2017年8月20日日曜日

ナツメ苗の現状  Jujube trees


去年ヤフオクで盆栽素材として売られていた一才ナツメ(私が勝手に命名)。去年の地上部が今年の春には枯れていましたが、根本から3本のシュートが出てきて、それらが20cmくらいになった頃に、最も沢山蕾のついているもの1本だけを残して栄養を集中させました。今年も樹高25cmくらいの小さいままなので、やはり一才性の苗のようです。
Dwarf Jujube

ウズラ卵サイズの一番大きな実は、青くて収穫はまだ先のようです。去年は夏から秋の間に2度も開花・収穫できたのですが、あれは異常だったようです。

一番奥の太いのは去年の主幹で立ち枯れ状態です。それを支柱にして、手前の細い、今年のシュートを支えています。一番右のサッカーはこの後、除去するつもりです。



去年の夏に地元園芸店で買った実つきの日本ナツメは、今年は何度摘心しても脇枝が出てきて結局は伸び放題になってしまいました。木の成長にばかり栄養が行って、ポツリポツリと咲いた花はどれも着果なしでした。おまけに、木の勢いがありすぎて今年はトゲ有りの苗になってしまいました。
Japanese Jujube



今年の春に買った新疆棗王は、木は小さいままですが、実が1、2個は収穫まで行けるかもしれません。
Xinjiang Jujube

着果した2個のうち右の大きいほうは、じつはものすごく小粒で、上の一才ナツメの大きい実よりもちっちゃいです。でも、今年、味見ができれば大満足です。新疆棗王に関しては他に栽培ブログがほとんど無くて、苗が配達されたときの写真、サッカーが出てきた、蕾が出た、というのなら存在しないわけではないですが、実が育っているとか収穫したという記事は全然見かけません。なので、この苗に生るのが哈密(はみ)棗なのか和田棗なのか、検討もつきませんでした。

現在の幼果の形からすると、哈密棗の形に似て来たので一安心です。実のサイズに関しては、こんな幼苗で初年度から生らせているせいで小さいのだと思います。


最近、果皮の色がわずかに黄色味を帯びてきました。色づくのが楽しみです。

台木はよほど生命力の強いものを使っているようで、継ぎ目から下で次々と芽吹いてくるので気づき次第除去していますが、今度は台木から離れたところからも出てきました。写真ではわかりづらいですが、右のサッカーは数本束になって出ています。そのうち根っこ付きで切り離して、新しい苗にしてみようかと思います。
Root suckers



新疆ナツメよりも1月前に購入したスーパージャイアント(大雪棗)のほうは、相変わらず変化なしです。夏に芽吹くからナツメと言っても、もう秋が近づいていますよ。
Super Giant (still sleeping)

他のナツメ苗たちとは違い、この台木からはサッカーさえ出て来ません。もしかしたら、台木からして生きていないのでは、とさえ疑ってしまうほどです。
いったん記事をUPした後、スーパージャイアント苗について「手っ取り早い確認方法がある!」と思って、苗のてっぺんから数センチのところを切ってみたら、カラカラ。それが写真↓ 一番左の部分で、次々と下へ数センチずつ切ってみて、相変わらず乾燥していました。最後には台木を切ってみると、やはり枯れているので剪定ハサミで簡単に切ることができました。これは大ショックです。

 

ラズベリーのチーズケーキ  Raspberry cheese cake


冷凍ラズベリーでチーズケーキを作りました。クリームチーズはいつも通りですが、今回はダブルクリームの代わりに自家製ヨーグルトを使いました。タイガは柑橘類がダメなので、ヨーグルトの酸味でレモンの代わりにするためです。また、クリームの場合、ホイップした泡がつぶれないようにゼラチン溶液と混ぜ合わせるタイミングに気を使いますが、ヨーグルトなら神経質になる必要はありません。

ラズベリーはチリ産で、品種名は書いてありませんんが、袋を開けたとたん香りの高い品種だとわかります。この香り、うちのジョーン・スクワイアには無いのが残念です。

using Chilean frozen raspberries

材料はこれまでの経験から大体で決めましたが、何より自分で覚えやすい分量にしてあります。

Ingredients:
150g packet of frozen raspberries
350g Cream cheese
300g Plain yogurt
150g Sugar
2 Egg yolks
2 Table spoon gelatin powder + 6 table spoon water
100cc water to dissolve gelatin, sugar and liquidised raspberries


アバウトな分量にしては、クグロフ型に注いでみるとぴったり合う結果になりました。昨夜から今朝にかけて冷蔵庫で冷やし固めておいたので、今朝の10時過ぎにちょうど小腹がすいたところで味見することにしました。

Left overnight in the fridge


ところが、大皿の上に逆さにしてどんなに乱暴に振り下ろしても中身が出てこない。しょうがないので、ヘアードライヤーで温めてみました。今までは熱湯で温めた布巾を使っていましたが、ドライヤーははるかに使い勝手が良いです。

It wouldn't come out, so I used hairdryer.

でも、暖め過ぎたようで、ついに中身が出てきたと思ったら溶けていました。

Overheated, and the cake has partially melted.

