ラベル リンゴ (Apples) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル リンゴ (Apples) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年6月1日木曜日

ベリーなど Berries etc

 ラズのルビービューティに続いてローガンベリーのワイマテも熟し始めました。タイガにお供え。タイガを最後に洗ったのは手術の前で、まだ2週間は経っていないのに、雨のせいか獣臭がきつくなっていたので昨日の雨の合間にシャンプーしました。換毛期真っ最中なので、もう、毛が抜ける抜ける。写真は、不要なものを脱ぎ捨ててちょっとだけスリムに見えるタイガです。

Taiga is in the middle of moulting.  It has been less than 2 weeks since the last shampoo but she was already smelling like a wild beast.  So I washed her yesterday and, since then, she has not stopped shedding profusely.



左がワイマテ、右はルビービューティ。ワイマテは多少早めの収穫でも、室内に2,3時間置いておくだけで急激に追熟して真っ黒になります。ラズと同様、貯蔵性ゼロの果物。
ルビービューティに関しては、数年前に買ったものと現在ある株は本当に同じ品種か、と思うほど今の株の実は美味しい。甘味が強く、香もある。しかも種が柔らかい。最初の株は木酢液を掛けすぎで枯らしてしまいましたが、ずっとあの株だとこの品種がこんなに美味しいとは知らずにいたかも。トゲなし、矮性、丈夫。直径30cm鉢でも立派な株になる。しかも観賞価値あり(’ornamental’ は「観賞用」ではない)。
Waimate loganberry (left) has started to ripen.  Even if I pick the berries a little too early, they will ripen off the tree in the room temperature within a few hours.  Ruby Beauty raspberry (right) is producing very delicious fruits - they are sweet with some aroma.


去年の夏にシンクイムシによってボロボロにされた紅玉に3個の実がついています。木自体はボロボロのままなので、葉っぱが小さい。対して、今年の春に届いた紅の夢とグラニースミスは順調で、巨大な葉っぱを展開しています。スピンドルの樹形にするために現在、訓練中。
This Kogyoku apple tree nearly died last year having been ravaged by stem borers.  The damage is permanent and the leaves are very small.  I am hoping to graft some scions onto the new apple trees I got this spring, once the winter starts.




2023年4月6日木曜日

朝散歩 Morning Walk

 今日の東京の最高気温は23℃もあったそうですが、雨あがりということもあって朝から生ぬるい暖かさでした。公園は新緑が綺麗です。

It rained through the night but, by the time we set out for the park, the sun was out.  The air was humid and warm like an early summer day.  The deciduous trees are getting greener with every rain.



タイガも楽しそう。
Taita enjoying the walk.
さっそく目当てのサラダバー。
She heads for the salad bar.

タイガにはこの美しい景色が目に入らない。
This pretty scenery means nothing to her.

マロニエの高木が朝日を浴びてドラマチックにそびえたっています。
The European chestnut tree standing tall and dramatic.

一旦は通り過ぎたフレンチブルドッグの子が飼い主さんをグイグイ引っ張ってこちらに戻ってきました。生後11か月の女の子で名前は「ゆば」ちゃん。ワンコよりも人が大好きだそうです。
A French Bulldog, who had walked passed us once, came back by pulling her owner with all her strength.  An 11-months old girl, named "Yuba", who likes people rather than other dogs.

短いスムースコートのワンコにスリスリされると、体の暖かさが直に伝わってきます。対して、タイガのようにダブルコートの子は、触れた手のひらに冷たい感触。
All the French Bulldogs that I meet are so friendly and affectionate.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リンゴの紅玉が咲き始めました。去年のシンクイムシの食害が残っているので、実は生らないと思いますが念のため梵天で公園の姫リンゴの花から花粉を採取してきました。
One of my apple trees has started flowering.  This is an old variety, introduced from the US more than 100 years ago.  The fruit is small and too sour to be eaten as is, so this variety is popular as a cooking apple.



2023年2月28日火曜日

リンゴ苗 New apple plants

 先日届いたリンゴ苗ですが、今になってやっとUP。動画専用の新しいPCのスピードに慣れてしまうと、VAIOの動きが遅くてつい億劫になります。

These new apple plants were delivered some days ago but I am uploading the pictures only now, for the sake of record.


左がグラニースミス、右が紅の夢。いずれもワイ台接ぎなので、写真では見えないけどルートストックにマルバカイドウ、中間台に、左のはY台、右のはM9となっています。色で示してある部分が本体。グラニースミスの本体は長いので、植えつけ時に40cmほどに切り詰めました。去年買った紅の夢は、まだ生きてはいますが、夏の間にシンクイムシの被害に遭ってボロボロ。大反省で、今年からしっかり管理して行きます。
Granny Smith on the left, and Kurenai No Yume on the right.  The latter is a red-flesh variety.  Each of these is grafted onto a dwarf variety (a middle stock), which in turn is grafted onto a root stock (flowering crab apple).   The part indicated by either green or red is Granny Smith or Kurenai No Yume.  As you can see, Granny Smith was too long so I trimmed it to about 40cm when I planted it in the pot.



