2013年6月1日土曜日

トリプルクラウン開花  blackberry: Triple Crown

去年の12月に購入したトリプルクラウンが昨日から咲き始めました。蕾の出るのが遅いような気がしましたが、最初の半年は苗が根を張ることを優先させているからでしょうか。配達されていたときの長く伸びたツルの先々にまで蕾が出ています。

現在、10号ロングスリットに植えてありますが、非常に樹勢が強いので、地植えでの管理が理想的だと思います。

今年の春に出たツル(primocane)に来年花が咲くのですが、左2本と右端の1本がそれに当たります。ツルが出始めた当初は赤くて、シャクヤクの芽にそっくりでした。



6月5日現在
 

2013年5月31日金曜日

カラマンシー  Calamansi

地元JAでこの↓ ラベルを見たとき、「四季成り金柑」というものがあるのかといぶかりましたが、出荷されている苗のうち1本に着いていた実から判断して、一般に「シキカン」や「チャイナリトルレモン」などという名で出回っている柑橘のようでした。暖地で栽培すると、ほとんど通年で実を利用できるそうなので、通販ではなく実店舗で苗を見たら買うかもしれないと思っていたものです。既に幼果が沢山着いているので、山椒の葉が美味しくなくなる夏頃から魚料理に活用できそうです。


あらためて効能について調べてみると、ビタミンCはシークワーサーの数倍、またクエン酸を多く含み、果皮がオレンジ色に熟して甘くなっても果肉は酸っぱいままなので、ライムやカボスと同じように使ったり、またジュースやマーマレード、甘露煮などにしても美味しいそうです。クエン酸は、梅やスモモ類にも含まれていますが、基礎代謝を高めるため、脂肪燃焼に役立ち、ひいてはスリム効果もある(本当かな?)そうです。

そうと聞いたら、10号ロングスリットをふるまって、大きく育てようということになりました。

2013年5月26日日曜日

ベルガモットに幼果 Bergamot

梅雨に向けて柑橘類の風通しを良くしようと剪定していたら、ベルガモットに幼果が1個だけ着いているのを発見しました。4月に蕾がないか探したときは見つからなかったので、今年も初開花はダメかと諦めていましたが、1個だけ咲いて自家受粉していたようです。ベランダで風通しの悪い場所に鉢を置いてあるので、葉の裏にダニが着き始めているようです。
Bergamot

ポンデローザはやっと開花が終わり、幼果に優劣がついてきたので、勢いの良いものだけを残して他は摘果しました。
Ponderosa
before
after

before
after

2013年5月25日土曜日

ポポーの幼果 Paw Paw young fruits

NC1は、一番年数が浅いですが、2、3年前から急激に伸び始めて、今はひょろりと2.5m超になってしまいました。葉っぱが巨大で、最終的には40cm位の長さになります。たぶん、木は巨木になる品種なのでは。
NC1

葉が大きい割には、実は今のところ小さくて寸詰まりの形をしています。
NC1

 ウェルズは、ここ2,3年、樹高の伸びがほとんどストップしていて、今も2m位です。その代わり多果性で、狭いスペースでは有難い品種です。
 Wells

 ポポーは夏になっても生理落果があるので、上と下の写真に写っているような、小さい方の実は、そのうち落ちる運命にあります。
 Wells


下の写真は、去年の春に、プロリフィックの枝をウェルズに寄せ接ぎしたものです。11月に切り離した後、無事に越冬したようで、葉っぱが元気に展開しています。プロリフィック本体の方は、10号ロングスリットで7年くらい管理していましたが、今年の春には衰弱して枯れてしまいました。ポポーは移植を嫌うので、鉢植えで根っこを整理して植え直すのは困難なため、高接ぎで種の保存です。
Prolific

皐月ツツジ品評会 Satsuki azaleas exhibition

地元JAで、毎年この時期に皐月ツツジの品評会があります。


一部の作品は販売用として並べられています。どれも見事なのですが、プロの目からすると意味ある差があるらしく、写真↓手前の棚のは、びっくりするくらい安いです。


奥へ進むと受賞作品が並んでいます。


緑色の花は、どうも花に見えないですが、選抜してここまで来たのでしょう。

絞りバラ咲きの苗。

私が最も惹かれたのはこの作品↓でした。お値段も立派で37,000円也。これの数分の1バージョンの苗がお手頃価格でありましたが、やはり盆栽仕立ての松の木のような樹姿なので、果樹園芸で主幹型しかできない私には、とても管理できません。
綺麗な菊咲きです。

樹高が1m以上あり、花柄も巨大なので、近くで見ると圧倒される大きさです。

特賞は、この作品でした。花の大きさは、直径10cm位ありました。

栽培者のお一人です。
 
5月26日
買ってしまいました。
 
昨日見た菊咲きの作品に未練タラタラで、今日も品評会を見に言ったら、販売用の苗として新たに株立ちのものが出ていました。これなら、盆栽の知識なしでも、ただ株立ちで維持していけば良いので私でも管理できます。これは、「はなびん」という名で2007年に発表された、比較的新しい品種だそうです。
さっそく水やりをして玄関先に置いてみると、すっかり馴染んでしまいました。

