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2017年8月22日火曜日

柿さえふじ Persimmon


さえふじ苗として育ててきたものが筆柿と判明したので、代わりの苗が送られてきました。販売店の「花ひろば」には、速やかにとても誠実な対応をしていただき、感謝、感謝です。

今度のはポット苗と聞いたので、それなら一日でも早く植えつければ冬までの3か月近くの間に根っこを張らせることができると思い、すぐに送っていただけるようリクエストしました。昨日の発送で、今朝の10時過ぎにはもう到着しました。

Persimmon:  Saefuji
The previous 'Saefuji' was a wrong variety sent by error,
so the shop sent me the correct one.

こういう実が生るのが楽しみです。

箱から出してみると、ロングポット苗に植わっていました。長旅のあとなので、バケツに水を張って午後3時頃までポットのまま漬けておきました。


苗をポットから出してみると、細かい根っこが真っ直ぐ下に向かって伸びていたので、土を崩さずに10号ロングスリット鉢に植えつけて完了。この後、2階のベランダで他の柿苗と一緒に並べておきました。

筆柿苗に関しては、今後の植えつけ場所が決まっていて、来年以降たくさんの実が生れば不特定多数のひとたちに実を楽しんでもらえるでしょう。お店にはいろいろお世話になりました。有難うございます。




お向かいの家のゼフィランサスが毎年とても綺麗な花を咲かせるのですが、球根を10個ほどいただきました。ピンクの小型のユリのような花が2か月近く咲いています。ほとんど1日花のようで、開花の翌日には濃いピンクだったのが薄くなりますが、その都度、花茎を除去することで、夏をとおして絶え間なく咲き続けるようです。

下の開花写真はウィキペディアからのコピーです。
rosepink zephyr lily
Flowers 001.jpg
Zephyranthes carinata  (source Wikipedia)

2017年8月6日日曜日

疑惑の「さえふじ」柿  Persimmon

去年の春に「花ひろば」から買った柿の「さえふじ」は、今年の開花後3個の幼果が生ってそのまま育ち続けています。ただし、その幼果が問題で、どう見ても

筆柿!

 実の形は随分細長いし、何より、実の付け根のくびれは筆書き独特のものです。
 


さえふじの実はというと、こういうふうに↓ もう少し丸っこくて、実の付け根にくびれは入りません。

出典:花ひろば



ちなみに、去年の4月10日に苗が届いたときの状態。ラベルの下の方には、マジックペンで「サエフジ」と書き込まれていました。

 

2017年6月11日日曜日

柿の幼果  Young persimmon fruits

柿の「さえふじ」の幼果が育っています。去年買った棒苗に、今年は雌花が4個と、雄花が2個着きました。雌花のうち最初に咲いた2個はご近所からいただいた雄花で授粉し、3個めはさえふじの雄花が間に合ったのでそれで授粉しましたが、4個めが開花したときはもう雄花が無かったので放置しました。その4個めの雌花以外からの幼果が今、順調に育っています。

Persimmon: Saefuji
 さえふじは、愛宕柿のように縦長の形をした実が生るので、既にガクの外に顔を出しています。




おまけ編
今年は食用ホオズキも育てています。本当は去年、イタリア Franchi 社の輸入種を蒔いたのですが、1個も発芽しませんでした。そこで今年は国内の業者で、本業はデザートホオズキの実を生産する農家で、種も売っているというところから取り寄せて蒔いたら、100%に近い発芽率でした。でも、うちのスペースの制約から、5個だけ自分用にとっておいて、他の一部は2件の知り合いに上げて、残りは処分しました。もったいないけど、スペースが無ければ仕方ないです。

その国内業者の種を選んだ理由は、元々ほしかった Franchi 社の食用ホオズキの品種特性と同じ性質を挙げていたからです。すなわち、大実、極甘、草丈は60cmと比較的矮性、です。由来によると、輸入種から育ててみたところ美味しかったので、毎年、甘い株からの種を選抜して採取することを繰り返しているそうです。ということは、F1とは異なるので、うちでも来年以降は自家採種で間に合いそうです。

5本のうち、4本は9号菊鉢に2本ずつ植えてあります。残る1本は地植えです。葉っぱが巨大で、日本の観賞用ホオズキとはかなり雰囲気が違います。花は写真右上の黄色に茶色の模様のある、小さい花でアサガオのようなラッパ状に咲きます。

