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2022年1月25日火曜日

ゆり根 Lily Bulb

 去年オープンしたスーパーで激安の「ゆり根」を売っていました。

I found a super-cheap lily bulb in the vegetable corner of a supermarket.  Basically, there are 2 varieties of lilies that are edible in Japan - Yamayuri and Oniyuri.  I grow both but, as an amateur, I can never grow them to be such large bulbs.



立派なサイズなのにこの値段!そこで2個買って、1個は美味しくいただきました。もう1個は、試しに植えてみようと思います。多分、オニユリでしょう。
The price was 100 yen, less than $100.

庭のホース水でおがくずなどを落とした状態。これは球根の上部のようです。
As an experiment, I am going to try to grow them.  So, I washed the bulb in the garden.  This is the top of the bulb.

それを裏返しにすると、これ。下根が切られたあとも瑞々しい状態です。
The other side, the bottom, with some roots still on it.

ノギスで測ってみると、9.7cmくらいありました。重さもそれなりにあります。
The bulb was 9.7cm across - quite a large one.

よーく見ると、3個の明らかなヘッドがあります。下のほうのは微妙。
I could see 3 clear heads (individual bulb, potentially).

分解するにはかなり力が要りました。それほど固くてしっかりした球根でした。
So, I separated the potential bulbs to make them independent of each other.

3個のヘッドは上手く確保できましたが、ビミョーだった部分はバラバラになってしまいました。この写真は根っこ側。
3 new bulbs with their underside (roots), and some fragments.

こちらはヘッド側。
The head side.

ヘッドのそれぞれをアップで確認。
Up close on the head side.

この球根は何となく浅緑色の部分がありました。
I could just about see some green colour.

この球根も希望が持てる感じ。

ビミョーな部分は片鱗挿し用です。
These fragments will not be wasted.


晴れて独立した球根を10号菊鉢に植えます。10号では十分なスペースがありませんが、本当に芽が出てくるのか自信がないので、ダメ元です。菊鉢で可能な限り深植えしたら、
The pot is not large enough but this is only an experiment, since I have no confidence that I can grow lily plants from supermarket bulbs.  So, place the bulbs deep in the pot.

土をかぶせて上根用に肥料を撒きました。ユリは他の球根とは異なり、球根の下に出る根っこは地上部を支えるためのもので、栄養は上根から。
Cover the bulbs with soil, and throw in some fertiliser for the upper roots.  With lily bulbs, you get roots above and under the bulb, and it is the upper roots that absorb the necessary nutrition.

最後に上根を覆うための土をかぶせて完了。
Add more soil in order to encourage the growth of upper roots.

こちらは片鱗挿し。まったく自信ありません。
The fragments have also been planted.  This is the most common way to propagate lilies in Japan.

2021年5月13日木曜日

柿の開花など Persimmon flowers etc

 柿の太秋が咲き始めました。苗を買ってきた初年度は1個だけ蕾が出てそれが収穫まで行ったのに、それ以降ろくに蕾も出ず、かと言って地植えにしたのに樹高がたいして伸びるわけでもなく2年が経ちました。今年は7個の蕾が出たので1個くらいは収穫できるのでは、と期待しています。

Persimmon, a sweet variety called 'Taishu' - only 7 flowers this year, but better than ever.



This flower has already passed its peak - hopefully, it self-pollinated.

ラズベリーのジョーン・スクワイアの花は、いつ咲いたのか気づかないくらい目立たないです。これ↓は、昨日咲いていたところを捉えたものです。
Raspberry 'Joan Squire' flowers are inconspicuous and I rarely notice them.

こちら↓は今朝の雨の中。ケインが華奢なので、あまり大きな房になると実の重みであっけなく折れます。
Young fruits growing.


イチジクのビオレッタの夏果が育っています。もう何年も植え替えしていないので豊産性ではなくなりました。
Fig 'Violetta' summer fruits (this is a variety that fruits in early summer and late autumn).

2020年5月18日月曜日

柿の開花 Persimmon flowers

昨日から柿の太秋が開花していたようで、既に花びらがどれも茶色になっていました。去年の春に地植えにして、まだ樹高1メートル位の小苗ですが、今年は2、3個生らせたいです。
Persimmon: 'Taishu'
A sweet variety with large fruits and almost no seeds
 Flowers must have started opening yesterday - they are already brown.




その横に植わっているのがオセージ。こちらはわざと1メートル位で摘心してあります。低い樹高で枝の分岐が豊富におきているので、花がまだまだ咲き続けています。
Blackberry: 'Osage'
By pruning at low levels, you get more branches and flowers.

