2014年8月27日水曜日

タイガが見つけた命  Taiga finds a kitten!

昨日、夕方の雨の中、城北公園の「教習所跡」でタイガをノーリードで走らせていたところ、突然何かをくわえて嬉しそうに振り回し始めたので、またブタさんのピーピーボールでも見つけたのかと思い取り上げました。それが、柔らかいゴム製のおもちゃではなく、何かの動物のようでした。ハンカチでくるんで、雨でよじれた毛を拭くと、どうやら生まれて数日のネコの赤ちゃんのようでした。手の平の中で全く動かないし声も出さないけど、死んではいないようなので、とにかく暖と乾燥が必要と思い、ハンカチにくるんだままポシェットに入れて家に向かいました。(この草地はもっぱら犬の散歩に利用され、雨さえ降らなければ朝から夕方まで常時、犬がいるので、ネコが入り込むのを見たことがありません。よって、遺棄されたのだと思います。他にも居るかと背の高い草むらを歩いてみたものの、タイガが見つけた子が動けず声も出せずの状態だったので、もしかしたらまだ居たかもしれませんが、後で獣医さんから聞いた感想では、居たとしても雨による低体温で死んでいる可能性が高い、とのことでした。)

途中、猫を沢山飼っていらっしゃる、通称「角の家」に寄って、授乳中の母ネコがいるか尋ねましたが、いないとのこと。それよりも、まず獣医さんに見せたほうが良い、とアドバイスされ、財布もなしのままでタイガがお世話になっているどうぶつ病院へチャリを走らせました。

角の家の奥さんが電話してくれていたので、説明不要で診察。先生の見立てでは、「数時間前に産まれたばかりの、とても生命力の強い子!」とのことでした。また、タイガが振り回していたにも関わらず、傷ひとつ無いそうです。体重は110gと小さいのですが、草むらで発見したときとは違い、ミャーミャーとさかんに鳴き始めたので、先生がミルクの飲ませ方をデモしてくれました。ミルクを飲ませながら、母ネコのように排泄を促してオシリを拭く、を交互にします。今は一回で1ccしか飲めないので、これを15分おきにやるそうです! 妊娠・出産経験のない私が夜泣きに応えて授乳・排泄を世話するなんて想像すると、気が遠くなりそうでした。ただし、一回に5ccくらい飲めるようになれば、3時間おきでよいということです。3時間なら、生後20日くらいのセキセイインコの挿し餌と同じなので少しは楽になります。

とりあえず栄養強化のミルクを出してもらい、授乳用に針のない注射器3本をお借りしました。さらに、ちょうど良いタイミングなので、タイガの混合ワクチンも打ってもらいました。

どうぶつ病院は城北公園の近くなので、帰りしな、毎晩公園で地域猫にエサやりしている友人2人にも見てもらい、世話のアドバイスを受けました。

角の家では3人に、どうぶつ病院でも3人、さらに、エサやりの友人2人からも、タイガはその都度「偉いねー♪」と褒められ有頂天になっていましたが、これからの責任の重さを考えると私の心は沈むばかりでした。タイガは、別に、善行が目的でくわえていたわけではないのですが。。。。。

帰宅して温めると、短時間のうちに成長したかのようにサイズアップしていました。毛が乾いたので、体が少しだけ大きく見えるようです。


急きょ、Youtube の動画機能を学んでアップロードしてみました↓
 


今朝になって衣装箱のフタを開けてみると、爆睡中でした。昨夜は1リットルのペットボトルにお湯を入れ、タオル2枚を巻いてユタンポにして寝かせたら、夜中に見ると母ネコの背中にまたがるように横断的に腹ばいになっていましたが、今朝はこの状態でした。


ということで
里親様募集中
です。
 
ご関心のある方
までご連絡ください。


タイガは猫を見るとコーフンして、猟犬まるだしになり、自転車引きの私をひっぱり倒してでも猫を追いかけようとします。また、うちにはセキセイインコ2羽がいるので、猫は天敵の立場になります。

今後の予定としては、ひとり餌になるまで私が育て、その間ご近所や朝夕の犬散歩の飼い主さんたちにあたってみます。それまでに要した費用は一切、請求いたしません。どうしても見つからなければ、富山県に住む姉に頼み込む予定です。子供のときから、姉は猫派、私は犬派とはっきり分かれていました。姉のところでは3年ほど前に、20年間飼っていた2匹の猫が死んで、去年の春に2匹の子猫を引き取ったところです。

2014年8月16日土曜日

白柴ニコちゃんと  Niko-chan, the White Shiba

タイガが子犬のときから遊んでもらっている、白柴のニコちゃんと久しぶりに会えました。飼い主さんが動画を撮ってくださったのでUPします。ニコちゃんのお父さん、有難うございました!