根っこは十分にありました。
The roots were decent.


少しでも暖かくなると外に出たがるタイガのために座布団を敷いたのですが、苦情が来ました。タイガファンの方々曰く、「以前は名前を呼ぶと門のところまできてくれたのに、今では座布団の上から動こうとしない」のだそうです。
Taiga loves to sit in front of the porch door so that she could see the world go by.  She now has a cushion and I have had complaints from Taiga's fans.  According to them, Taiga used to come rushing to the gate when they called her name as they passed by but, now that she has the cushion, she does not bother to move.

この座布団の上で夕方散歩の時間まで過ごします。
She refuses to come inside and remains here until the time of evening walk.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うちにはもう一本、リンゴ苗があります。クラブアップルの「長寿紅」。今年の1月に売れ残りの値下げで1,000円になっていました。紅の夢の授粉樹に、と買ってしまいましたが、先日の雪の日に数個とって、一部はリンゴパイの動画に登場させました。

I have another apple plant - a Japanese crab apple.  I am hoping this might become a pollinator for other varieties.


長さ4センチ弱。
Just under 4 cm long.

糖度計によると、13.8度。食べてみると、普通にリンゴ味でした。
The sugar content was 13.8% - not bad at all.

2021年8月5日木曜日

リンゴ苗 Apple new plant

 リンゴ紅玉の順調さにすっかり気を良くして、「紅の夢」を注文してしまいました。片親に紅玉を持つクッキングアップルで、果肉はピンク~赤です。酸は強いけど渋みは無く、平均糖度は紅玉と同じ13度だそうです。よって、私の中では赤い果肉の紅玉、という位置づけです。

Red-fleshed apple plant: "Kurenai-no-Yume".  This new variety was developed by crossing Kogyoku and a red-fleshed variety.  It is basically a cooking apple with firm flesh and high acidity but, since it is not astringent, you can eat it as raw.


枝振りからして、去年の秋から今年の春のシーズンに売れ残った苗のようで、主幹が新苗よりも太くなっています。在庫は「あと1本」という表示のところを注文しました。
また、Y台苗なので接いだ部分の位置が高くて、現在の主幹の高さの2/3位を台木が占めています。
この炎天下を九州からはるばる運ばれてきた割には元気そうですが、一晩バケツ水に漬けておいて植えつけは明日にします。
This variety is grafted onto a rootstock with dwarf growth habit - I do not know why, but the point of fusion is always high with such apple plants in Japan.  As it is, the rootstock accounts for almost 2/3 of the entire tree trunk.


スモモのマーキュリーが色づき始めたと思ったら、もう野鳥に突かれ始めました。
Birds have started picking Mercury.
一番ひどく突かれた実は反応して赤くなっていますが、マズそう。
This fruit looks red not because it is ripe, but it was damaged by birds.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近、うちの裏がうるさい。斜め後ろの家(写真では右)のサビトラの猫がオナガに恨みを買って、毎日ストーカー行為を受けています。数日前、「ギャギャギャーッ!」という鳴き声がしたのは聞こえましたが、その直後からオナガ特有のあのダミ声が聞こえるようになりました。

時期的に巣立ちのヒナを襲われたとは考えにくく、また大騒ぎしているのはいつも1羽なので、連れ添っていた相方を猫に襲われたのでしょう。以来、猫がいつもの塀の上で昼寝を始めるとオナガが現れて、猫の頭上1メートルくらいのところをすかすように飛ぶのを繰り返しています。オナガはカラス科で頭が良いから、いつまでも覚えて恨みそうです。

この猫は野良の母親が10年以上前に最後に1匹だけ産んで、固形物が食べられるくらいに育ったところで裏の家に配達して完全に姿を消した、という経緯があります。私はここに越してきて25年で、この子の以前にも2度出産していましたが、いつもは4匹産んでいました(全ての子が裏の家で半野良生活をして猫生を全う)。最後にこの1匹を連れてきたときは長年の野良生活で外見はかなりボロボロだったので、あれが最後だったのでしょう。で、この残された最後の1匹は半野良で、ご飯を食べるときだけ塀の上に座って「開けて~」と鳴くと、すかさず家の人が窓を開けて中に入れます。私とは10年以上の顔見知りなので結構愛着がありますが、決して我が家には入ろうとしません(タイガのことが大嫌いです)。

この写真は、昼寝しているところをオナガに邪魔されてシブシブ立ち去るところです。
My neighbour's cat (belonging to the house on the right), being stalked by a Japanese blue magpie.  She ate the magpie's mate several days ago and, since then, the cat gets harassed by the bird every time she comes out of the house, which makes me wonder when the bird ever goes looking for its food for sustenance.  At any rate, the bird is extremely noisy.

