ハクビシンは、数年前にベランダで桃の鉢植え3鉢を育てていた頃、食べごろになると夜のうちに全て食べ尽くしていきました。秋にはプルーンのラストダンスも、15mm角の網の目に鼻面を突っ込んで、実を齧っていくありさま。悩んでいたところ、どこかのブログで「和犬を迎えてからはハクビシンが来なくなった」というのを見て、タイガが来る前は多いに期待していました。が、効果ゼロでした。現に、昨夜も、私が2階で仕事をしている間、ハクビシンが屋根の上を駆け回っていたのですが、タイガは1階のリビングで爆睡状態でした。せめて犬の存在だけでも誇示しようと、タイガの毛布を毎朝ベランダではたいているのですが、毛が散らばっていても忌避効果なしです。
そこで、今日ばかりは、夕方に味見することにしました。この品種は、収穫期序盤の実は、私が待ちきれずに食べるせいか、酸味もあって、とても美味しいです。後半の収穫は、かったるい甘さですが、その分、風味豊かになります。
仕事が忙しいとあまり遊んでもらえなくなるので、桑の実を取っているあいだ、タイガはそばにぴったりくっついていました。食べたいのか、差し出すと、
クン、クン、クン.......
要らないっ!
5月11日の収穫