Physalis pruinosa
 苗の草丈が10cmにもならないうちから蕾が出て、成長しながら開花しました。かなり強い生命力です。

2017年5月12日金曜日

柿の開花  Persimmon blossoms

さえふじ蕾は、幾度かの春の嵐を耐えぬいて結局6個だけが生き残りました。うち、2個は極端に小さいので、雄花のようです。

4個の雌花のうち2個が、昨日から咲き始めました。

Persimmon: Saefuji, female flowers

でも、2個しかない雄花はまだ開いていません。
Saefuji male flowers, not ready for pollination



さえふじに単為結果性があるのかどうか知りませんが、結実の可能性を高めるために、ご近所から花をいただいてきました。帰宅して気づいたのですが、3個は雌花だったようです。

雄花はスズランの花のように小さくて、花びらを取り除いても花粉らしきものは見えません。これで授粉なんてできるのでしょうか。キウイの雄花なら、振れば花粉が見えるのに、これらの雄花は全く粉っぽさがありません。どうなることやら。。。。。

Flowers from neighbour's tree, male (front), and female (back)

2017年5月3日水曜日

柿苗: 陽豊    Persimmon: Yoho

地植えの夕紅は、去年、初めて4個だけ蕾が着きましたが全部落花。今年は1個も蕾がありません。もう、何年たったか数えるのも腹が立つほどなので、今後は主役を交代させることにしました。

今あるのは夕紅の他に、いずれも去年の春に買った「さえふじ」と「富有」で、10号鉢植えですが、将来の主役として「陽豊」を選びました。陽豊は富有と、これまた美味しい次郎柿との交配で作出された品種で、富有の甘さと次郎の果肉の固さを持ち合わせ、しかも豊産性だそうです。

箱を開けていたら、たまたま近所の広大な庭のある家のご主人が通りかかって、タイガやうちの果樹のことで話が弾みましたが、そのお家では以前、陽豊も含めいろんな柿を植えていたそうで、陽豊は確かに美味しい柿だそうです。

今後の計画としては、柿の接ぎ木ができるようになったら(?!)、地植えにした陽豊に富有、夕紅、さえふじを高接ぎして統合する予定です。接ぎ木は主に柑橘類でしか上手くいっていない私ですが、成功率を高めるために、ニューメデールとかいうテープも買いました。

で、今朝届いた苗。高さ150cmの箱一杯に詰まって送られてきた太い苗です。


お店は、今回初めて利用した新潟県のお店で、気候の違いのせいか、苗はちょうど芽吹き始めたところです。

根っこはこんな感じ。この時期にこの根っこからスタートは、かなり不安があります。しばらくバケツ水につけておいたあと、鹿沼土多めに、肥料なしで「花と野菜の土」とで植えつけました。花と野菜の土自体には多少の養分が入っているそうなので、根っこが回復するまでは施肥は無い方が良いでしょう。本当は一晩、水に漬けておくのがベストだと思いますが、今日の夕方に仕事の資料が送信されてくる予定なので、今しかありません。いつもはヒマな私ですが、毎年ゴールデンウイークは同じ仕事が決まっています。

2017年4月9日日曜日

柿に蕾  Persimmon flower buds

去年の4月に買った「さえふじ」は剪定もせずに放置して、場所も地植えの「夕紅」の日陰のような不利なスポットで冬の終りまで過ごしました。少し反省して、最近、南向きバルコニーに移動させました。

届いたときの棒苗から、あまり枝が出ていません。

Persimmon: Saefuji

 それが、最近の暖かさで新芽が展開するにつれ、蕾らしきものが出てきました。
 もし本当に蕾なら、大感激です。さえふじは雄花も沢山着く品種だそうで、夕紅への授粉でも役立つでしょう。



ろくに世話もしなかったくせに、今ではこの↓ 写真のイメージの実を期待しています。

出典:花ひろば

2016年6月4日土曜日

夕紅の幼果  Yubeni young fruits

先月、2個だけ咲いた夕紅に幼果が育っています。夕紅は単為結果性が強いということで導入したのですが、花がたったの2個となると心配でした。

散歩で行く公園の手前にある、一般に開放されている屋敷林には数本の柿の木があって、横の道路のアスファルトの上には沢山の雄花が落ちているのに気づきました。そこで、なるべく新鮮そうな花を2個拾ってきて授粉もどきのことをしました。雄花といっても、花粉らしき粉は見えませんでしたが。

