2016年5月7日土曜日

公園で  At the park

私は相変わらず家に缶詰状態なので、朝の散歩はあまり人に会わないように早朝にササッと行ってきます。

昨日の雨風の寒さから一変して、今朝は初夏の日差しがガンガン照りつけていました。
 いつもの草地は誰もいなくて貸切り状態。

タイガは走り回ったあと、暑くて草の上で体を冷やしていました。

用も足したし
 帰ろっか。


帰り道に涼しい林の中を通ると、仲良しのサクラちゃんと会いました。

久しぶりなのでタイガは嬉しくて飼い主さんに直行。

お互いリードで動けないのでつまらなさそう。

サクラちゃんはミックス犬ですが、白くて細くて、まるで「日本昔話」のなかに出てきそうな犬です。こんな犬が女人に変身したら、どんなに美しいだろうと想像してしまいます。

2016年5月5日木曜日

高接ぎレモンの花  Lemon flowers

去年の春にベルガモットに高接ぎしたアレンユーレカの開花が始まりました。本体の苗は地植えにしてから根腐れで衰弱し、不完全花しか着かなくなっていたので、数年ぶりの完全花の開花です。

Allen Eureka grafted onto Bergamot


 
去年の10月に高接ぎしたグランドレモンの開花も始まりました。ベルガモットに接いだレモンの枝はリスボンも含め、鉢植えの親苗よりも早く咲き始めました。うちの環境ではベルガモットは最強の耐寒性があるので、中間台として優秀だと思っています。

Grand Lemon grafted onto Bergamot



ハマナス系のハンザが芳香を放っていて、果樹苗の点検をしていると香りを楽しめます。原種系なので虫もつかず、消毒の必要がありません。
Rosa rugosa 'Hansa'

スモモの幼果  Young plum fruits

今年開花したスモモ苗のうち、メスレーと品種不明赤実の苗に幼果が育っています。去年届いて今年2輪だけ咲いた帝王は、幼果をつけることもなく落ちてしまいました。

メスレーは十数輪咲いて、幼果になったのはこの1個だけ。貴重な1個ですが、最近色が薄くなってきたので落ちるかも。あるいは、6月にはもう収穫できる品種なのでこれが普通なのか?
Methley



帝王だと思って育てていた品種不明の赤実苗のほうは、今年は約10個の幼果がついています。スモモなのに離核なので気に入っています。
Variety unknown

公園で  At the park

ゴールデンウィークは毎年仕事が入るので家で缶詰状態ですが、朝の早いうちに公園散歩に出かけます。日差しが早朝から強いので涼しい林を通っていつもの草地へ向かいます。



久しぶりに会うピットブルMixのこむぎちゃんとフレンチブルドッグの花ちゃんが来ました。こむぎちゃんはタイガと体格も似ていて、ふたりは大の仲良しです。
 American Pitbull mix: Komugi

 まずはお互いの臭いチェックであいさつ。

だんだん興奮してきました。

犬プロレスの始まりです。

タイガの顔がすごいことになっています。

大騒ぎした後はのどが渇いて一休み。こむぎちゃんの水の飲み方は独特で、水を大口で噛んで食べるように飲みます。ボウルの水の半分くらいは外にこぼれます。

次は、はなちゃんの番。
French Bulldog: Hana

タイガも飲ませてもらいました。

こむぎちゃんとはプロレスでもう一騒ぎ。
 お互い筋肉の量がすごいので、ガッツリ取組みます。

2016年5月1日日曜日

ミネオラオレンジ  Mineola Orange

ミネオラオレンジの開花が始まりました。ベランダは石鹸の香りのような芳香でいっぱいです。

ミネオラオレンジ苗の一部の個体には実の突起のないものもあるそうですが、うちの苗もそのひとつです。でも、果実はとても甘くて、ミネオラ独特の香り高く美味しいです。

毎年、4月には米国から輸入されるミネオラとセミノールをスーパーで買って食べ比べしていますが、今年は不作だったのかひどく小粒で酸っぱいのしか入荷していません。

 
最近、米国のサイトで見かけた記事によると、ミネオラの自家結実性は他のオレンジと比べて若干低い傾向がみられるそうなので、いま開花中のリスボンレモンとピンクレモネードの花粉を着けておきました。でも、過去の経験からすると、この方法だと種がどっさり入ります。対して、去年はあえて授粉しなかったので、実は4個しか成らなかったけど全て種なしで食べやすかったです。無核だからといって、決して甘さや香りが犠牲になるわけではないので、今年は最初だけ授粉して後は放置します。





 

2016年4月30日土曜日

リスボンレモン  Lisbon Lemon

昨日の関東地方は一日中嵐が吹いていたので、今朝の果樹の様子を見回っていたら、ベランダのリスボンレモンが1個落ちていました。去年は2個しか成らなかったので、収穫せずに冬の間、実を眺めて楽しんでいました。

開花が始まっていて、ベランダは何ともいえない良い香りでいっぱいです。この季節、晴れて穏やかな日は、1階のリビングにいてもベランダのオレンジやレモンの花の香りが漂ってきます。


