2018年10月19日金曜日

グアバの取り込み Guavas getting ready for winter



最近、朝の最低気温が15度を下回ることがあるので、グアバを小鳥の部屋に取り込みました。天気予報ではあと1週間くらいはバルコニーでも大丈夫そうですが、思い立ったうちに実行。


奥の左から、台湾産の紅宝石グアバ、実生ルビースプリーム(米国業者)、黄肉グアバ。手前の左は実生ルビースプリーム(米業者)、疑惑の実生ルビースプリームです。「疑惑」が着く理由は、米国の知人を通して種を入手したときは「ルビースプリーム」とのことでしたが、発芽した苗を沖縄のブログ友に送って、その苗から実際に収穫した実の果肉が白だったそうなので、急に怪しくなってきたからです。なので、来年あたり「疑惑」苗から収穫できて果肉を確かめるまでは、米国の業者から購入した種の実生苗に希望を託しています。


黄肉グアバは10号ロングスリット鉢ですが、鉢が小さすぎるほど育った今は、鉢の高さも含めて私の身長を超えてしまいました。


写真の他にもう1苗、黄肉グアバの苗がありますが、ガラス戸が東南についていて、この部屋よりも明るい隣の部屋で様子見です。

Guava plants taken into the budgie's room

机とパソコンを小鳥の部屋に置いてあるので、冬は1日の大半を暖かいこの部屋で過ごします。
They will pass the winter in this warm room.

黄肉グアバは、あと7個の実が残っています。

紅宝石グアバ↓ は成長が緩慢で、これでも育ったあとです。苗が到着して4週間たっても成長するどころか細枝が黒ずんできたので、恐る恐る元の鉢から出してみたら、ヒゲ根がほとんど着いていない状態でした。真っ黒い用土も気に入らなかったので、ダメ元で土を全て落として、使い慣れた用土を作って植え替えました。写真では表土が黒っぽいですが、これは少ない根っこに対して秋の長雨で水分過多からコケが生えているからで、用土そのものは鹿沼土を沢山入れて水掃け良くしてあります。室内なら水分管理が楽になるので、コケは解消できるでしょう。葉っぱも増えたので、何とか来年春まで持ちこたえれば、夏にはぐんと成長するはず。
Taiwanese "Red Jewel" guava, with fewer seeds



部屋の主の小鳥。今はオス1羽になりましたが、メスにいじめられなくなったので随分健康そうです。もう8歳半なので、静かに余生を過ごしているといった印象です。ケージの扉を開けておくと飛んできて、私の人差し指の上で羽繕いをしたり肩や机の上で遊んだあとは自分からケージに戻っていきます。
The master of the room.

小鳥が年をとってからは無理に小鳥に触ろうとせず、手乗り崩れのようになったので、こうやって↓ アップの写真を撮るにはズーム機能を使って、小鳥が怖がらないようにしています。
8 1/2 years old male budgie (violet spangle)

2018年10月18日木曜日

柿の試し採り Persimmon fruits



もうすぐ10月下旬なので、柿のサエフジと富有を試し採りすることにしました。


サエフジは10号鉢植えでも大き目の実がなりました。授粉樹としてもっと普及している筆柿よりも大きな実だと思います。
Saefuji

ヘタが退色しているので、この実を味見することにしました。
Saefuji



富有は、同じ10号鉢でも実がかなり小粒です。サエフジも富有も、恥ずかしくて言えないほど沢山の実をつけさせてしまったのですが、同じ個数の実でも富有にはこたえたようです。
Fuyu

試しに良く色づいたこの実を採りました。
Fuyu



サエフジの果重は155g。調べてみると、この品種は100g-150gというサイトがあったので、結構よい成績だと言えます。
Saefuji

富有のほうは小粒なので140gでした。
Fuyu



横方向の半割りにしてみると、左の富有は虫が入ったような熟し方でした。味は普通に過熟の柿。言われなければ富有とは分からないくらい、柿に共通した甘さでした。右のサエフジのほうは、ゴマ入りで甘くて美味しかったです。果肉が固いのも気に入りました。筆柿との比較では、個人的には断然サエフジを選びます。
Fuyu (right) & Saefuji (left)

2018年10月17日水曜日

黄肉グアバ Yellow guava



昨日の夕方、洗濯物を取り込みにバルコニーに出たらグアバの香りがしました。最初は7月の日照で日焼けした大き目の実(写真左)が熟したのかと思って近づいたのですが、その隣の小さい実のほうが強い匂いを出していました。よく見ると、果皮の色がわずかに黄色味を帯びています。去年の初開花からの実は、年を越した今年の1月に熟し始めましたが、苗が成長した今年は秋のうちに収穫開始のようです。また、実の数は、去年は4個でしたが今年は8個生っています。
It smells strong, but is it ripe yet?

本当に熟したのか迷いながらイジイジしているうちに、取れてしまった!
As I was fumbling, it came off!



