2017年7月6日木曜日

メールの設定完了  Use of Gmail within Outlook mail

またしても、将来のためのリマインダーです。何らかの原因でPCを初期設定に戻さなければならなくなったとき、迅速に通常の環境に復旧できるようにするためです。

Outlook 2016で、Gmail を使うために登録・アカウント設定をすると、Gmail 固有のフォルダーとして表示されたのは「受信トレイ」と「送信トレイ」だけで、「送信済みアイテム」のフォルダーがありませんでした。これでは、Gmail でお客さんにメールを送信しても、実際に送信済みになったのかどうか確認できないし、また、送信したメールの内容を後で参照することもできませんでした。

更に気になったのは「同期に失敗」という行も表示されていました。『何との「同期」じゃ?』とイライラしながらも、まずは上の問題を解決しようと数日間、いろいろなサイトを参考にしてきました。が、同じ問題を抱えている人が受けたアドバイスに対して「問題解決しました」とフィードバックした例は一件もありませんでした。また、サイトによっては、Outlook 2013 および2016 では Gmail に対して「送信済みアイテム」フォルダー等のサポートをしていない、という内容のものさえありました。実際、「IMAPフォルダー」、「クエリー」、「購読」、で登録処理をしても何の効果もありませんでした(注:「購読」は原語の "Subscribe" を誤訳したもので、「適用」と訳す方が合っていると思います)。

しょうがなく、Outlook を諦めてGmail を独立で使おうと、Google Chrome から Gmail のサインインをしてメールを設定したら、欲しいフォルダー全てがありました。しかも、その後でOutlook メールを立ち上げてみると、「同期に失敗」の行が消えていました。ということは、スマホ等ではなく、Gmail 本体との同期を意味していたようです。ただ、「送信済みアイテム」などのフォルダーは無いまま。ここまで来て、昨夜は一定の満足度で終了。

今朝、早朝散歩から帰って頭がスッキリしたところで再度カシャカシャやっているうちに、Gmail フォルダーの表現で「送信済みメール」のフォルダーや他の便利なフォルダーが、Outlook上で表示されるようになりました。今朝初めて試みた操作は、Outlook 上で Gmail の "Inbox" を作成したことです。昨夜覗いていた海外サイトのアドバイスでは、"Query"リストの中の "Inbox" をクリックして "Subscribe"にすることで、 Outlook でルートパスを作ると言っていましたが、私の日本語バージョンでは Inbox 自体存在していませんでした。そこで、今朝、Gmail でサインインして見つけた Inbox の表現をそのまま真似してQueryで打ち込んだら、Outlook の Gmail で「送信済み....」などのフォフダーが表示されていたのです。

以上を受けて、下の写真は今朝の成果です。細かいことですが、写真 Gmail の「受信トレイ」と [Gmail] の行の間の空間を詰めようとすると、せっかく表示された「送信済みメール」等のフォルダーが隠れてしまうので、諦めていじらないことにしました。


 
追: 以上を可能にするには Gmail の方でも落とし穴が用意されていて、Outlook メールから Gmail へのアクセスを可能にするには Gmail にサインインして「安全性の低いアプリの許可」を「有効」にする必要があります。これを実行すると「安全性の低いアプリへのアクセスが有効になりました」「この変更により、あなたのアカウントが攻撃者に不正使用される恐れが高くなりました」という警告がきます。後は自己責任で~、ということです。Outlook にせよ Gmail にせよ排他的で、とにかく自社のものだけを使わせようということなのでしょうか。