去年の春にベルガモットに2ヵ所高接ぎした穂木のうち、1本はリスボンレモンだったのを両方ともライムと誤って記憶していたようです。ここまで↓ くるとライムの可能性ゼロですね。今朝開きかけたこの花は、親木の花より巨大でしっかりしているので、結実するなら摘果せずに見守る予定です。

ベランダのは落ちていないほうも採って、木の負担を減らしました。2個合わせて325gで、スーパーのリスボンとほぼ同じです。


2016年4月29日金曜日

朝倉山椒  Japanese pepper

数年前に地元園芸店で「朝倉山椒」のラベル付きで買った苗は、花が咲くまで育ったら花山椒であることが発覚しました。それが枯れたのと、通販で買ったブドウ山椒が去年、コガネ子の被害にあって植え直したら今やっと芽吹き始めたところなので、本当に復活するのかも分からない状態で、今年は未だ山椒の芽を料理に使っていません。

今朝、野菜を買いに行ったらちょうどこの苗を見かけました。

朝倉山椒でこのサイズなら手頃な値段と思いました。

開花後の苗でしっかり実が着いているので、今度こそ本当に朝倉山椒のようです。

2016年4月24日日曜日

フェイジョアに蕾  Feijoa flower buds

フェイジョアの蕾が伸びてきています。

ウイキトウは去年まではアポロの日陰になっていたので枝がスカスカで、今年もあまり多くの実は期待していませんが主幹が順調に太っているので嬉しいです。

Feijoa:  Wiki Tu



ニキタはアポロ並みにグニャグニャと枝が伸びるので、去年は主幹から50cm以内に切り詰めました。その結果、樹姿が密にまとまってきたので、これからも同じように管理していきます。

Feijoa:  Nikita



アポロの枝をニキタに寄せ接ぎしたのは うまく着いたようです。写真に撮って初めて融合ラインが見えましたが、肉眼で眺めているとどこまでがアポロなのか分からないくらいでした。

Apollo grafted onto Nikita



アポロの主幹をニキタに寄せ接ぎしたのも外してみました。こちらも肉眼では接着部分がひとつに見えていましたが、写真ではくっきりと線が出ています。ヒモできつく縛っていたのでミシュランタイヤのような状態ですが、これからの成長期の間にもっとスムーズになるでしょう。
両方ともほんの2,3ヶ月で本体から切り離したので、かなり速くできたことになります。

Apollo grafted onto Nikita's tree trunk

2016年4月23日土曜日

ライムの開花  Lime blossoms

南向きベランダに置いているタヒチライムの開花が始まりました。14年秋に1個の実付きで購入した苗ですが、去年はおびただしい数の花が咲いて結実はゼロでした。でも苗の成長が順調で、10号鉢が小さくみえるほどになりました。三倍体に関わる問題さえなければ、もう実を付けてもよいくらいの樹勢です。

Tahiti Lime
 ベランダに出ると、芳香で天国にいるような気分です。




去年の春に地植えのベルガモットに接いだライムの枝にも蕾が出てきました。なぜか、赤い。
修正: リスボンレモンでした。(4月30日)

Tahiti Lime Lisbon Lemon grafted onto Bergamot


同時に接いだアレンユーレカレモンの枝にも蕾が出ています。

Allen Eureka Lemon grafted onto Bergamot

去年、ベルガモットに高接ぎしたのは、春にタヒチライム(x 2)とアレンユーレカレモン(x 2)、そして10月にリスボンレモン(x 3)、グランドレモン(x 2)、タヒチライム(x 1)の合計10ヵ所です。初めての柑橘類の高接ぎでしたが全て活着したようで、現在、芽が伸び出しています。落葉樹では高接ぎの成功例はほとんど無い私でも、常緑樹は何とかなるようです。

2016年4月22日金曜日

ラズベリー苗の新入り  Raspberry plants' new additions

今日は正午~午後2時の時間指定でラズベリー苗が届く予定だったので、早めのご飯前の散歩に出かけました。この時期、近所の藤の花が見事で、特にこの家のは毎年楽しみにしています。(タイガは塀の向こうの猫にしか興味ないようですが。)

 花房の長さが50cmくらいあり、甘い香りを放っています。



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で、届いたラズべりー苗は、左のオールゴールドと、右のヘリテジです。ヤフオクで見つけたのですが、出品者さんには落札後に私の我儘な要望をかなえていただいて大変感謝です。

興味深いことに、赤実が成るヘリテジのほうは、トゲも赤いです。
ビニールポットから出すと、砂土の中で根っこがぎっしりと巻いていました。そういえば、アメリカのサイトで、「砂を含んだ用土に植えて水はけを確保する」というような内容の記事がありました。

All Gold (left),  Heritage (right)

当分、9号菊鉢で苗を大きくする予定なので、鉢を運びやすいように重い砂土ではなく鹿沼土を混ぜ込みました。関東は地理的な要因から、鹿沼土と赤玉が最も普及しています。

たっぷり水やりをして一安心。これから成長に最適な気候になるので、秋までに猛スピードで育つでしょう。特に、秋果専用のオールゴールドは、プリモケインを植え付けたことになるので、うまく育てば今年の秋に味見できるかもしれません。