今育っているこれらの2個は、単為結果性のおかげなのか、それとも雄花の花粉が有効だったのか分かりません。もし収穫まで行けて、種が0~2個だったら単為結果性によるもの、4,5個も入っていたら授粉のおかげ、と判断できるでしょう。
 
Persimmon: Yubeni

2016年5月15日日曜日

柿の花、ラズベリー、友人のバラ  Persimmon flowers, raspberry, friend's roses

柿の夕紅が咲き始めました(ボケボケの写真ですが)。新梢が伸び出して来た頃は、「今年の蕾は1個だけ」と思っていたのが、じつは3個あったようで、4月末に剪定した枝を片付けていたら、蕾つきの枝を1本見つけたときはショックでした。結局、今年は2個の花が咲きそうです。

Persimmon:  Yubeni



ラズベリーのジョーン・スクワイアは、知らないうちに開花していました。去年は秋にガクンと作落ちしたので、復活しそうなケインを寄せ集めて移動させました。去年の春から夏にかけて狂ったようにコロニーを広げていたのに、秋には消滅しそうになったのが不思議です。今はとにかく元気な株を作ることに専念です。

Raspberry:  Joan Squire



タイガのお昼ご飯前の散歩でいつも通る道には友人の家があって、その庭は今がバラの満開時です。南向きの壁にそって様々なバラが混植されていて、ツルバラや立木性のバラの根本にはミニバラが植えられています。家が写らないよう、道路近くの花壇の写真を撮らせていただきました。(掲載の許可を得ています。)

手前の赤味の強い小輪の房咲き。

その横のピンクの小輪。

1枚目の写真の奥に写り込んでいる、このツルバラの品種名だけは忘れずに帰宅しました。「アイスバーグ」というのだそうです。

2016年5月11日水曜日

柿とキウイの新苗  Persimmon & Kiwi plants

もう鉢植え果樹の置き場にも困る状態なのに、また買ってしまいました。でも、これで金輪際なにも追加しません(キッパリ)。

その最後に購入した苗になったのが、柿の富有と、キウイのレインボーレッドです。持っている人にすれば「今さら」な感じの品種ですが、私にはどうしても一度は育ててみたい苗として諦めきれずにいたものです。

ゴールデンウィーク中、これを励みに仕事を頑張りました(一人暮らしの私は家人に弁解する必要はないのですが、病的なレベルだと自覚しているものですから)。今日、届いた苗です。↓

今回初めて利用した店で、しかも新苗のシーズンが冬の間に終わっていたので、どんな苗が届くか心配でしたが、箱を開けてびっくり。ワサワサの苗がつまっていました。今はヒマーな日常に戻っていますが、今日の東京地方は強風がすごいので、植えつけは明日にします。


箱から出してみると、柿の苗が狭い空間から解放されて枝を伸ばし始めました。


富有の方は新梢がかなり伸びていて、鉢植えで管理すれば2年後には花を着けそうな勢いです。先日届いた「さえふじ」は、この時点でも、棒苗に10cmくらいの新梢が出ている程度なので、違いが有り過ぎです。

Persimmon: Fuyu



レインボーレッドには開花後の子房状態のものが着いています。これなら、来年からでも収穫できるのでは?

数年前に買ったサルナシのファントムは結局、開花を見ることなく消滅してしまいました。地植えにして2,3年たっても全く成長しないので、3年前の秋に掘り起こしてみたら、根っこはコガネ子に食われてほとんど無くて、おまけにツルの裏側には6ヵ所も穴ぼこがあって、そのうちのひとつには今にも飛び立ちそうな昆虫がいました。透明の羽で体が細くて黒い虫でした。ツルの裏側と塀の間は狭くて、私は頭を突っ込んでツルの状態を確認したことが無かったのは不覚でした。

とりあえずファントムの枝を数本、挿し木にして苗を更新しようとしましたが、活着したようでしなかったらしく、最後の1本が去年の秋に枯れました。活着したら接ぎ木にしようと思って、サルナシの雄木の挿し木苗とゼスプリゴールドの実生苗をそれぞれ1本ずつ、去年の夏の間に作ってありましたが、ファントムは完全に消滅したので、花粉を採るためにゼスプリ実生苗を引き続き育てるつもりです(雄木である確率は50%以上のようです)。

