2020年11月17日火曜日

フィンガーライム Finger Lime

 フィンガーライムの8苗のうち唯一このサンシャインイエローが結実中です。5月上旬に購入・開花のあと、緑色の幼果が沢山つきました。その幼果の果皮が夏の間に黒く変化し、9月頃には真っ黒でした。品種違いでない限り、待っていればそのうち黄色くなるだろうと思ってなるべく見ないようにしていましたが、ここへ来て急に黄色っぽくなりました。

開花から6か月。これを来年以降の目安にします。

Finger lime: Sunshine Yellow


最も色の変化が進んでいる実はオレンジ色さえ挿しています。
The skin started with green, then turned black, and now it is getting yellow.

そこで試し採り。陽光面はこのように黄色ですが、
The sunny side is yellow, but

裏側はまだ緑色が優勢です。
the other side is still green.

サイズは随分ちいさくて先日買った金柑の実と比べて、こう。
Comparison with Kumquat fruits

切ってみました。小胞の形はまん丸ではなく細長い感じ。色は透明感のある淡い黄色。実が小さいので、中からツブツブを押し出すのに小さなフォークを必要としました。決して、「スパッと切断すると小胞が湧き出してくる」なんてイメージではありません。
味は、秋に試し採りしたときはマイルドでしたが、今日のはかなり酸っぱく、また果皮にはベルガモットのようなケミカル臭がありました。

ちょっとだけテンション下がり気味ですが、今後も世話を頑張ります。収穫4年目以降からは違ってくるかも、と期待しながら。
The caviar is light yellow and transparent at the same time.  It tastes very sour and the skin has a chemical flavour akin to that of Bergamot orange.