2017年6月5日月曜日

ファントム開花  Baby Kiwi flowers

サルナシ・ファントムの2個だけある蕾のうち、1個が今朝開いていました。

苗は道路に面した垣根状態の園芸支柱に絡ませるよう植えてあります。今度は360度からツルを観察できるので、前回のような虫食いになることはないでしょう。

ファントムは自家受粉するといいますが、念のため冷凍保存してある早雄の花粉を解凍してつけてみようと思います。

Baby Kiwi: Phantom

花は緑系キウイのようなしっかりした大きな花で、早雄やレインボーレッドの花よりずっと大きいです。葉っぱを見なければキウイと勘違いするほどです。

 
 
6月5日
 
今朝、2個目の蕾が開いていました(手前の花)。昨日開花したのは、オシベが変色しています。
 

今朝開花した花を近くで見ると、オシベの頭の部分に特徴があります。通常のサルナシのは黒いのに対し、キウイのは黄色ですが、ファントムのはどちらとも言えません。

子房の先に、ウニが開いたように着いているメシベは、オシベに接触するように反り返っているので、人口授粉してやらなくても微風で花粉が飛べば難なく受粉しそうな構造です。


 

公園で(夕方)  At the park (evening)

夕方の公園はとても涼しくて5月のような陽気でした。

トイプードルのコタロウ(左)とミニチュアシュナウザーのトム(右)がタイガを出迎えてくれました。

Toy Poodle: Kotarou (left), Taiga (centre),  Miniature Schnauzer: Tom (right)


久しぶりにやって来た小型柴のカンナ君。1歳半になってもスリムで小さいままです。
 
Miniature Shiba Inu: Kanna (1 1/2 yrs old♂)


でも、ゼロ歳児のころの熊野地犬のような赤毛からは程遠い、薄い色になっていました。


初めてこの草地にやって来たゴールデンレトリーバーのアンちゃん、生後6ヶ月だそうです。

Golden Retriever: Anne (6 months old ♀)
 自分が子犬かつ新顔のせいか、低姿勢で這いずり回るようにして挨拶していました。


仲良しのチーちゃん。
Shiba mix: Chie inviting Taiga to play

タイガはトム君パパに撫でてもらってご満悦なので、チーちゃんを無視。
Taiga ignores Chie

タイガはその後チーちゃんママにも撫でてもらいに行きました。
Taiga still not interested in playing


いつも笑顔が可愛いチーちゃん。
If Taiga is too busy to play with you,

では、私が撫でてあげよう。
I am happy to stroke you.



 まったりしているところへ、

タイガが近寄ってきました。
「ん?」
Taiga?

めったにヤキモチを焼かないタイガですが、ジャマに入りました。
Taiga interrupts us

タイガとチーちゃんがじゃれ始めました。瞬間的にとらえたチーちゃんの口が、デカイ!
Chie opens her mouth like a crocodile
 

2017年6月3日土曜日

公園で(夕方)  At the park (evening)

昨日の夕方は、日中の暑さとは対照的にとても涼しかったです。梅雨が始まる前の清々しい気候でした。

カンタとコタロウ。タイガは今ダイエット中で、目標はカンタくらいの体型です。
Kai ken: Kanta, & Lab mix: Kotarou


豆柴のスズちゃんがやって来ました。小さいのでチャリの前カゴに楽々入ります。おてんばな子なので、早く自転車から降りて走り回りたくて待ちきれない様子です。
Miniature Shiba Inu: Suzu (♀)

タイガが挨拶に来ました。


一刻も早く自由になりたくて大興奮。シーザー・ミランがこれを見たらたしなめられそう。これだけ興奮した状態で犬の群れに入り込むと攻撃される可能性が高いからです。
 でも、この群の誰もスズちゃんには怒りません。
 小さいのに怖いもの知らずでズンズン他の犬に近づいて行きます。