これらの品種はいずれもアメリカではかなり普及している品種のようで、ググると沢山情報が出てきますが、オールゴールドに関しては日本での実績とは若干異なる内容もあるので、あえて要約を載せておきます。日本での実績は、高温多湿な気候が影響しているのかもしれません。


オールゴールド (All Gold)

http://wholesale.james-mcintyre.co.uk/index.php?route=product/product&product_id=124
A holder of the RHS ‘Award of Garden Merit’, this vigorous autumn fruiting cultivar is a primocane variety producing fruit on the first years growth. All Gold has a similar growth habit and cropping potential to Autumn Bliss but the fruit is a very distinctive rich gold colour with a taste that is sweeter and superior to Bliss. The large yellow berries are excellent eaten fresh but are also used to make delicious wine. An excellent variety for growing in pots/containers where the long canes can be trained up an obelisk or bamboo cane wigwam. Recommended as an excellent attractant and nectar source for bees and other beneficial insects. Cropping season: late August-mid October. Self fertile.

Royal Horticultural Society ‘Award of Garden Merit’ を受賞した品種。樹勢が強い秋成り品種で、1年目の茎であるプリモケインに実を付ける。オールゴールドの樹勢および収穫量はオータムブリスに似ているが、果肉は濃い黄金色で、風味はオータムブリスよりも甘くて良質。果実は大実で生食に最適であるだけでなく、美味しいワインの製造にも使われる。鉢・コンテナ栽培にも適しており、長く伸びたケインはオベリスクや竹で編んだカゴ状の柵などに絡ませるとよい。開花時にはミツバチやその他の益虫を呼び寄せる植物として推奨できる。収穫期間:8月下旬-10月中旬。自家授粉する。


 http://www.thompson-morgan.com/fruit/fruit-plants/raspberry-plants/raspberry-allgold-autumn-fruiting/cww3205TM
Autumn fruiting.
This chance seedling discovered amongst a nursery crop of 'Autumn Bliss' bears large, yellow fruits with an even more exquisite flavour than its red fruited cousins. The delicious, sweet fruits can be harvested from late August until mid October. These tall primocanes are perfect for smaller gardens where they can be grown in a large container to make an attractive feature on the patio.

秋成り品種。
来歴は、「オータムブリス(Autumn Bliss)」の圃場で発見された偶発実生。大実、果肉は黄色で、赤実のオータムブリスを凌ぐほどの素晴らしい風味を持つ。甘くて食味良好な実は、8月末から10月中旬までの長い期間収穫可能。プリモケインは樹高が高くなるものの、狭い庭でも大きめのコンテナに植えつけると、パティオの装飾効果がある。


ヘリテジ (Heritage)

http://www.fast-growing-trees.com/HeritageRaspberry.htm
Heritage Everbearing Raspberry plants are a newly developed berry bush, bred for:
- Huge, delicious berries
- A long season of fruiting
- Better disease and drought resistance
Flavorful raspberries of the highest quality can be grown right in your own backyard!
'Heritage' Everbearing Raspberries are the most popular red raspberry plant on the market. A vigorous, hardy plant that thrives in most soil types, and even tolerates the coldest of climates.
A trouble-free berry bush... just plant, then pick for years to come. This award winning cultivar will provide you with a bountiful harvest beginning in June. High in antioxidants, these raspberries are so nutritious and flavorful.
These new raspberry bushes produce bushels of plump, juicy berries for months. You'll enjoy these delicious berries from June until winter... much longer than most berry bushes.
Great for small yards or tiny areas... these raspberry bushes only grow to 4 to 6 feet wide.
Heritage Everbearing Raspberries are great for southern states because they are extremely drought tolerant once they reach maturity, but they can grow up north as well!
Expect huge raspberries wherever you plant them. And they aren't finicky like other berry bushes.

- 巨大実の非常に美味しいラズベリー
- 収穫期間が長い
- 病害虫および乾燥に強い 等々

Youtube↓ では 0:45 あたりから、ヘリテジの垣根状の様子が見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=RZHtErNGfBU



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園芸店へ土を買いにいったらこれ↓ を見かけました。日本サクラソウの「花小町」です。 4、5年前に八重の日本サクラソウ4品種を購入したとき、この品種の値段が高かったので、1ランク下ので似た品種を買いましたが、その品種だけが地植えで消滅してしまいました。今日買ったこの花小町は、消滅した苗代価の4分の1の値段でした! クリスマスローズのように、年々安くなっているのでしょうか。嬉しいことです。

 あまりの綺麗さに
 うっとり見とれて植えつけがはかどりません。


ついでにもうひとつ。うちの薄っすらピンクのヒメオウギと一緒に咲かせるとお互い映えるであろうと思い、実店舗で見かけたら是非買いたいと思っていたのが売られていました。
 赤と緑のコントラストで、この品種単独でも綺麗です。早速地植え。上のラズベリーの最後の写真に写り込んでいます。