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2021年10月10日日曜日

冬支度と接ぎ木 Getting ready for winter etc

 パッションフルーツの剪定をしました。この↓紫実の品種は2本のツルを残して後は切り捨てました。冬の間、栄養を分散させないためです。

I got rid of most of the new vines of the passion fruit (the purple fruit variety), ahead of cold weather.  They would have to be taken inside by the end of this month.

これら2本のツルに付いている蕾はせいぜい4個咲けばよいので、それに対する葉っぱは十分あります。調べたら、この紫実の品種は自家受粉するそうなので冬の間、屋内で実が育つかの実験です。
I left 2 vines with flower buds growing fast.

まだ白っぽい花びらは見えません。
Hopefully, I will see the flowers soon.  This variety is self-pollinating and most cold-tolerant, so I only need this variety.

こちら↓は黄色い実のなる品種。耐寒性は紫実の品種に劣るそうだし、自家受粉もしないようなので、今テンションさがりっぱなしです。せめて耐寒性の高い品種なら、最近の真っ赤な花の咲く美味しい品種を接ぐことも可能ですが.....前途はかなり厳しいです。
This yellow-fruit variety is neither cold-tolerant nor self-pollinating.  So I cut it down to about 40cm to let it survive the winter.


アンズのサニーコットは4年くらい前に生って以来、高接ぎしたスモモ品種たちがよく実を着ける一方で、本体は一個も生っていませんでした。なので、スモモに高接ぎして処分する予定です。

以下は9月にスモモのマーキュリーに2か所接いだものですが、もう動きだしています。念のため、今日、エレファントハートと彩の姫にも2か所ずつ接いでおきました。
The apricot tree is not producing fruits and I decided to replace it with something else.  Before that, I grafted it onto the Mercury plum tree a few weeks ago, and they have already started growing.  I also grafted 2 scions each to Elephant Heart and Sai-no-hime plums this afternoon.



こちら↓は、おなじくマーキュリーに接いだサマーエンジェル。果実の特性(味だけでなく粘核など)や収穫のタイミング、用途などを考えると、アンズ同様、ほんの少し採れれば満足な品種です。対して、彩の姫は、いくら採れても飽きないです。本当に個人の好み次第。
These are 2 scions of Summer Angel plums, grafted onto Mercury.



昨日買った赤かのこゆりの球根を植えつけました。袋から出すと、球根が2個くっついているように感じていた理由が分かりました。成長してパッカンと分離しようとしています。怖いのでそのまま植えつけましたが、来年の今頃なら安全に2個に分離できるでしょう。
The lily bulb that I bought yesterday.  It is mature enough to have almost split into two bulbs.  These will produce 2 flowering stems next summer.

ますます来年の夏が楽しみになってきました。
I am looking forward to seeing these pretty flowers.

今日は蒸し暑くて蚊が沢山出ていたので、蚊取り線香を玄関前に置いて作業をしました。タイガは、家の中が退屈なので外に出たいけど、蚊取り線香の臭いはキライ。なので、家の横で煙から隠れるようにしてうずくまっていました。昨日シャンプーしたばかりなので、あまり土の上には座ってほしくないのですが。
Taiga wanted to come out of the house but hated the anti-mosquito fume (smells nice to humans) which I placed in front of the porch.  So, she found a spot where she could avoid the fume and stay outdoors.  She is like a cat - always thinking of her own comfort instead of being close to me.

2018年6月23日土曜日

アンズのタルト  Apricot tart



昨日収穫したアンズは、煮立ったシロップに一晩漬けこんでおきました。アンズは煮込むと熱湯を掛けたトマトのように皮がむけてくるので、アンズを鍋に入れる前に火を止めます。


スイーツなのでパイ生地には砂糖も入っています。生地が持ち上がらないようにフォークで穴をあけたら、底辺の周りにだけ重しを置きます。料理本などでは必ず底に紙を敷いて目いっぱいに重しを乗せますが、それでは底の部分がいつまでもジュクジュクで不味くなります。なので、教科書は無視。