おやつが落ちているところに数頭が集まっていて、その中まで割り込んで入ってもスズちゃんは怒られません。

大きな犬を追いかけて、夏草の中をピョンピョン跳びながら走るスズちゃん。

水分補給。

タイガの口をペロペロ舐めて甘えるスズちゃん。
 タイガが避けようとすると飛びついてまで追求。

犬がこうやって前脚をかけて人間に飛びつくのは基本的にNGですが、スズちゃんにこれをされると皆デレデレ。


もう、何をやっても可愛いスズちゃんでした。

2017年6月2日金曜日

ファントム、もう一度   Baby Kiwi

以前うちにあったサルナシのファントムは、一度も花を咲かせることなく衰弱していきました。不思議に思って掘り起したところ、花壇植えでこちらからは見えない主幹の裏側に、巨大な穴が7-8個つらなっていてボコボコになっていました。穴のひとつには、今にも飛び立ちそうな黒っぽくて細長い昆虫が1匹入っていました。おまけに根っこは、地植えなのにツルツルでした。

2、3日前にオクを覗いていたところ、ファントムの充実した感じの苗が何と1,600円の即決価格で出ていました。後はいつもの、手が勝手に.........   その苗が今朝届きました。

タイガはもう呆れ顔?

Baby Kiwi:  Phantom

接ぎ木苗だそうですが、箱から出してみるとオクの写真で見た印象よりもしっかりしています。
 タイガ、もう、笑うしかないね? でも、本当にこれが最後の苗なんだよ。

近くで見ると、蕾が2個あります。ファントムは自家結実するので、これだけ充実した苗なら、秋には初めての味見ができそうです。




選抜クマイチゴ?のウルトララズベリーは、今朝の陽ざしで更に色づきました。
 クマイチゴのような黒味はないけど、柔らかかったのでさっそく試食。甘いです。そしてクマイチゴ独特の風味もあります。これは末永く育てたいです。

2017年6月1日木曜日

木苺苗  Raspberry

ひと月ほど前、姉と電話で話していて、子供のころ裏山で毎年とっていたクマイチゴの話になりました。私は10年ほど前に通販でクマイチゴの苗を取り寄せて育てたことがありますが、その苗は成長してもグニャグニャしていたし、実もかなり不満足なものだったので処分しました。対して、(たぶんかなり美化された)記憶のなかのクマイチゴは、直立性で実が大きくて野趣あふれる美味しい食味だったので、あの株なら欲しいと思っていたところです(今ではその林は、村の過疎化の影響で、人が入り込めないほどの密林状態だそうです)。

そんなときに見つけたのが、この苗。ネット時代にもかかわらず、紙媒体のカタログ通販のお店です。実質的にはクマイチゴを選抜・改良したものだと思いますが、ネットで他を探してみると、業者によっては「大実キイチゴ ジャンボベリー」とか、「レッドドリーム」とかいう名前で出ているのがあって、これらと同じだと思います。

品種特性:
『実付きよく多収性、甘味強く酸味弱く生食向き。トゲもほとんどつかず、直立樹形で支柱は不要。病気や害虫の心配なく強健で、失敗しない木苺栽培ができます。成長草丈:  200-300cm』


最後の成長草丈があまりにも大きな数字なので心配ですが、収穫後の6月下旬に切り詰めればもっと低い樹高で管理できるでしょう。

何より、トゲが少ないというのは魅力です。普通、クマイチゴは凶暴なトゲがあるので、これも以前の苗をリストラした原因のひとつでした。また、暑さに強いそうで、暖地栽培も問題なしのようです。

Rubus crataegifolius (improved variety)


苗は昨日の日中に届きましたが、暑かったので夕方に植えつけました。その後ひと晩じゅう雨が降ったので最適のタイミングでした。






どう見てもクマイチゴの葉っぱ。チビ苗ながら実が着いていて、既に実が落ちたガクも複数あります。

左側の緑色のは花後なので、これから肥大するのを観察できそうです。


箱から出してみると、小苗のわりには5号の大きめのポットで、根っこがぎっしり詰まってヒゲ根が下から出ていました。たっぷり水を含ませてあるので、梱包状態は完璧でした。

そして、一番、確かめたかったトゲについては、今のチビ苗状態では本当にトゲ無しです。
 苗に着いていたタグのうちの一つには、「ウルトララズベリー」でPVPの印と登録番号まで印刷されていました。ただの選抜クマイチゴではないようです。



ひと晩雨にあたって、今日の陽ざしのなか、苗はとても元気そうです。
 日光のおかげで実の色付きが進んでいるようです。