2013年5月23日木曜日

西洋クワ  European Mulberry

西洋クワの実が1個だけ色づいてきました。樹高は、苗が配達されたときは30cm弱でしたが、今は40cm位になりました。小苗に実を着けさせているので、成長がゆっくりなのでしょう。でも、桑はイチジク同様、ビュンビュン伸びるので、樹勢を抑えながら育てる予定です。


生理落果が1個もなく、根本の複合芽の実も未だに健在です。これなら、豊産性のある品種で間違いないでしょう。

最近、2階の東洋クワが野鳥に「発見」されてしまったので、早めの収穫です。味は、酸味が少なくて多少ボケた感じですが甘いです。東洋クワの方も第1果は大したことなかったのが、最近の収穫のは濃厚な味で、文句なしの美味しい実です。ただし、糖度そのものは、いずれの品種もカタログの15 ‐18度レベルでは決してないと思います。
                    東洋クワ                         西洋クワ











 
5月30日
西洋クワが熟し始めたので収穫しました。今回はちゃんと酸味もあって美味しいです。
ちなみに、東洋クワの方は、収穫の中盤以降は濃厚な風味になって、甘味と酸味のバランスが素晴らしいです。
 
 

2013年5月20日月曜日

ニキタ開花  feijoa: Nikita

去年の5月25日に届いたフェイジョアのニキタが1年で開花に至りました。樹高25cm位でスタートして、まだ1m弱ですが、苗全体に蕾が着いています。苗の販売元では「晩成」となっていましたが、やはり海外サイトの「早生」の方が正しいようです。元からあるアポロの方は、まだまだ蕾が小さいので、オシベが熟し次第、花をむしって冷凍庫で保存しないことには、今年はフェイジョアの収穫なしになってしまいそうです。

Nikita
(developed by Nikita Botanical Garden, Yalta)

今朝から咲き始めたばかりなので随分と赤い花で、花弁は、マンモスやアポロのよりもかなり小さいです。


 


5月22日現在
 

2013年5月19日日曜日

ブドウ山椒 Japanese pepper

冬に注文していたブドウ山椒の苗が届きました。箱を開けたとたん、葉っぱの何とも言えない良い香りがしました。

箱から出して枝を伸ばしてみたら、新梢が伸びた部分も含めて1m超えのヒョロッとした樹姿です。梱包直前に、根っこを洗い、用土でサンドイッチしてビニポットに入れてあったようなので、根っこが一時的に機能せず、枝がしおれ気味になっていました。半日陰で2,3日、たっぷり水やりすれば直ぐに回復するでしょう。

写真↓左は先日買った「朝倉サンショウ」、右は「ブドウサンショウ」です。山椒の本命の方の鉢が小さくなってしまいましたが、今度の落葉期に地植えにするまでガマンしてもらいます。どこかのサイトで読んだのですが、ブドウサンショウは地植えでないと、あの沢山の実が着かないそうです。

ちなみに、香りの違いがあるのか比較するために、葉っぱをむしってクシャクシャにしてみました。大いに異なる香りでした!例えるなら、朝倉の香りはローリエのようなドライな香りで、ブドウの方はバジルのようなふんわりした香りです。私はサンショウの葉を、ちらし寿司や押し寿司に活用するので、香りの違いも楽しみながら使えそうです。

土を買いに地元の園芸店へ行ったら、ツツジの鉢植えが入荷し始めていました。もうすぐ品評会の季節です。

絞りのものや

バラ咲きのものもあります。

ネットで見たことがある「コーカサスマツムシソウ」も入荷していました。園芸種のアザミのように大きくて、地上部は50cm近くあります。花は、テンニンギクほどの大輪で、とても存在感があります。こんな立派な苗がこの値段なら、かなり心が惹かれますが、「コーカサス」原産だと東京の夏はムリなんじゃないかと思い、購入を諦めました。
Scabiosa caucasica,   'Perfecta' (?)

そこで、実際に買ったのは、このブーゲンビリアです。定番カラーで、実物は極めて鮮やかな蛍光色です。
ブーゲンビリアなんて、今更、な感じですが、この苗は木立性として品種改良されたものらしいです。大きく育ったら、この色で暑い夏をさらに熱く演出です。

こちらは、帰宅途中の駐車場わきに生えていた野良ヒルガオです。濃いピンクで、私は雑草でも綺麗な花なら育てたいので、種が成ったら採取する予定です。

2013年5月18日土曜日

夕紅の開花 persimmon: Yubeni blossoms

今年初めて花が着いた夕紅が満開です。と言っても、花の数は10個しかありませんが。
現在、開花しているものを近くで見ると、カタログの品種特性のとおり、どれも雌花で、子房が覗いています。この品種の他の特性である、『単為結果性が有り、かつ実止まりがよく、種がほとんど入らない』というのが本当なら、このまま何個か収穫まで行けるはずです。食味は富有とほぼ同じで、糖度が若干こちらの方が高いそうです。秋が楽しみです。