焼き上がり。

フィリングは、ペイストリークリームにクリームチーズを混ぜ込んだものです。Youtubeでは、カスタードクリームを固めに作ったものを「ペイストリークリーム」と呼んで、何か凄いもののように扱っていますが、何のことはない、コーンスターチの代わりに小麦粉を沢山入れて固くしているだけで、他はカスタードクリームと同じです。しかも作り方が乱暴で、フランスのシェフでさえ、直火で加熱しているのには仰天。弱火で沸騰するお湯で湯煎しながらクリームにするのが常識と思っていましたが。


せっかく自家製のアンズを使うのだから、単にカスタードクリームでは物足りないので、100gのクリームチーズを仕上げに練り込みました。それを網で濾して冷やします。冷えたところでパイシェルに広げてベースは出来上がり。
Pastry cream, with 100g cream cheese added

アンズを水切りしたらパイの上に並べます。乾燥防止に、アンズを漬けてあったシロップで超薄めのゼリー液を作ってハケで塗ります。
Home grown apricots, soaked in syrup overnight

冷蔵庫で冷やしてから食べます。

まだ完全に固まっていませんでしたが、3時のおやつに切ってみました。

アンズは加熱すると酸味が強くなるのと、味にムラがなくなるので、スイーツへの利用価値が高いです。カスタードのほうは、クリームチーズの酸味と乳製品っぽい香りで、とても美味しいです。
Thanks to cream cheese, it is many times richer than just pastry cream.

2018年6月22日金曜日

アンズ  Apricots



今日の日差しのおかげで、アンズのサニーコットの着色が進みました。
Sunnycot
 そこだけパッと明りが差したかのようです。。
 木全体が一気に熟すわけではないので、順次、収穫して利用します。

まずは、アンズのタルトを作るのに、大体の目安としてパイ型を手に収穫してきました。手前の3個は、スモモのマンチュリアン。キズ有りなので他の実より早く色づいています。
Sunnycot apricots and Golden Plums



ヤマユリも咲き始めました。梅雨だなー、と感じます。
Yamayuri (Japanese wild lily)

2018年6月10日日曜日

杏など  Apricot etc



アンズのサニーコットが色づき始めました。収穫予定は今月末から来月上旬なので、あと一息です。隔年性を覚悟で今年は沢山ならせて、タルトやジャム、さらには干し杏も試してみたいです。
Apricot: Sunnycot





先週末から更に色づきが進んだスモモの「いくみ」。数年前まで地植えで育てていた先代の苗からすると収穫は7月上旬の予定ですが、指でそうっと押してみると弾力性があります。もしかして温暖化のせいで時期が早まっている?
Plum: Ikumi





おまけ編
梅雨の時期の花。ヘメロカリスの基本的な品種です。交配でいろんな中間色のがあるようですが、私はこのゆで卵の黄身のような深い黄色のが好きです。
Dailily

去年、オクで落札した「ベニスジヤマユリ」は小さな球根でしたが、もう今年から咲くようです。一昨年の夏に買ったベニスジヤマユリの種は未だに発芽せず、ポットの土の表面はゼニゴケで覆われています。これからは、この球根をもとに年々増やしていこうと思います。
Red Yamayuri (mutant variety)

今年が3年目の普通のヤマユリは、子球がどんどん増えていますが、そのうち3本からは蕾が出てきました。親のほうは、去年より蕾が1個減って、今年は5個出ています。一見、順調なようですが、環境はあまり適しているとは思えません。東京の初夏は暑すぎるのか、開花の翌日には花びらが茶色くなり始めるので、ほぼ1日花で終わってしまいます。
Yamayuri

2018年5月20日日曜日

ウルトララズベリーなど Raspberries etc



選抜クマイチゴのような「ウルトララズベリー」が色づき始めました。写真では色づいていない幼果が目立たないので豊産性には見えませんが、実際には結構、実がついています。
Improved wild raspberry

