2015年4月26日日曜日

ニキタの取り木  Air-layering feijoa

フェイジョアは大好きな果樹なのに、あまり記事に取り上げないのは気おくれしているからです。
御世話になっている方に取り木苗を作って差し上げたい事情があるのに、なかなか上手くいかないので、その義理を果たさない間は、蕾が出るこの時期になっても浮かれていられません。なかなか発根しないのなら、苗を買ってお送りしたいところですが、ニキタはもう販売されていない幻の品種となっているようです。


去年の5月末に、取り木ハサミを購入して仕掛けた枝です。数か月後の10月1日に外してみたら未だ発根していなかったので、新鮮な水ゴケで再度包んでおきました。

Feijoa: Nikita

冬越しした今はどうなっているか確認してみました。剥皮した部分は硬い皮で覆われていて、発根の兆しすら見えません。

ただし、剥皮した箇所よりも下の方で、去年の10月1日には1個だけあった白いポチが、今は3個に増えていました。これは今後も湿らせておけば発根しそうな気がしてきました。

ということで、清潔な水ゴケに取り換えて秋まで様子見です。