2017年8月5日土曜日

スモモの接ぎ木  Cleft grafting plum trees

2週間くらい前に台風の影響で天気が崩れだしたとき、遅い目ではありますが、緑枝接ぎを試してみました。先月オクで買った新しい接ぎ木ナイフを試したかったので、緑枝接ぎをするのに来年の6月まで待てませんでした。

去年の10月に買った鉢植えミラベルの枝があまり分岐しないので、6月に剪定したあと、ちょうど良い具合に充実していました。それを地植えのビッグオザークに接ぎました。いずれも去年の秋から暮にかけて買った幼い棒苗なので、どこに接いでも違和感のないもの同士です。

Mirabelle grafted onto Big Ozark (Ozark Premier's improved variety)

ちゃんと活着しているのかどうか自信ありませんが、最近の雨で新芽がどんどん出てきています。こんな短期間に新芽が展開するものなのでしょうか。

3か所接いで、全て新芽が出始めました。もしかしたら、今の状態は花瓶に水差しした枝の状態と同様、単に枝に蓄えられていた養分で新芽が伸びているだけなのかもしれません。はっきり判断できるのはたぶん、台風の影響がなくなって高温乾燥の日々が戻ってきたときだと思います。それでも枯れなければ、すべて新しい接ぎ木ナイフのおかげです。軽くて持ちやすいし、何より刃厚が薄いので台木の枝に切り込みを入れるときナイフのコントロールが楽です。

同時に、枝が2本出ただけで全く枝の分岐のないレーヌクロード(グリーンゲイジ)も接いでおきました。こちらはレーヌクロードの主幹から取り出した芽を、ビッグオザークの主枝に T 字で埋め込む方法なので、結果が分かるのは半年先のことです。

調子こいて、今日は鉢植えメスレーも接いでおきました。
メスレーは、他品種に対して授粉樹にならないと一般に言われていますが、あるスモモ農家のブログでは授粉樹として植えているそうなので、ダメ元です。





黄肉グアバは、開花時に空梅雨の暑い中でほんの2-3時間のうちに花が干からびたので、結局、自分で授粉してやることはありませんでした。でも、受粉できたからさっさと干からびたらしく、5輪咲いて、今は5個の幼果ができています。

Yellow-fleshed guavas
 10月の始めには越冬のために鉢上げしなければならないので、それまでに収穫できるか不安です。でも、黄肉のグアバはとても珍しいので、是非とも味見したいです。




蚊のいる季節はタイガを庭に出さないので、私が外で作業をしている間、かまってもらえずにフテ寝です。でも、耳は馬の耳のように動いて、私の行動を監視しています。
Taiga bored and sulking