夜、台所に置いていたら、あたりにトロピカルな匂いが充満してかなり誘惑されましたが、ガマン。今朝目が覚めて寝室のドアを開けた途端、2階にいながらグアバの香りに襲われました。


そこで、犬の散歩と朝食を済ませたあと(すきっ腹でない状態で)、味見をしてみることにしました。この品種は果皮が青いままで、また果肉が固いままで熟します。



半割りにしてみると、陽光面は鮮やかな黄色になっていました。糖度は何と15.5度。昨年度の結実の13.9度よりも高くなっています。普通の温州ミカンの糖度が12度なのと比較すると、かなり高いことが分かります。


グアバは栄養素からスーパーフルーツと言われていますが、2つの大きな欠点があります:(1)味が薄くてボケている、(2)種がゴロゴロと多い。それが、この黄肉グアバはその両方を解決しています。味については、糖度が高いだけでなく酸味も強いので、非常に満足感の得られる食味です。種の入りに関しては、写真で分かるように通常のグアバと比べてずっと少ないです。下の写真を見ただけでは、縦割りで偶然種に当たらないようにナイフが通っただけとの印象も否めないので、


Sugar content 15.5°Bx

今度は横割りにしてみると、こんな感じです。ゼリー質の入り具合はフェイジョアに似ていますが、実際、強い酸味と甘みでフェイジョアを連想させます。

Very sweet and tart
Excellent tasting guava with firm flesh and few seeds

2018年10月13日土曜日

公園で At the park



今朝は曇りで肌寒いくらいでした。四中横の草地では夏の花のフヨウがまだ頑張っています。花の少ない盛夏に咲き始めて晩秋まで楽しませてくれます。今の家に引っ越した当初、憧れていた八重咲きの酔芙蓉を植えたことがありましたが、草本のようにビュンビュン伸びて庭中を占拠する勢いだったので、3年後に泣く泣く処分しました。
Hibiscus mutabilis
 この株の花は一重で、朝からピンク。朝の開花時は真っ白で午後からピンクに染まる酔芙蓉ではないようです。


そこへ生後5か月に突入したミニ柴のソアラ君がやって来ました。
Soarer, 5-month old male miniature Shiba Inu

「お座り!」と言ってみましたが、キョトンとされました。
Before he approached us, I told him to 'sit'.
He only looked puzzled.

相変わらず興奮してタイガに近づくので、睨まれて一瞬ひるんだところ。お互いの耳が後向きになっています。
As Soarer was too excited, Taiga glared at him.

タイガは無視モードに切り替えましたが、ソアラは興奮したまま。クルクル回ったり、
Even though Taiga ignored him, Soarer kept spinning and jumping.

タイガの臭いを嗅ごうとしたり。。。
 I wish Cesar Millan were here.



向こうから顔見知りの子がやって来ました。毎日うちの前の道を通る、8歳の女の子のコーギ。
A familiar face, 8-year old female Corgi, arrives.

タイガは5歳なので、お互い落ち着いた挨拶。
Taiga being 5 years old, they are both very docile.

そこへソアラが近づいて、年輩のお尻の臭い嗅ぎをしようとしたので、
Soarer approaches the Corgi to check her scent.
コーギはクルリと振り向いて大きく唸りました。
Corgi turns around and growls at the mannerless pup.

興奮するソアラ。
Soarer goes into a panic mode.


 コーギはソアラの飼い主さんに挨拶。
Corgi greets Soarer's mom.

ソアラは誰にも相手にしてもらえないので、ひたすら草を食べ始めました。
Soarer feeling dejected, starts eating the grass.




帰ろうとしたら、草地の出口で久しぶりにバセンジーのシュクル君に会いました。これ↓はシュクルが挨拶のために伏せしているのではなく、リードを引っ張るあまり体が地面に着いている状態です。
As we were leaving, we met Shukul, a male Basenji.
He always pulls the leash to the maximum.
 この子のアプローチの仕方はいつも非常に興奮しながらですが、バセンジー特有の噛み癖はないので安心です。
His approach is always aggressive but never bites
which is very unusual for this breed.
 どんなに興奮しても、バゼンジーらしく絶対に声を出しません。
No matter how excited he is, he never utters a sound.
 この子は今もコンゴのジャングルで猟犬として使われている原種型の外観です。


ソアラが興奮して近づいて来ました。かなり危なっかしい状態ですが、
Soarer approaches all excited - a very dangerous situation.
 ソアラの飼い主さんが引っ張り戻して無事でした。
Danger was averted by Soarer's mom pulling him back sharply.

秋田ミックスの蔵之介君もやって来ました。クラ君は未去勢で、今現在、頭が狂っているシーズンだそうです。
Kuranosuke, male Akita mix arrives.
 毎日ろくに餌も食べずにソワソワして、
He is in that season of the year when he is in search of  intact females.
He has not eaten for a few days.
 大の仲良しのタイガに対しても、避妊済みのメスには興味なし。
Taiga does not qualify.
 積極的にコーギに近づいて行きましたが、やはり避妊済みなので空振りでした。
He approaches the Corgi but gets snubbed.

2018年10月9日火曜日

イチジク苗 New fig tree



ヤフオクを覗いていたら以前から関心のあったイチジクの「ヨルダン」が1円スタートで出ていました。1,000円を予算としてダメ元で入札しておいたら、そのまま時間切れで落札してしまいました。もう、出品者の業者さんには申し訳なくて。。。  その業者からは過去にミカン苗の田口早生やさせぼ温州、キウイ苗など、複数の苗を入手しているのですが、苗の代金が1円なんて初めてです。


その苗が今日届きました。ネットの情報によると、ヨルダンは赤実系の二季成り、濃厚な味で豊産性だそうで、大いに期待しています。


Fig: Jordan

葉っぱは健康そうな色です。

根っこも十分。根の巻きは表面的なものだったので、軽くほぐしてから切らずに植えつけました。

9号菊鉢でスタートです。イギリスのサイトの記述では、ヨルダンは幼苗のうちから実をつける品種だそうで、この苗の頂点にも1個の「豆電球」が出ていました。来年が楽しみです。