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2014年9月19日金曜日

イチジク「とよみつひめ」  Fig cultivar: Toyomitsuhime

2,3年前から、地元スーパーで「とよみつひめ」を見るようになりました。これまでは、「うちには美味しい品種があるから要らない」と、買っていませんでしたが、最近ロードスの秋果が減って来て、毎日のようには収穫できなくなったので、とよみつひめを試してみることにしました。ポタポタ餅のように柔らかいので、早取りではなく完熟のようです。



下の写真では、手前の大きい方がとよみつひめ、向こうの小さいのがうちのロードスです。
試食後の感想: とよみつひめは、あっさりした甘さでした。対して、ロードスの秋果は皮までとても甘くて風味が強い。断然、ロードスの方が甘党の私の好みです。

Rhodes (small one), and Toyomitsuhime (larger one)

2014年8月12日火曜日

ロードス  Rhodes

ロードスが熟し始めました。実の外見はぱっとしませんが、見かけが悪いほど完熟なので気にしません。


冷蔵庫で冷やして食べると最高に甘いです。バナーネの秋果のように、ジャリジャリっぽい舌触りで、刺すような甘さも似ています。

15cm苗を買ってから9号鉢菊鉢で管理していますが、1年で豊産性を発揮しているので、これからも2、3年の短い周期で苗を更新しながら鉢で管理していけば、樹勢の強い品種ですがいつまでも主力になると思います。

2014年7月20日日曜日

ビオレッタ  Violetta

去年の秋にビオレッタ苗を更新したとき、挿し木を地植えにしておきました。以前はポポーのウェルズが植わっていた場所で、イチジクにとっては日当たりが十分でないのか、木の大きさの割には実の数が少ないです。

ビオレッタを地植えで管理して数年の姉の話では、「どこが矮性よ?」というくらい大きな木になっているそうで、うちの苗は今年は木の成長を優先させているのかもしれません。ビュンビュン枝が徒長しています。

Fig:  Violetta

夏果が1個だけ色づいてきました。

収穫してみると、ちょうど良い具合でとても美味しかったです。先日食べたロードスの夏果とは違い、刺すような甘さではないけれど、とても旨い実でした。トリプルクラウンも美味しいです。

Violetta & Triple Crown


最近、ビオレッタらしきものが鉢の下から生えてきました。

鉢を動かしてみると、去年まで10号鉢で育てていた先代のビオレッタの主幹のようです。苗を処分した後、園芸資材として再利用するために、30cmほどの長さに切って冬の間、乾燥させておいたものです。太い木の枝を鉢の底に敷くことで、鉢の中の根が地面に降りてこないようにすると同時に、灌水の後の排水を良くするためのものです。今年の4月から使いはじめたのですが、梅雨の水分で生き返って発根したのでしょう。イチジクの生命力の強さに納得です。

2014年6月28日土曜日

ロードス  Fig: Rhodes

去年ヤフオクで購入したロードスは、苗が届いた6月11日時点↓ では15cmほどしかありませんでしたが、
as at 11 June 2013


 購入時に植えつけた9号鉢のままで、今は180cm位になっています。樹勢が強いので鉢植えでは窮屈そうですが、バナーネと違い、鉢植えでも実が沢山着くのが利点です。

28 June 2014

越冬した枝に、春先には沢山実が着きましたが、3個を残して全て梅雨前の乾燥期に落ちてしまいました。その後、秋果がびっしり出てきたので今後が楽しみです。

3個の夏果はここ数日で急激に肥大し始めて、そのうち1個が特に柔らかいので収穫してみました。梅雨の真っ最中にもかかわらず、水っぽさは無く甘味が強いです。風味の個性もかなり強いので、ビオレッタとの対比でちょうど良さそうです。

2014年6月14日土曜日

イチジク挿し穂を鉢上げ  Fig tree cuttings

わたなべさんからいただいた「ゴールドファイガー」の挿し穂がだいたい落ち着いたようです。2月18日に届いて、春先には葉っぱが出始めましたが、5月の暑さと乾燥で全て落ちて、その後新たな葉っぱが出て今の状態になりました。2度目の芽吹きで発根が確実になるので、ちゃんとした用土に植え替えすることにしました。

