2015年6月27日土曜日

サニーコット  Apricot: Sunnycot

アンズのサニーコットが色づき始めています。今年は4個しか成っていないので、貴重な実です。
固まって成っているので、防鳥ネットを掛けやすそうです。
Sunnycot

苗は、ホウキを逆さにしたような樹形だったので今年の春に地上1.3mあたりでバツンと切ったのですが、またしても上の方にばかりモサモサと枝が出てきました。雨がやんだら枝を思いっきり間引きしてスカスカにする予定です。



先日、ハバニーズ犬ニケちゃんの飼い主さんからいただいたアンズのうち、コンポートにしたものを毎日消費してきました。ヨーグルトに入れたりタルトの具にしたり等です。早々と消費しないと発酵が始まり、アンズ酒になりそうだったので、結局、コンポートの大半は煮詰め直しジャム状にして冷蔵保存、残りは最後のタルトにしました。今日作ったこれ↓ で3個目のタルトです。アンズが大実なので、パイ型は直径21cmのを使っています。

タルト用のペイストリーは、まとめて大量に作ったら切り分けて冷凍保存しておくと、次回からは気楽にタルト作りができるので便利です。アンズの周りの生地はチーズケーキの応用で、生クリーム、粉チーズ、卵黄、砂糖のみで、小麦粉やコーンスターチは入っていません。溶けた粉チーズと卵黄だけで固まるので舌触りが良く、またチーズの酸味が美味しいです。完全に冷ましてからの方が美味しいので、午後のおやつにします。
Apricot cheese cake
 
 
 
 
 種から育てたミニキュウリ(左4本)もぼちぼち収穫できるようになりました。ガーキン(右の2本)とは異なり、苦味が全くないので食べやすいです。ガーキンのほうは、朝一に収穫すると若干、苦味が緩和されるような気がしますが、それでも苦い。でも、苦い野菜は体に良いそうなので頑張って食べています。
Miniature cucumbers(left) & Gherkins(right)


2015年6月21日日曜日

黄肉グアバ他  Yellow fleshed guava etc

シュンさんからいただいた黄肉グアバ苗は、5月21日に到着してからちょうど1ヶ月経ちました。今の気候はグアバの成長に最適なので、順調に育っています。毎日の雨で鉢の土の表面が少しコケむしていますが、梅雨が明ければ解消されるでしょう。主幹がしっかり太くなるように、当分、支柱なしで管理します。
 
Yellow fleshed guava

到着時の苗はこんな感じでした。
5月21日現在


去年の4月に買った赤肉グアバから取り木したものは、越冬中も元気だったので、引き続き順調に成長しています。この気候で葉っぱが巨大に育っています。グアバの健康状態は葉っぱにモロに現れるので分かりやすいです。
今年の2月に蕾が2個出ましたが、寒さで消滅しました。4月にもう2個出たのも、いつの間にか干からびていました。今は蕾の気配もありません。
Red fleshed guava (air-layered)
 一方、親木のほうは越冬に失敗して、今年の4月にはボロボロの瀕死状態で春を迎えました。鉢から出してみたら、根腐れしていました! 取り木苗の方で種の保存は確実なので、親木で実験してみることにしました。ダメ元で地植えです。最近の気候で新芽が吹き始めています。しかもかなり元気そうな吹き方なので、樹勢を回復することは間違いないですが、一夏の実験で終わるかもしれません。ある程度の大苗を秋に鉢上げしても、苗が弱るだけだと思います。でも、実験をする価値があります。
Red fleshed guava (parent tree)


斑入りグアバでも実験中です。写真の4個の幼果のうち、下の2個は上のより2,3日早く咲きました。下のは自家受粉で、上のはフェイジョアの花粉で授粉しました。自家受粉の方は丸みを帯びてきましたが、フェイジョア花粉の方は時が止まったように変化がありません。花粉を拒否されたのでしょうか。現在6個ある幼果のうちフェイジョア花粉のは全部で4個ですが、万が一、受粉できていたら、果肉の食味に影響があるのか興味津々です。

