2020年5月16日土曜日

ニオイエビネ Calanthe new plants

昨日の夕方、ニオイエビネの苗が届きました。写真では向こう側の青い鉢に植えた苗が注文したもの。手前の小さいのはオマケで付けていただいた苗です。天気予報では今日は雨なので、昨夜のうちに玄関前の明かりを頼りに植え付けました。


Plants arrived last night and put in pots immediately.
The little plant was enclosed as a complimentary one.
These are Calanthe with fragrance, which is very rare.

注文した苗は花が終わったところなので、ニオイエビネにしては格安で買えました(ニオイエビネはとにかく高価)。
今年開花した成木なので、来年こんな↓ 花が咲くはずです。
The flower has just finished (that's why I could afford the plant),
but I should be able to enjoy this next year.
綾紫」という品種名で、花は良い香りがするそう


一晩たって今朝見たら元気そうな表情で安心しました。届いた箱を開けたとたんショックを受けたので。ヤマト運輸が転がしながら運んだのかい!と叫びたいほど土がこぼれていたのです。苗を育てた園が発送にあたり、少々のことでは土がこぼれないよう、ダンボール紙を鉢と苗に合わせて切って株元を塞いでくれていたにも関わらず、半分くらいの土がこぼれ出て根っこが一部露出しているのを見たときはかなり憤慨しました。


苗を注文して直ぐにネット上で用土の作り方を勉強しておいたので、直ぐに植えつけが済みました。去年から育てているキエビネは丈夫なので地植えにしていますが、高価なニオイエビネとなると鉢植えで丁寧に世話します。

まずは本命の苗。全てネット上で得た情報ですが、バルブが一部顔を出すように浅植え。株分けするときはこの苗のように、古いバルブ1個に対して新しいバルブ2個以上を着けて分けるそうです。花が終わって花茎が除去された古いバルブの葉っぱに対し、来年の花芽を着ける準備中の新しいバルブの葉っぱは太っています。古いバルブは長いもので数年間生き残るので、数個のバルブが連なったエビのような様子から「エビネ」とう名前が来るそうです。
The larger plant: two new bulbs to flower next year


こちらはオマケ苗。この状態から開花まで2、3年かかるそうです。札落ちした苗なのでどんな花が咲くか分からないとのことですが、却って夢があります。
The little one: the grower tells me that its tag was lost and variety not known.
I should be able to enjoy the flowers in 2-3 years.

2020年5月15日金曜日

ルビービューティーの幼果 Raspberry young fruits

ラズベリーのルビービューティーの幼果が順調に育っています。早いものは今月末には熟しそうな勢いです。
Raspberry: Ruby Beauty ('Shortcake' in the US)
去年の夏に伸び出して来た5本のシュートに今年の花・実が着きます。下のほうに来年用のシュートが次々出てきて密集していますが、その密集した状態の上に向かって去年のシュートが伸び続けて、新たな蕾のかたまりが形成されるという育ち方です。なので、今出ている幼果を収穫してもそれで今年が終わるわけではなく、充実した株の場合、夏を通して収穫できるようです。
株の根本はギチギチなので、今度の冬には2つに株分けする予定です。パテント品種ですが、門外不出の自家消費なら問題ないはずです。
Vigorous grower - I may have to divide it into 2 pots this winter.


ブラックベリーのトリプルクラウンは、以前は家の横の塀に這わせていましたが、去年の秋に道路に面した場所に移しました。元々車の出入り用のジャバラが、今ではトリクラ用の塀になっています。
Blackberry: Triple Crown

他の果樹の近くに引っ越してきて以来、土の肥料はたっぷりあるし毎日潅水してもらえるしで、ビュンビュン育っています。
I moved the plant last autumn from the north side of the house to the east side.
The plant is already recovering and multiplying.
 蕾が出始めています。

2020年5月14日木曜日

ナツメが遂に芽吹き Jujube plant budding at last

去年の夏に業者に依頼して輸入した新疆和田玉棗の苗が、今日やっと芽吹き始めました。まだ20cm位しかないチビ苗で、今年ぜひ体を大きくさせたい苗です。しかも高いところで接いであるので、本体の長さは実質的に穂木の部分の3-4cmしかありません。左右に伸びているのは、普通は冬には付け根からもげてしまう羽状複葉のようなものが落ちずに越冬しただけです。今年、恒常的な枝が出たらそれを主幹に見立てて樹形を作っていこうと思います。
Hetian Jujube from Xinjiang, just starting to bud



去年の秋に届いた早脆王も3日前に動き始めたばかりです。こちらは配達時に毛根が無い状態だったので、つい最近まで生きているのか枯れたのか怪しい状態でした。まだまだ安心できません。
Zao Chui Wang Zhao - early ripening variety



こちらはスーパージャイアント大雪棗)。最初に届いた苗は枯れ苗だったので、その次の年に替わりの苗として送られてきたものです。2年目以降はすでに根っこが充実しているので、芽吹きも早いです。ただ、この苗の場合、なかなか蕾が出ない。今年は栽培3年目ですが、まともに蕾の出ている葉は3枚だけ。他に何枚か、葉の先端に1、2個の蕾がついているものがありますが、咲いても結実するようなレベルではありません。
Super Giant - with very few flower buds



こちらは新疆ナツメ王。新疆には有名な品種が複数あるので厳密にはどの品種なのか日本の業者の表記では分かりません。カタログ写真では哈密(ハミ)棗に見えます。ちなみにハミ棗も和田玉も、中国全土を対象に毎年行われるナツメの品評会で「棗王」に輝いた実績があるようです。


去年は地植えにした初年度だったので結実はありませんでしたが、今年は期待しています。2年前に10号鉢で50個ほど生ったときの実は決して大粒ではなかったので、地植えの効果を知りたいところです。植えるとき、Youtube で見られる新疆の広大な農場の真似をして盛り土にしましたが、どんな根拠なのか知りません。
Xinjiang jujube (probably Hami)
 今年はまともな蕾がついています。
Flower buds growing nicely



玄関まえの小スペースに、去年の夏に1苗ためしに植えた青紫花のコンボルブルス・サバティウス。耐寒性は「中」という表示でしたが、東京の冬は楽勝のようです。
Convolvulus sabatius
 小さなアサガオの花のように見えますが、それもそのはずヒルガオ科セイヨウヒルガオ属だそうです。コンボルブルスは世界に200種ほど存在するそうですが、この苗のようにツル性のものは開花期が長いそうです。でも、ヒルガオ科ということは恐ろしい繁殖力があるはずで、サギゴケが駆逐されないように気をつけなければ。