ちなみに、「ゴールドファイガー」という品種を海外で探してみると、仏、英、米のサイトでは見当たらず、近そうなものはドイツのサイトでこういう↓ 乾燥イチジクでしか見つかりませんでした。

http://www.keimling.de/goldfeigen.html

乾燥果をよーく見ると、日本の「ゴールドファイガー」苗のサイトにいつも出てくる黄色い実の写真から、「乾燥後」のバージョンとしてうなづけないこともありませんが、上掲のサイトはスペイン産の乾燥イチジクを販売するものなので、「Goldfeigen」は、品種名というよりは俗称的なものに思えます。
ちなみに、カタカナ表記すると「ゴルトファイゲン」。単数形(1個の実)なら「Goldfeige (ゴルトファイゲ)」。また、dの後に母音が着いていないので、濁らない「ト」になります。結局、来歴は不明なまま。

3本の挿し穂のうち、手前の2本が生きているようです。

後ろの1本は完全に枯れていますね。

鉢から出してみると、根っこは予想したよりも少ないですが大丈夫でしょう。
この後、有効な挿し穂をそれぞれ7号鉢に植えつけました。

2014年4月20日日曜日

ビオレッタ&ロードス figs: Violetta & Rhodes

苗の更新のためにビオレッタの親株を処分した後、挿し木苗を去年の秋に地植えにしておきました。今も樹高60cmほどの小苗ですが、夏果が肥大し始めています。イチジクの地植えは初めてなので、矮性と言われるビオレッタがどこまで大きくなるか興味津々です。
Violetta
 

ロードスは、去年の夏に配達されたときは15cmくらいだったのがビュンビュン伸びて、9号菊鉢では窮屈になりました。根本から天辺まで、各節ごとに実がついています。同じ樹勢の強い品種でも、バナーネは鉢植えではこうはいきません。
Rhodes
 これ、葉芽ではなくて全部実ですが、乾燥する時期になればほとんどが落ちるでしょう。

2014年2月18日火曜日

イチジクの枝をいただいた

ブログで知り合ったわたなべさんから、イチジクの枝が届きました。二季成りのとても美味しい品種のようで、絶対うまく育てようと張り切っています。有難うございました~ ! ! !

ジップロックで包装され、湿度が確保されていました。

これ↓は、私が枝を洗ったのではなく、ジップロックの袋から取り出したままの状態です。
一晩水を吸わせて、明日、赤玉土に挿す予定です。

2013年10月12日土曜日

ロードスの更なる成長  fig: Rhodes

6月にヤフオクで買った15cm苗のロードスが、今では9号菊鉢が小さすぎるほどに成長しています。この品種は、異常なほど樹勢が強いのですね。外壁工事中は、2週間も部屋の中で過ごしたので、急に秋晴れの強い日差しに出してちょっとヘタリそうですが、でもイチジクは頑丈な植物なので、大丈夫でしょう。(写真左、ベランダの奥にあるのは東洋クワですが、こちらは部屋の中での生活で、すっかり葉を落としてしまいました。 )

ロードスには来年の夏果がチラホラ着いているので、楽しみです。

こちら↓は、挿し木で苗を更新したビオレッタで、現在60cmくらいしかありません。親苗は処分済みですが、鉢から出してみたらネコブがありました。もう6年くらい10号ロングスリットで植えっぱなしだったので、相当苗が弱っていたと思います。ポポーから撤退した後、ウェルズの跡地にビオレッタを、NC-1の跡地にベルガモットを植えました。

2013年7月14日日曜日

ロードスの成長  fig: Rhodes

6月にオクで購入したロードスが順調に育って、今は30cm超えになっています。根本には、ひこばえのようなものも出てきました。
葉腋についているポチは小さいままなので、今年の収穫は無理かもしれません。


節は寸詰まりで葉が大きく拡大しているので、鉢植えでも幼木のうちから実がなりそうです。バナーネやパステリエとは大違い。

こちら↓ はビオレッタ。今日の夕立の直前まで日に当てて、最大限、樹上完熟させました。

2013年7月6日土曜日

ビオレッタ収穫  fig: Violetta

久しぶりに朝から晴れていたので水やりを再開しようとベランダに出たら、ビオレッタの完熟果がありました。アンズの保護に使っていた網を、収穫後にビオレッタに掛けてあったので、今度は野鳥の害に合いませんでした。