気にしないでソースをかけて出来上がり。(ソースはイチゴジャムをお湯で溶いたものです。)


切り分けて、飾りとして庭のジャスミンの花を置いてみましたが、香りが強すぎてすぐに除去。新鮮なラズベリーは、今朝、庭からとってきたジョーン・スクワイアです。

Garnished with home grown Joan Squire raspberry


さあて、味見タイムです。タイガが待ちきれなさそうですが、少しでも興奮している間はあげません。

こうやって神妙な顔に落ち着いたらOK

まずは臭いをかがせて有難がらせる。

ヨダレが床に落ちる前に、ハイどうぞ。


感想:
今まで作った中で最も美味しいできばえでした。酸っぱいヨールグトでダブルクリームの代わりにするのは大正解でした。また、ジョーン・スクワイアは、イチゴジャムのソースにも負けず、いつも素で食べているよりも甘く感じられました。

2017年8月19日土曜日

公園で  At the park


公園に着くとカンタが出迎えてくれました。

As we arrived, Kanta came to greet us.

満1歳のカンタはすっかり脚が長くなって、スリムでかっこ良いです。
Kanta, at full 1 year old, has a nice slim figure.

タイガに遊びを仕掛けますが、
Kanta wants Taiga to play with him.

軽くかわされてしまいました。
Taiga cannot be bothered.



ラブラドゥードルのアルバスが小型柴のゴンちゃんを狙っています。
Albus (Labradoodle) wants Gon (mini-Shiba) to play.

アルバスはまだ子供なので、だれでも良いから遊んでほしくてたまらない時期です。

年上のゴンちゃんは柴の気難しさがまったく無く、辛抱強く相手をします。



カンタも参加。

ゴンちゃんは一旦にげますが、

直ぐに捕まってしまいました。手前のアルバスが子熊のよう。





そんな喧噪をよそにタイガはひとり草むらのなかで涼しんでいました。
Taiga enjoying peace and quiet.

カメラが嫌いなので、右を向いたり
She hates the camera,

左を向いたりして、決してカメラ目線になってくれません。
and always looks away.


遅れて到着したケアンテリアのチャンプ。飼い主さん曰く、最近ますますタヌキ顔になってきたそうです。
Champ (Cairn Terrier) arrives.

チャンプは最近タイガのピーピーボールが気に入って、とられまいと必死で逃げ回ります。
Champ loves Taiga's squeeky toy.

カンタにボールを狙われますが、
Kanta wants it but Champ in no mood to share it.
 絶対に渡しません。



皆がおやつで色めきだっているときでも、チャンプはおもちゃを離したくないようで、おやつ無しでした。
While everyone else is getting a treat, Champ still guards the toy.




公園から帰ると、ちょうど家の前を近所のランちゃんが通りかかるところでした。ランちゃんはカメラを向けられるのが大好きな珍しい犬です。
As we arrived home, a neighbour's toy poodle, Ran, walked by.
 
いろいろポーズをとっていると、
She loves the camera, which is unusual for a dog.


タイガが侵入してきました。
Taiga cuts in.

タイガを横目に私の脚にすがりつくランちゃん。
Ran stares Taiga down.

2017年8月18日金曜日

ラズベリー  Raspberries

2季成りラズのジョーン・スクワイアの秋果が熟し始めています。取り貯めしてケーキに使えれば良いのですが、見るとその場で食べてしまいます。今年は秋果の方が豊作で、食味は夏果と変わりなく美味しいです。

ところが、あらためて調べてみたら、開発者自身の説明で、ジョーン・スクワイアは引退から仕事に復帰後、「秋成り品種」を目指して開発した第1弾だったそうです。

Primocane-fruiting "Joan Squire" autumn crop





改良クマイチゴのようなウルトララズベリーは、6月1日に配達されたときの25cm苗から
as at 1st June 2017


今ではこんなに成長しました。鉢は9号菊鉢です。苗の説明書にあったとおり、収穫後に出てきたシュートを摘心したら脇枝が次々とできて青々と美しいので、鉢植え庭木のように門の外に置いてあります。沢山「頭」を作っておけば、それだけ花数も増えて収穫が多くなるでしょう。

心配だったトゲは有るには有りますが、山のクマイチゴを知っている私には、この苗のはどうということありません。まったく支柱なしでも直立性なので、グニャグニャした樹姿でトゲ有りの洋物ラズベリーよりは痛い思いをせずに済みます。

Now
Japanese raspberry



長雨のせいか地植えのタイムが枯れたので代わりを買いに行った地元園芸店で、前から興味のあったヒマワリの開花苗があったので1鉢ゲット。「テディーベア」という品種名の比較的小柄なヒマワリです。が、この苗は明らかに矮性剤を使って本来よりもかなりこぢんまりした姿に作られています。買い物客が気軽に持ち帰りできるサイズで魅力的です。
Sunflower "Teddy Bear", and Common Thyme
 花そのものも好きですが、種を生らせてセキセイインコのおやつにする楽しみもあります。種の一部はとっておいて来年以降も育てようと思います。