Kiwi: Rainbow Red

 

2016年4月10日日曜日

柿苗  Persimmon trees

おととい注文した柿苗が今朝届きました。販売店には迅速な処理をしていただいて感謝です。

品種は「さえふじ」。種が4個以上入らないと渋が残ることがある不完全甘柿だそうですが、甘柿としては非常に甘くて美味しいそうです。ここの環境は暖地なので普通に甘柿になるのでは?と、勝手に期待しています。

"Saefuji"

出典:花ひろば

さえふじは雄花が沢山つき花粉の量も多いので、禅寺丸同様、授粉樹として活躍するそうです。十数年前に果樹栽培を始めた当初、実つきの禅寺丸苗を買って3年育てましたが、美味しくなかった記憶があるので、うちの夕紅のためにもう1本買おうとしたとき、禅寺丸以外の品種をと思って探しました。

しかもさえふじには、授粉樹、甘柿、の他にもうひとつ利用法があって、さえふじで干し柿を作っている生産者さんもいるようです。ひとつで3役を果たします。

ちなみに、2014年10月に買った「甘秋」は、翌年の初夏になっても芽が動かなかったので主幹を切ってみたら、カラカラに枯れていました。苗が届いたときは美しい元気苗だったので、私の植え方が悪かったのだとしか考えられません。なので今回はハラハラしながらの注文でした。




芽が動き出していて、浅緑色の部分が見えます。牛糞、バットグアノ、配合有機肥料をすこしずつ入れました。




夕紅はというと、鉢植えから地植えにした最初の年は花が約十個咲きましたが、それ以降は蕾も出ていません。もうそろそろ花が着いてもよいくらいに育ちましたが、

"Yubeni"

今のところ、この1個の蕾しか確認できていません。

2014年10月20日月曜日

柿: 甘秋(PVP)  Persimmon: Kanshu

注文していた柿苗の「甘秋」が、今朝届きました。
地上部はとてもしっかりした新苗で、元気な葉っぱがあるので枯れていないことが確認できて安心です。
(数年前の冬に、落葉果樹の苗を柑橘苗と一緒に千葉県の業者から買ったとき、植える際に地上40cmのところで切り詰めたら、主幹がカラカラに枯れていました。電話でクレームしても、「生きているから来年の春になれば芽吹く」の一点張りで、結局、枯れたままでした。なので、落葉樹の購入は、まだ葉のあるうちか春に芽吹いてから、と決めています。)

カキ苗 甘秋(甘)

品種特製については、通販ショップの記述は、どの品種についても都合のよい部分だけを選んで誇張した上で書いてあるようなので、下記の試験研究結果の記事がより現実的かもしれません。業者の品種特性よりも、抑えた内容です。(無断で転載していますが、出所を明らかにしているので、問題ないと思います。)


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実施機関名
(主査)      農業総合研究センター暖地園芸研究所果樹研究室
(協力機関)   (独)農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所

甘秋
「新秋」に「18-4」( 「富有」× 「興津16号」) を交雑し育成した完全甘ガキ品種である。
収穫期は10月上中旬頃で、「伊豆」並である。
雌花の着生は多く、雄花も少し着生する。種子形成力、単為結果力ともに強いので、早期の生理落果は少なく結実率は良い。
果実は果頂部がやや扁平で、扁円形と方円形の中間の形になり、果重は平均200g程度である。
糖度は16~ 17Brix% で肉質は緻密で食味は良好である。
条紋、へたすき、果頂裂果の発生はほとんどないが、汚損果の発生が多い。

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ビニールポットから出してみると、根洗いした後、水はけの悪そうな土で根っこを固めて発送したものだったので、土を全て落としてから、中粒赤玉と鹿沼、および野菜用の土で植えつけました。元肥は有機配合肥料と牛糞。

ゆくゆくは、地植えの夕紅に高接ぎして統合したいので、その前に接ぎ木の練習です。



タイガの散歩で行く城北公園では、柿の実が色づき始めています。直径4cmほどの野良柿のような実ですが、それでも下の方の枝は、もう実が無くなっています。

Persimmon tree in the park

上の枝の実は、野鳥のエサにちょうど良さそう。