この苗も越冬でかなり衰弱しましたが、今は新芽が吹き始めていて、それらの第2節には蕾が入っていることが確認できるので、今後の開花では自家受粉させます(もうフェイジョアの花は終わっています)。
Guava variegata


雨の日が1週間くらい続くような天気予報に期待して、6月15日にフェイジョア・ニキタの挿し木を鉢から出してみたら、白い根っこが出ていました。慌てて鉢上げしたので、そのときの写真はありません。でも、新葉が、前回の記事(6月13日)のときよりも伸びてきたのは確認できます。毎日の雨のおかげで衰弱することなく根を張っているようです。
この挿し木を始めたのが去年の10月1日だったので、随分と時間がかかりました。その間、腰水状態で維持し、また冬の間はホットカーペットの上で暖めていました(暖房はグアバ苗のためだったので、ついでに)。
Feijoa cutting:  Nikita


梅雨に咲き始めるオイランソウが甘い匂いを放っています。去年この苗を買ったときは、写真で右側にちょろっと咲いているフロックス「ペパーミント」のはずでしたが、株全体が咲いたとき左半分はこの赤花でした。育苗者がポットに種を2個ずつ蒔いたとき、うっかり赤花の種も入れたのでしょう。実物の花は蛍光色の濃いピンクなので、とても気に入っています。

2015年6月20日土曜日

公園で  At the park

久しぶりの晴れ間。まだ雲はあるものの、いったん日が差すと暑いです。
土曜日なので公園に着いても一組の散歩の人たちが通り過ぎただけで、他には誰もいませんでした。

暑いので木陰で待っていても他に犬の姿が見えない。
 しょうがないので、ひとり遊び。
 

よその犬が落としていったらしいボールを見つけてカジカジ。
 柔らかいスポンジ製のボールで食べるとよくないので「寄こせ」と言ったら、くわえて逃げ回りました。

楽しい?
 ウンッ!

タイガの換毛期はまだ終わっていませんが、だいぶ落ち着いてきました。抜け毛のせいか、最近コートの色が薄くなったような気がします。光の当たり具合では赤虎というよりは「黄虎」のように見えることがあるくらいです。

タイガはダイエットが奏功し、腹部からオシリにかけて括れが出てきました。



公園に群生しているネジバナ。淡いピンクから赤みの強いものまで様々です。ラン科の植物だそうで、写真には写っていませんが、葉っぱを見るとアヤメのような細い葉が地面から出ていて個性的な野草です。どこにでも生えているような野草ですが、埼玉県の某通販ショップではカタログに載せているので需要があるのでしょう。

ネジバナは普通、1本づつで生えていますが、これ↓ は固まって数本咲いているので珍しいです。この草地は犬の散歩で活用されるので、うっかり踏みつけられていないか、毎朝確認しています。

2015年6月19日金曜日

鹿角  Deer antlers for Taiga

犬の退屈しのぎと歯磨きを兼ねて鹿の角が最適、とかねてより聞いていました。また、最近、1歳近いバーニーズ犬の飼い主さんが、試しに短いのを買って与えてみたら、豚骨とは全然違う減り方をするので鹿角の方が断然良いとのことでした。具体的には、豚骨のようにポキッと噛み砕かれるのではなく、摩耗して粉末のように減る。しかもその減り方がほんの僅かなので、短いものでも相当長持ちしそうだとのことでした。バーニーズ犬でそうなら、甲斐犬ならもっと長持ちしそうな気がしました。

問題は、鹿角はとても値段が張ることでした。そこで色々なサイトを比べて、あるお店で合計1㎏のを買うのが長期的には最も有利と判断して注文しました。私としては、齧り棒ごときにかなり奮発しました。

