2018年10月26日金曜日

オレンジなど Oranges etc

東京は今日は曇り、明日は雨の予報です。秋も深まり、玄関前に植えてある菊がやっと咲き始めました。食用菊として売られている品種ですが、花がもったいなくて一度も食べたことありません。うちでは中・大輪の品種は翌年には消滅してしまうけど、この小輪の食用菊はかろうじて生き延びています。
Chrysanthemums starting to flower


凝りもせず、昨日新たに買って植えた株。「風車」という菊で、数年前までかなり流行った品種です。近所の集合住宅の敷地に、誰にも世話されている様子もなく数年間植わっていたので、相当強健なはずです。これならうちでも生き残るかも。



ブラッドオレンジのタロッコに接いだセミノールが今年も沢山実を着けています。
Seminole grafted onto Tarocco

タロッコは植わっている場所の関係で根域制限されているからか、樹高が抑えられているので管理しやすいです。そのかわり、寄生品種は元気に実を着けるけどタロッコ本体は不振で、今年は3個生っているだけです。この裏側には30cmほどのさせぼ温州の枝が1本ありますが、5個の実が生っています。
Blood orange: Tarocco



こちらはミネオラで、ブラッドオレンジのモロに接いであります。粒ぞろいで、毎年4月に米国から輸入されてくるミネオラよりも大玉になります。
Mineola grafted onto Moro
 こちらもミネオラ。
Mineola

こちらは本体のモロ。数年前、地植えにした当初は1度だけ沢山の実を着けたのに、それ以降は毎年ほとんどゼロ。今年初めて8個ほど生りました。
Blood orange: Moro

モロの横からの樹姿。門と玄関の通路を開けなければならないので、不自然な形です。手前の右端に着いているのは2年前に高接ぎした田口早生で、やはりモロ本体よりも成績が良いです。
Moro

これはベルガモットに1枝だけ接いである花柚子。2年前に接いだ20cmほどの枝で今年初めて花が咲きました。
Hanayuzu grafted onto Bergamot

ベルガモットは去年の数回目の移植後、根っこが相当痛んでいたようですが、今年の1-2月の雪で本体および高接ぎしてある9品種全ての葉っぱがカリカリの真っ白になってしまいました。それでも初夏には葉っぱが出て枯死は免れましたが、接いであるライムやレモンなどには蕾が出ませんでした。ベルガモットは今年は1個だけ生っています。木が回復したので来年に期待です。
Bergamot



ラズベリーのジョーンン・スクワイアの秋果を毎日少しずつ収穫できています。
Raspberry: Joan Squire's autumn fruits
 高温多湿の東京23区でも、地植えにすればかなり丈夫に育つようです。


フェイジョアの落果。これが始まると秋ももう後半です。
Feijoa

横に伸びすぎたフェイジョアの枝を剪定して、インコのケージに入れてやりました。久しぶりなので最初はちょっと警戒。お爺さんインコなので怖がりになりました。
Feijoa branches hung in budgie's cage

そのうち降りてきて葉っぱをポリポリ。葉っぱが新鮮でなくなると、今度はむしって床に落とすことが楽しいようです。すっかり葉が無くなったあとは熱心に枝を齧るので、これも退屈しのぎになるようです。
Budgie's favourite pastime: eating and pulling the leaves,
and gnawing at the twigs