映像は、2頭が散々追いかけっこして疲れたあと、それでもタイガがしつこく寄っていくので、ニコちゃんが口をパクパクしてタイガの相手をしてくれています。その様子がまるで獅子舞の口のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=OY6MMVNXEFM

お昼の散歩  At the nearby park

お昼ご飯前の散歩で、家から徒歩2分ほどのところにある小さな公園へ行きました。ここは毎年4月に狂犬病予防接種の会場として使われるので便利です。

また、小学校がお休みの間は、公園の脇(写真では右側)を水が流れるようになっていて、写真の手前の岩が円を書いている部分が、流れてきた水の溜まり場のようになっています。


水が流れてくる元へ向かって歩くと、タイガにはちょうど良い足洗いになります。今日は曇ですが、炎天下の散歩はタイガの肉球が焼肉になりそうで、ここまで来て冷やしています。

草やぶの臭いに興味津々。
 

水は上の公園から流れ落ちているので、上がってみます。

ここが源で、天気の良い日には保育園児がよく遊んでいます。

タイガは甲斐犬なので、岩や低い塀を見ると直ぐに上りたがります。

満足?

さあ、帰ろう。(顔が何か変ですが。)
 

お昼ご飯よりもここに残りたいのか、小さな抵抗。明日また来るからね。

2014年8月12日火曜日

ロードス  Rhodes

ロードスが熟し始めました。実の外見はぱっとしませんが、見かけが悪いほど完熟なので気にしません。


冷蔵庫で冷やして食べると最高に甘いです。バナーネの秋果のように、ジャリジャリっぽい舌触りで、刺すような甘さも似ています。

15cm苗を買ってから9号鉢菊鉢で管理していますが、1年で豊産性を発揮しているので、これからも2、3年の短い周期で苗を更新しながら鉢で管理していけば、樹勢の強い品種ですがいつまでも主力になると思います。

2014年8月11日月曜日

斑入りグアバの幼果  Guava Varietaga

7月中旬に開花した斑入りグアバは3個の幼果が着いていたのですが、昨日の暴風雨で2個になってしまいました。現在、大きい方の実で、横幅が1cm超。苗がヒョロイのでどこまで行けることやら。
Guava Variegata


ブラジルグアバ:
こちらは、去年の9月に剪定枝を庭挿ししたときの写真です。

そのうち、鉢上げ屋内越冬させた2本が、今ではこんな↓に大きくなりました。今年の春の予定では、この8号鉢で今度の冬を越すつもりでしたが、あまりにも成長が良いので9号へと鉢増しすることにしました。主幹は、地上数センチのところで、4年前の8月にブラジルグアバの元の苗を購入したときの3倍くらいあるので、勢いが全然違います。なお、親苗の方はいつまでたってもひ弱いので処分済み。

鉢から出してみたら、根っこがギチギチでした。枝を選定してから9号菊鉢に植え替えしました。
手前の青い鉢の苗は、今年の4月末に届いた「赤肉グアバ」の苗が、上にも横にもビュンビュン伸びるので、上3分の1を詰めるように、6月に取り木をかけておいたものです。昨日の暴風で取り木の真下の部分がグニャッと屈折していたので、切り離し、蒸散を防ぐためにV字型に伸びていた枝を切り詰めました。2ヶ月足らずのうちに根っこが出ていました。


こちら↓は、6月7日に、最初の4個が発芽していた実生ルビースプリームです。ただし、今後は単に「種から育てたグアバ」と呼ぶことにしました。実生である以上、どれだけ親の性質を発揮できるか分からないからです。現在、大きいものは15cmを超えていて、どの苗もとても綺麗な葉っぱをしています。