本当は、タイガがうちに来て満2年になる6月23日に受け取るつもりでしたが、ポチったとき配達日の指定をするのを忘れてしまい今日届きました。


さっそく梱包を開けてみると、何ともリアルな角が3本。私の頭の中では20cmくらいに裁断されたものが合計で1kgと思っていたので、まさかそのまんまの形で来るとは。。。。。

角の重さは左側のものから: 450g + 345g + 325g = 1,120g でした。(お店が奮発してくれたようです。) サイズは、A4紙の上に乗せた30cmものさしで大体分かると思いますが、一番左の長いのは58cm もありました。
さて、どうやって切るか。以前ネットで買った「万能ノコギリ」はキウイ棚を取り壊したときに使って即ダメになったので、今は木工用のノコギリしかありません。

2015年6月17日水曜日

桑の実  Mulberries

東洋クワがダラダラと成り続けています。雨で味が薄いので私が食べない上に、最近ではムクドリもあまり来なくなり、腐って落ちるだけです。リビングの横に植えてあるので、野鳥の姿が見えるとタイガが大口開けてガラス戸にへばりつきます。なので敬遠されたのか、もしくは野鳥にとっても美味しくないのか分かりません。東洋クワの横に植えてある西洋クワも今が熟期ですが、背後にお隣の家が写ってしまうので写真は差し控えます。



タイガは、野鳥やネコの気配がすると火がついたように飛び起きるのに、それ以外のときは1日中寝ています。朝・夕の散歩でよその犬と散々追いかけっこをして、公園を出ようとすると草の上に倒れ込んで体を冷やさなければならないほど疲れるので、帰宅後は爆睡です。
 私がクワの写真を撮っている間もだるくて動きません。

2015年6月15日月曜日

いただきものアンズ

公園でよく会う、ハバニーズ犬のニケちゃんの飼い主さんから、アンズをいただきました。30年くらい前に、息子さんの保育園卒園の記念樹としていただいた木が庭にあり、それが毎年たくさんの実をつけるのだそうです。


直径30cm超のザルに乗せきれないほどありました。何キロあるのか、量る気にもならないほど大量です。これだけあると、ジャム、コンポート、冷菓など、いろいろ楽しめそうです。

単に記念樹としていただいたものなので品種名はわからないそうですが、大粒です。

半分に切ってみると、完熟なので離核でした。最初、「30年前からある木」と聞いたときは、たぶん「平和」かなと思っていたのですが、実際に食べてみると全然酸っぱくなくて食べやすく美味しいです。実の大きさ、赤い果皮、生食でも美味しい等から、品種はもしかしてハーコットでしょうか。
ニケちゃんママ、有難うございました!
 
 
 
6月16日
アンズの半分弱を使ってジャムを作りました。インスタントコーヒーの瓶と、800g入りジャム瓶、プラス少々の量ができました。ジャム瓶入りのは煮沸で中を真空にしたので、アンズのお礼にします。
 試食してみると、さすがに先日作った梅ジャムとは全然ちがいます。アンズジャム、最高です。
 
 
生食する分を一部残して、あとはコンポートにしました。ジャムの場合と同様、砂糖と一緒に加熱するとアンズに酸味が出て、とても美味しくなります。
瓶に入れるとシロップの中で実が浮くので、カビ防止のためにこのあとセラミック製のココット型を2個入れて、実をシロップの中に沈めておきました。
 


2015年6月14日日曜日

スモモの幼果  Young plum fruits

スモモの帝王の幼果が大きくなってきました。今年が初開花で9輪咲いたあと、実が1個だけ今も落ちずに頑張っています。あと1月このまま逃げ切りたいです。

Plum: Teiou (Emperor)


春にポット苗で買った太陽も1個だけ実が残っています。
Plum: Taiyou (Sun)
5月末に配合有機肥料をやろうと鉢の表土をほじくったら、真っ白な根っこがびっしり生えていました。根の伸張に沿うように、枝葉もワサワサしてきたので、先っちょを切り詰めています。去年の春からの売れ残り苗だったのであまり期待していませんでしたが、成長旺盛です。