 完熟果は写真よりも黒見が出ていますが、山のクマイチゴほど黒っぽくはありません。

軽く引っ張って取れてくるもの2個を収穫。実のサイズは決して大きくはありません。


糖度を測ってみました。1個目のは12.9度。
Sugar content 12.9° Bx


2個目のは何と16.0度です。他の果物でいえば緑果のキウイの糖度に匹敵しますが、実際に食べた印象は、それほど甘くありません。香りは、山のクマイチゴほどのクセが無いので食べやすいです。
Sugar content 16.0° Bx




オセージには第2花がつきました。ピンクの綺麗な花です。夜になると花が閉じるので、その際、自家受粉する印象です。花は2日くらいで終わりです。
Blackberry: Osage



アンズのサニーコットは豊作になりそうです。樹形を変えるために、収穫後に大ナタを振る予定なので、今年の成らせ過ぎで来年が裏年になろうとかまいません。
Apricot: Sunnycot
 ここの環境での収穫は6月下旬からです。



おまけ編
斑入りのレモンタイムが満開です。最初に買った苗は地植えにしたら根腐れで消滅しました。買いなおした苗は素焼きの鉢で乾燥気味の管理にしたら、爆発的に育ちました。
Lemon Thyme

2018年4月11日水曜日

アンズの摘果  Apricot young fruuits thinning

今年のアンズは数年ぶりに豊作となりそうです。花が咲けば人口授粉をし、雨が降ると聞けばシートで覆って開花中の花を保護した甲斐あって、たくさんの幼果が着きました。
Apricot: Sunnycot
 眺めていても自然落果はしないので、自分で間引きの作業をしました。

摘果の第1弾。これ以降は様子をみながら、勢いのなさそうな幼果を中心に減らしていきます。

去年の夏に買った小ぶりの接ぎ木小刀のおかげで、地植えのビッグオザークとアンズにそれぞれ6か所ずつ、スモモの高接ぎがうまくいきました。夏接ぎは枝が柔らかいので接ぎやすいし、炎天下のなか、結果が直ぐに分かるのが気に入りました。


今年の春になって芽吹いたまではよかったですが、どの枝が何だったか分からなくなりました。ただし、レーヌクロードだけは、芽吹きの時期も葉っぱの形状もプルーンそのものなので見分けがつきます。アンズやスモモの葉っぱに交じってこのように↓ 目出ちます。
Prune: Reine Claude grafted onto Sunnycot

これも↓ レーヌクロードで間違いないでしょう。
ditto

もう1本、例外的に判別できたのはこの枝↓で、メスレーの花が2輪咲きました。この枝だけは太めのを接いだら、今年の春になってからの枝の展開の勢いが他とはかけ離れています。
Plum: Methley grafted onto Sunnycot





午後には狂犬病の予防接種の会場へ向かいました。去年は、タイガが会場の入り口で首輪をすり抜けて脱走したので、今年は革の首輪にチェーンも加えて脱走防止です。


事情を知らずに単なるボーナス散歩だと思っているタイガは、お昼ご飯後の昼寝から目覚めて上機嫌で歩いています。
Taiga on her way to rabies vaccine at a nearby park,
but she thinks she is just out for an extra walk.

会場で気張って漏らしたりしないよう、まずは近くの空き地で小用足し。
A small stop, to make sure that she does not have an accident
faced with the needle.

赤要の垣根の道を歩きながら、「コタに会えるよ」と声を掛けると、タイガは大好きなコタロウとの再会を思って何度も私の顔を見ながら嬉しそうにスマイル。(本当はコタの家のすぐ傍にある「羽沢ふじ公園」が狂犬病注射の会場で、そこを目指して歩いています。)
The park is almost nextdoor to Taiga's friend's house
and she thinks we are visiting him.

コタの家近くに到着したのに私が止まらないので怪しみ始めたタイガ。このあとはもうダッコするしかありませんでした。職員さんたちに笑われながらも必死で押さえつけ、何とか済みました。なので写真を撮る余裕もなし。
We are not stopping at Taiga's friend's house,
and she gets suspicious - remembering last year?
After this point, I had to carry her in my arms.