 剪定したブラジルグアバと赤肉グアバの葉っぱは、一枚一枚ていねいに水洗いして乾燥させ、グアバ茶にします。今日は晴天なので、ベランダで日干しです。

2014年8月10日日曜日

早起き犬 Early Riser

今年の春以来、タイガは朝5時起きの習慣を身につけてしまいました。私は超低血圧のドラキュラ人間(コテコテの夜型)なので、タイガを迎えるまでは朝の5時なんて、最も眠い時間帯でした。それが、犬の早朝散歩で習慣付くと、城北公園で朝の5時45分と6時15分から始まるラジオ体操が日課として定着してしまいました。なので、とても健康な生活をしています。

今朝は台風の影響で雨が断続的に降っていたので、5時45分のラジオ体操も、音楽が流れ始めて途中で中止になってしまいました。早々に帰宅してテレビを見ながら朝ごはんを済ませた後は、タイガの目がトローンとしてきます。猫のように、一日のほとんどを寝ています。昼間寝て過ごす分、夜は番犬をするのかと思いきや、リビングのテレビの前で爆睡し、寝る前のトイレ散歩から帰ると寝室へ上がって来てまた寝ます。

 そろそろ、朝ごはんの効果で眠くなるー。。。。。


「朝早くから起こしやがってぇーっ」と思い、私が新聞を読む2階の小鳥の部屋へ連行しても、勝手に隣の寝室へ行って、また爆睡。それはいいのですが、せめて私が汗水たらして日曜大工したスノコ入りのケージを利用してほしい。夏は暑かろうと、毛布を取り除いてからは、絶対に入ろうとしません。毛布無しの方が、床で寝るよりも通気性があって良いはずなのに。私の頭の中で描いたシナリオは、空いたガラス戸から入ってくる冷たい空気がスノコの下までくると、寝そべっているタイガの体温で軽くなった部分の空気が上へ移動し、スノコ下の冷たい空気がタイガの腹部へと吸い上げられる、というものでした。ダメかしら。。。。。

この角度から撮ると実際よりも太って見えます。本当はもう少しスリムです。

トリプルクラウン・アイス Blackberry Ice Cream

ブラックベリーのトリプルクラウンは、今年は地植えでの収穫なので、さすがに沢山採れています。
最初の頃は量が少なかったので、毎日ポリフェノールのサプリメントのように食べていましたが、ピークの今はそれでは追いつきません。なので、ブレンダーで砂糖と一緒にドロドロのピュレーにして、これを冷蔵保存しながら、ヨーグルトや冷たい牛乳に混ぜて飲んでいます。犬を飼い始めてからは、うちの小さな冷凍室はお肉や骨でいっぱいなので、冬の為にブラックベリーを保存なんてスペースはありません。ジャムとしての利用に関しては、スモモなどで沢山作り過ぎて、空き瓶が無くなりました。よって、残念ですが今のうちに消費です。

今回は、ヨーグルトアイスにしました。卵黄でカスタードを作るとき、クリームまたは牛乳を沸騰近くまで加熱しなければならないので、これにはほんの少しの牛乳を使いましたが、ほとんどはヨーグルトです。一晩、冷凍庫で固めて、今朝、味見しました。生クリームを使っていないので、ジェラートっぽいあっさり感がありますが、ベリーの強烈な味とヨーグルトの風味が競争していて美味しいです。同時に、非常にインパクトの強いアイスです。また、種に関しては、ブレンダーで粉々になっているので、アイスとして食べる分には気になりません。


Blackberry: Triple Crown



ラズベリーのジョーン・スクワイアは、去年から越冬した針金のようなケイン2本でも、5月~6月にかけて次々と花房が出てきたので、結構長い収穫を楽しませてくれました。その収穫が終わった後、去年からのケインは除去して、今年の春に勢いよく伸び出したケインを地上80cm位のところで剪定したら、その先々から分岐して大暴れしています。
Raspberry: Joan Squire

ジョーン・スクワイアは2季成りなので、いま秋果の花が咲いています。 花びらがほとんど無いので、白いガクが開いたら気づきます。

こちらは既に開花後で、9月には色づくでしょう。これだけ枝の分岐があると、11月頃まで収穫できるかもしれません。ラズべりージャムは大好きなので、沢山採れたら加工保存します。

2014年7月28日月曜日

タイガの異父兄弟、誕生  Taiga's Mom gives birth to pups!