 きのう、前回とは違うご近所の方から梅をいただきました。時期的な影響で、今回の梅は少し色づいています。外側が青くても、包丁で果肉を削ぎ切ると、中は美味しそうなオレンジがかった黄色です。かなりの大粒なので豊後梅でしょうか。

種の入った状態で2.4kgありました。果肉を削いで、1kgは梅エキス用に砂糖漬けにして冷蔵保存、残りはジャムにしました。
Ume plums

ジャムの味見のためにパンも焼きました。

ジャムは、800g入りの瓶1個以上ができました。味は、酸っぱいアンズジャムっぽいですが、梅独特の風味もあります。完熟の梅で作ると、もっとアンズジャムに近づくのでは?

2015年6月13日土曜日

ベリーなど  Berries etc

蒸し暑くて何もする気がおきません。時々日が差しても暑すぎて、却って過ごし難い天気です。
そんななか、ラズベリーのジョーン・スクワイアがぼちぼち熟し始めています。今年の実は、カタログどおりの長果がほとんどを占めています。去年のは丸実ばかりだったので、今年のが本領発揮のようです。味も、去年より上だと思います。

Joan Squireは、この品種の作出者(Dr Derek Jennings)の奥さんの旧姓を使った命名だそうです。後続の品種にはJoan J ("J"は"Jennings"から?)や、Joan Irene(ジョーン・アイリーン) (Ireneは奥さんのミドルネーム)、孫娘の名前で命名したTerri-Louise(テリ=ルイーズ) などがあるので、そのうち日本でも紹介されるのでしょうか。

Joan Squire

ジョーン・スクワイアの実の大きさは、今年は満足な水準です。去年、地元園芸店で買った名無しのラズベリー(「サマーフェスティバル」かも?)と比べると、JSの方が一回り大きいです。味は、それぞれに美味しいです。

Joan Squire (left), & Summer Festival? (right)



クワ(左が西洋クワ、右が東洋クワ)は、毎日熟していますが、梅雨の真っただ中なので味が薄くて利用していません。ムクドリのつがいが根気よく通ってきて食べていきます。今日、写真を撮るために収穫したのも、庭に出しておけばムクドリが平らげてくれるはずです。となると、梅雨の影響を受けずに美味しい実がなるラズベリーは貴重な存在と思えてきました。

Mulberries: European (left), & Oriental (right)

 
去年の10月1日に、フェイジョアのニキタの挿し木をしました。半年以上たってやっと芽吹いてきたところです。枝のどの部分が発根しやすいか実験するために、1本の枝を3つに切って挿しました。現在芽吹いているのは、元の枝の先端近くの部分です。
 
フェイジョアの挿し木で成功したことがないので、実際には赤玉の中でどのような状況なのか、全然検討もつきません。新芽が展開して5センチ位に伸びたら、土から出してみようと思っています。
 
Feijoa: Nikita cuttings
 栄養をムダにしないために、このあとハサミで蕾を除去しました。



この時期、毎年庭に顔を出す雑草です。花の大きさはニワゼキショウの数分の1と小さいものですが、大変気に入っていて草むしりのときも一緒にむしらないよう気をつけています。

2015年6月9日火曜日

斑入りグアバ開花  Guava variegata flower

昨日の午後時点で、開花まであと2日、と思っていた蕾が「恵みの雨」のせいか、今朝もう咲いていました。これでは雨で花粉が流れたかも。

弱弱しい苗なので、本来なら今年も幼果のうちに取ってしまうのが良いはずですが、今年は成るなら成らせて収穫までいきたいです。実の種を採取して実生苗をつくり、どちらが丈夫か比較するためです。また、実生苗でも親木のような甘くて美味しい実ができるかについても実験したいです。