2014年10月18日土曜日

させぼ温州  Sasebo Unshu

今年が初開花だった「させぼ温州」は、まだ地上50cmくらいしかない小苗ですが、恥ずかしくて言えないほどの数の実を成らせてしまいました(10個以上)。

去年までは鉢植えで管理していましたが、今年の春に蕾を確認して地植えに変更しました。収穫してもしも美味しくなかったら、鉢植えのせいにしたくなかったからです。させぼ温州は糖度が高く、最高で16度という例があるそうです。うちは温室管理ではないのでそこまで高糖度は期待しませんが、スーパーの「せとか」ほど甘ければ最高です。

今、させぼ温州が植わっている場所は、去年、田口早生があったところです。田口早生は、今年は10号鉢に上げて管理したらよほど合わなかったのか、現在、ゴツゴツのデコポンの形をした実が成っています。

させぼ温州は、今年が3,4年目のはずですが、この品種の特性のひとつだそうですが全然木が大きくなっていません。今年初めて、葉焼けとエカキムシの被害にあった程度で、病気知らずでこれまで来ました。木が大きく成りにくいと、生産農家には嬉しくない特性ですが、これだけ実付きが良く、かつ糖度が高いとなると、ベランダ果樹栽培には理想的だと思います。