タイガの母犬である『妃備真紅』が、7月20日に出産しました。父犬は『神流の天真』で、甲斐犬愛護会第127回展覧会総合優勝犬です。天真とタイガの祖父犬は同じで、『甲斐黒信』(第117回展覧会総合優勝犬)です。

タイガが産まれたときの組み合わせ(父犬=榛名の英心)以外、相手はいつも天真です。過去に生まれた子たちはどれも不思議なくらい、父親の天真そっくりの顔に育っています。
詳しくは、藤神犬舎さんのサイトをご覧ください。

http://kaiken.fuji-kami.com/



Taiga's mother, Shinko, gave birth to a litter of 5 puppies on 20th July 2014 - 2 girls and 3 boys.  Their father is Tenshin, the Grand Champion of 127th Kaiken Aigokai Dog Show.  Apart from the one time when Taiga and her siblings were conceived, the sire has always been Tenshin.  Tenshin and Taiga share the same grandfather, Kokushin, the Grand Champion of 117th Kaiken Aigokai Dog Show.


Sire:   Tenshin, Grand Champion of 127th Kaiken Aigokai Dog show,
                           owned by Fujikami Kennel
Dam:  Shinko, owned by Saito Kennel


Shown below are the photos of the current litter.  If you are interested in any of the pups below, you could contact Fujikami Kennel (if the message is in English or French, I will translate) at:

http://kaiken.fuji-kami.com/


Alternatively, you could send me an e-mail at:
suifuyo@power.odn.ne.jp


You may wonder why the contact point is Fujikami Kennel, and not Saito Kennel where the dam belongs.  This is because the owner of Saito Kennel is not conversant with internet and, therefore, the owner of Fujikami Kennel acts as the go-between, as indeed he did for me when I got Taiga.  However, rest assured that he takes no commissions for acting as a go-between.  They have a select group of fellow breeders: among them, they co-operate with each other for paring and they do not take margins for introduction.  Among these friends, puppies are priced accoding to who the sire is, and not by the colour of the brindle of the puppy.  When I made a reservation for Taiga, I was pleasantly surprised by this method, because Kai ken breeders usually charge more for red brindles as opposed to brown or black brindles, simply because red brindles are rare.  Monetary consideration is a delicate aspect and people do not like to talk about it openly, but I wanted to clear up the matter.  There, I have done it!

As to exporting, they have shipped puppies abroad in the past through the friendly service of a breer in Chiba Prefecture without any problem. 
 
 
牝  (Female - 1)


牝  (Female - 2)


牡 (Male - 1)


牡 (Male - 2)


牡 (Male - 3)



This is the Dad, Tenshin



Mom, Shinko


2014年7月20日日曜日

ビオレッタ  Violetta

去年の秋にビオレッタ苗を更新したとき、挿し木を地植えにしておきました。以前はポポーのウェルズが植わっていた場所で、イチジクにとっては日当たりが十分でないのか、木の大きさの割には実の数が少ないです。

ビオレッタを地植えで管理して数年の姉の話では、「どこが矮性よ?」というくらい大きな木になっているそうで、うちの苗は今年は木の成長を優先させているのかもしれません。ビュンビュン枝が徒長しています。

Fig:  Violetta

夏果が1個だけ色づいてきました。

収穫してみると、ちょうど良い具合でとても美味しかったです。先日食べたロードスの夏果とは違い、刺すような甘さではないけれど、とても旨い実でした。トリプルクラウンも美味しいです。

Violetta & Triple Crown


最近、ビオレッタらしきものが鉢の下から生えてきました。

鉢を動かしてみると、去年まで10号鉢で育てていた先代のビオレッタの主幹のようです。苗を処分した後、園芸資材として再利用するために、30cmほどの長さに切って冬の間、乾燥させておいたものです。太い木の枝を鉢の底に敷くことで、鉢の中の根が地面に降りてこないようにすると同時に、灌水の後の排水を良くするためのものです。今年の4月から使いはじめたのですが、梅雨の水分で生き返って発根したのでしょう。イチジクの生命力の強さに納得です。