去年の秋に、ラズベリーのジョーン・スクワイアとサマーフェスティバル、およびブラックベリーのトリプルクラウンで、実験のため地上30cm未満で全てのケインを切り詰めました。去年はどの品種も暴れすぎて、特に地植えのジョーン・スクワイアとトリプルクラウンは、途中で切り詰めても周りの果樹に覆いかぶさるほどケインが伸びたからです。普通、冬越し中のケインに冬芽が出て、それが春に展開すると蕾が出るので、ケイン無しの状態で越冬した株は、一季成り品種なら蕾がゼロ、二季成り品種は夏果の蕾が着かない覚悟をしていました。結果は、今年もそこそこ収穫できそうだということです。
ジョーン・スクワイアは幼果が育っています。この品種は夏にかけて後から続々と蕾を持ったケインが上がってくるので、まだまだ花は咲きます。
Raspberry: Joan Squire
二季成りラズはともかく、一季成りの
トリプルクラウンは今年は全く蕾が出ないだろうと思っていましたが、最近になって出始めています。この品種は葉っぱが巨大なので、株の周りは完全に日陰になってしまいます。
Blackberry: Triple Crown
冬芽なしからのスタートなので、開花も遅れています。
苗を買ったときラベル無しだったラズベリーのサマーフェスティバル(?)は、30cm以内に切り詰めたケインから春に出た芽に花が咲いた他、9号菊鉢の表面を覆い尽くすようにサッカーが出てきました。
Raspberry: Summer Festival
熟し始めた実もあります。
去年、唯一伐採を逃れた
ジャンボブラックベリーは、フェンスに這わせたケインが5mくらいになっています。家の北側で西日しか当たらないので、花数も少ない。最近出てきた太いケインは、家の前に持ってきて、来年は日当たり良好にする予定です。
Blackberry: Jumbo
花がほとんど終わっているので、トリプルクラウンの前に収穫できそうです。