勢いで他に2個、収穫してみました。写真↓ 手前の実が上の写真の実で、果重は90gでした。これは甘かった!秋果に負けないくらいの天然ジャムでした。夏果でここまで甘いと、もう、「激甘品種」として売られているものへの関心が消滅してしまいます。ただし、ここまで熟すとスーパーなどへの出荷は完全に不可能なので、一般消費者は他の2個のような、単に甘い段階のものしか手にできないことになります。正に栽培者の特権です。

うちのビオレッタは10号ロングスリット鉢で管理していますが、7月にどーんと収穫した後は、9月末まで断続的に実が成ります。その意味では、エバーベアリング(everbearing)のうちに入ると思います。

2013年6月11日火曜日

新顔イチジク: ロードス fig from Rhodes Island?

NB: This variety is called "Rodos" in Japan.  However, I cannot find any references on overseas sites and I should be grateful if anyone would advise me of the correct name, if there is one. 


「ロードス」は、以前から興味があったのですが、2日前に偶然オクで見つけて落札しました。今日、苗が届いて開封したら、e-フラ流の完璧固定の梱包で、とてもトラックで運搬されてきた苗には見えないくらい新鮮でした。出品者の方、良い苗を有難うございました! m(_ _)m

ロードスは、ネット通販サイトの説明によると、8-10月の秋果専用品種で、一度食べたら忘れられないグルメのための果実。果重は50-90gと小さ目のようですが、糖度は最高30度まで上がる激甘品種だそうです。早速9号鉢に植えつけましたが、この苗なら来年の秋から収穫できそうですね。

Rhodes 9-10月収穫用


こちら↓ は、挿し木苗が活着したので去年の秋に40cmの棒苗にして鉢上げしたバナーネです。葉腋の数か所に、もしかして秋果になりそうなポチが着いています。

Longue d'août 8-9月収穫用


ビオレッタ↓ は、夏果が大きくなってきました。今年の冬は、地植えにしている果樹の大幅入れ替えを予定しているので、パズルのように1ヵ所、場所が空いたらそこへこの苗を植える予定です。ビオレッタは矮性と言われているので、地植えで樹勢を管理できれば、バナーネやロードスを接いで統合したいです。

Violetta 7-9月収穫用


これ↓ は最近出てきたばかりなので、秋果のようですが、勢いよく肥大しています。うちの栽培環境では、ビオレッタは2季成りというよりは、7月にどーんと成った後、9月末までダラダラと成り続ける感じです。

2013年4月1日月曜日

激甘イチジク苗到着  new fig variety

村長さんからのもう一つのプレゼント苗が、イチジクの激甘品種で、糖度が30度を超えるものだそうです。村長さん、重ね重ね、有難うございました!!! m(_ _)m

この品種に関するサイトをググってみたら以下の情報がありました。
【原産地では、7月から夏・秋を通して実がなる。実が完熟する時期に気候が乾燥気味になると、果肉の品質が向上する。】
ということは、鉢植え管理で乾燥気味になっても差支えなさそうですね。

フェイジョア苗同様、この苗の用土も鉢から漏れ出していました。

いくら何でも、これは無いでしょう! 幸い、発送時に村長さんがたっぷり水やりをしてくださったので、新芽はパリパリのままでした。

とにかく、苦土石灰を添加したフカフカ用土で10号ロングスリット鉢に植えつけ。数時間たった今も新芽がキリッとしているので安心しました。

2013年3月23日土曜日

ビオレッタ&バナーネ Violetta & Longue d'août

10号鉢で既に6年位になる、ビオレッタの親株に夏果が膨らみ始めています。植え替えしようにも根っこがギチギチで、引き出せる状況ではありません。挿し木で苗の更新をする方が、労力的には楽そうです。
  

 こちらは、去年の秋に挿しておいたものが芽吹き始めています。完全に外放置で、雪の下敷きになっても平気でした。

 
 2011年の秋に庭挿しにして、去年の秋に鉢上げしたバナーネにも、新芽が動き始めました。鉢上げした後、4cmほどの緑枝が出ましたが、緑色のままで越冬しました。