけはこの花の集合体。香りを嗅いでみると、甘い香りにヘンな臭いも交じっていて、ビミョー、かも知れません。(一瞬、昨夜、ネット通販でサンブカスのブラックタワー苗を注文したことを後悔しました。まだ受注確認メールが来ていないうちなので、キャンセルできないことはないですが、西洋ニワトコの花の匂いはもっと良いかもしれないので、注文はそのままに。)
When I looked at the flowers close, I became convinced.
What a surprise! Eldertrees are supposed to grow in mountainous areas.
日本のニワトコは山野の縁に自生する植物だそうですが、東京の練馬区で見られるとは思ってもいませんでした。そこで、他にも生えていないか近くをみて回ると、
So, I looked around to see if there were any others.
シャガが群生する場所にも生えていました。
まずはこれ。樹高60cmくらいの小さな苗です。
There was a tiny tree, about 60cm tall.
もう一か所のは90cmくらいのが2本で、
And, 2 more, about 90cm tall.
小さな蕾の集合体(右)と、左のは咲き始めていました。
They even had flowers.
回りのシャガは咲き始めたばかりですが、新鮮で綺麗な花です。
Iris japonica
せっかくなので、タイガにポーズを取らせました。
これから毎朝の散歩がさらに楽しくなります。
* * * * *
帰宅して我が家の西洋ニワトコを確認。1年で枝がビュンビュン伸びて極めて成長旺盛です。
Back home, I checked my European Elder (Sambucus nigra).
葉っぱの形状は和製ニワトコのよりも大きく瑞々しくて、アシタバなどの野菜のような雰囲気があります。
この房はもうすぐ咲きそう。蕾の集合体の数は、大きな房になりそうなのが8つほどですが、
Flowers almost ready to open.
枝の途中に出て来た新芽の小さなものも含めると、全部で20個近くあります。全体として、順調に育っているという印象です。
Even these small new branches have flower buds.