2020年5月8日金曜日

太秋など Persimmon etc

サギゴケが結構咲いています。門から玄関までの小さなスペースですが、毎年花を楽しみにしています。
Taking fresh air after lunch

梅雨にかけて本格的に勢力を伸ばして咲き続けます。
 Cultivated variety of Mazus miquelii
 こちら↓ は野良の紫のが混じっています。咲き始めは花柄が大きかったのに、今では園芸種に差をつけられています。
Mazus miquelii



栽培3年目の柿の太秋は、地植えにして今年が2年目。一昨年の春に買ってベランダで鉢栽培していましたが、去年からここです。
Sweet persimmon 'Taishu'
 去年は蕾がゼロでしたが、今年は10個ほど出てきました。鉢植えの初年度は1個だけ蕾が出て収穫まで行ったほど実着きが良い品種なので、今年1個は生るでしょう。
Flower buds still small



ブラックベリーのオセージが咲き続けています。今日は八重咲きのがありました。
Blackberry 'Osage' from the US
 実物はもっと濃いピンクで綺麗です。花柄も大きいので、木イチゴというよりはバラの花を見ているようです。
The actual flower is deep pink, and sometimes double petaled.
So beautiful that they look like little roses rather than berry flowers.



去年の秋に届いたローガンベリーのワイマテ。冬の間は10号鉢でベランダに置いていましたが、根っこがキツキツになっているのが明らかだったので、玄関横の、去年はエルダーツリーが植わっていたところに移しました。エルダーは全草に毒があるのでその跡地に植えると害があるか心配でしたが、全くないようです。
Loganberry 'Waimate' from New Zealand
Bought it last autumn, it is growing vigorously

退屈?
Bored?

2018年10月28日日曜日

サエフジ最後の実 Last of Saefuji persimmon

10号鉢で16個も生らせたサエフジも、とうとう最後の実になってしまいました。日に日に甘味が増してきましたが、初収穫でこれなら授粉用の品種とは思えないくらい優秀だと思います。鉢植えにしては実のサイズも十分で、最後の一果はこの品種の平均を軽く上まる180グラムでした。


Saefuji weighing 180g

ブルームをふき取って手の平に乗せるとズシリとした質感です。

サエフジは不完全甘柿に分類されますが、10月中旬以降の収穫で渋を感じた実はありませんでした。完熟すると果肉が砂糖の粒のようにザラザラした食感になったのは特徴的でした。
Saefuji is a pollinator variety but tastes good, too.

2018年10月18日木曜日

柿の試し採り Persimmon fruits



もうすぐ10月下旬なので、柿のサエフジと富有を試し採りすることにしました。


サエフジは10号鉢植えでも大き目の実がなりました。授粉樹としてもっと普及している筆柿よりも大きな実だと思います。
Saefuji

ヘタが退色しているので、この実を味見することにしました。
Saefuji



富有は、同じ10号鉢でも実がかなり小粒です。サエフジも富有も、恥ずかしくて言えないほど沢山の実をつけさせてしまったのですが、同じ個数の実でも富有にはこたえたようです。
Fuyu

試しに良く色づいたこの実を採りました。
Fuyu



サエフジの果重は155g。調べてみると、この品種は100g-150gというサイトがあったので、結構よい成績だと言えます。
Saefuji

富有のほうは小粒なので140gでした。
Fuyu



横方向の半割りにしてみると、左の富有は虫が入ったような熟し方でした。味は普通に過熟の柿。言われなければ富有とは分からないくらい、柿に共通した甘さでした。右のサエフジのほうは、ゴマ入りで甘くて美味しかったです。果肉が固いのも気に入りました。筆柿との比較では、個人的には断然サエフジを選びます。
Fuyu (right) & Saefuji (left)

2018年10月6日土曜日

太秋の試食 Persimmon: Taishu

「試食」と言ってもこの後に続くものが無いのですが、1個のことで「収穫」という表現はおこがましいので、試し食いです。かなり色づいていて、また、ヘタの横に一か所、軟化した箇所がありました。


Taishu
 First fruiting, and only one fruit this year



重さはちょうど250gでした。
Weighing 250



糖度は18.8度。硬い果肉で、糖度計の数値よりもあっさりした甘さでした。種はゼロ。写真に写っている黒いものはペラペラの中身のない種の皮で、これに加えもう1枚入っていました。


初年度からムリに生らせたので、太秋の実力以下の出来かもしれません。しかも、よほど苗に負担がかかったようで、現在の枝の様子を見てみると、来年の春に出てくる枝のうち蕾を持ちそうな冬芽が1個しか見当たりません。なので、来年はたぶん結実無しになるでしょう。


Sugar content 18.8°Bx