2021年7月31日土曜日

プラム・エレファントハート Elephant Heart plum

 イシドウから購入した米国品種のエレファントハートの実が育っています。10号ロングスリット鉢で2階のバルコニーに置いてありますが、根っこの様子からして今の鉢では今年をピークに来年からは急激に衰弱すると思います。過去にプルーンのラストダンスが同じように、ピークの翌年にあっけなく枯れました。そこで、今年の2月に地植えのサマーエンジェルに4か所高接ぎしたら、全部活着して今では来年用の花芽も出来ています。 

Plum: 'Elephant Heart' - a variety from the US.  The fruits should ripen in August.



イシドウのサイトによると、果重は200-250gの大実品種です。収穫時期は8月下旬とのことですが、東京ではもう少し早いかも。大実で豊産性、これで美味しければ文句なしです。
既にかなり大きいですが、まだまだ200gには届いていないと思います。
When ripe, both the skin and the flesh will be deep red.


エレファントハートの隣に置いてあるリンゴの紅玉。園芸店で数年間売れ残っていたので年季は入っていますが、初生りなので今年の開花後、幼果を1個だけ残して後は全て摘み取りました。大きさは完熟する頃にはお店のに負けないサイズになりそうです。何より嬉しいのは、今まで育てたリンゴ苗の中で唯一、赤星病などリンゴにありがちな病気にかかっていないことです。やはり近年の高級品種とは違ってタフです。
Apple: 'Kogyoku'.  Originally from the US, this variety was introduced to Japan in the late 19th century.  The fruit is small and the taste is very sour but it is very useful as a cooking apple.

2021年5月9日日曜日

バルコニーの果樹 Plants on the balcony

 リンゴの紅玉が南側バルコニーで順調に育っています。去年の秋に売れ残り苗を買ってきたのですが、その店で4年くらい前から売れずにビニールポットに入ったままでした。それでも夏の間、赤星病などにはかからず生き延びていたので丈夫かもしれないと期待しての導入でした。うちに来てからは冬の間に石灰硫黄合剤をハケ塗りしたのと、肥料をたっぷりやったことだけです。

Apple 'Kogyoku' growing in a pot on the balcony facing the south.

うちでは初年度とはいっても年季のはいった苗だったので、今年は1個だけ実をつけさせています。これが収穫まで行けば、うちで生る初めてのリンゴです。過去に導入したルビースイートなど、近年の高級品種はどれも初年度から葉っぱがウニだらけになって、幼果どころではありませんでしたが、この紅玉は違います。その貴重な1個だけの幼果は、先に開花・結実していたプラムの大実品種であるエレファントハートの実にだんだん追い付いてきました。
Since it is the first year after I bought the plant, I am keeping only one fruit.


紅玉の隣に置いてあるスモモのエレファントハート。今年は沢山花が咲いて実もしっかり生っています。収穫は8月予定です。赤肉系のスモモが好きなので今からワクワクです。今年の冬の間に、地植えのサマーエンジェルに4か所、高接ぎをしてみたら、全て活着してよく育っています。
Plum 'Elephant Heart', a variety from the US, fruiting for the first time this year.  This is a variety with large, red-fleshed fruits, maturing in August.


すぐ近くに置いてあるナツメのスーパージャイアント。今までになく沢山の蕾が出ているので、もしかしたら今年こそは、と期待しています。この苗は初年度に6個だけ、ビー玉程度の小さな実がなりました。味は砂糖水のようで、うちにあるナツメの中では一番好みに合っています。

Chinese Jujube plant 'Super Giant' with lots of flower buds.  This is a southern variety with more juice than those from Xinjiang.



こちらは東側バルコニーに置いてある新疆和田玉棗。業者に依頼して個人的に輸入してもらったものです。日本で「新疆棗王」として売られているものは、カタログ写真の実はハミ棗に見えますが、うちで実際に生った実はこの和田玉棗と同じものに思えました。
On the balcony facing the east is one of the 2 Xinjian jujube varieties I have.  I had this plant imported personally since it is not on the market in Japan.

この苗は成長が遅くて、今年はやっとこの↓主幹の延長が確認された程度です。
It is growing slowly, perhaps because I let it fruit in the initial year and the plant exhausted itself.
開花までもう少しです。

2年前に購入したミカン日南の姫に少しだけ開花がありました。極早生で9月中旬から収穫できるそうなので楽しみです。
Tangerine 'Hinano-hime' flowering for the first time after I bought it 2 years ago.  This is an early ripening variety and harvest can start mid-September.

その隣に置いてあるフィンガーライムのバイロンサンライズ。去年の5月末に購入して蕾無しでしたが、今年は1個だけ蕾がでて開花しました。樹高は1.2mくらいあり、うちにあるフィンガーライムの中では最も立派な苗です。
Finger lime 'Byron Sunrise'.  The plant already measured more than 1m when I bought it in May last year, but it had no flowers.
これがその1個だけの蕾の結果です。今のところしっかりした幼果なので、是非収穫まで行って欲しいです。随分と実が丸っこいので、まさかブラッドオレンジとの交配の「オーストラリアンブラッド」では、と心配になってきました。
This year, just one flower - but it has resulted in a fruit!

下ではタイガが退屈しきっていました。もう蚊が出ているので、こうやって玄関前で寝そべるのも終わりの季節です。
Down below the balcony, Taiga was bored as usual.