2016年7月24日日曜日

今日の雛  Budgie Baby

雛はますます個性が強くなるとともに、相当のワガママ娘になりました。羽が無い分、脚力で動きを補っているので、足さばきがバツグンで、ケージの内外で暴れまわっています。

クチバシを使って網伝いにケージの外壁に上り、オスとにらめっこの遊びが気に入っているようです。

オスは心配そうに見守りますが、ヒナはおかまいなしに逆さにぶら下がったりして遊びます。
私は、ヒナがチョロチョロと動き回るのを見ていると癒されます。




今朝、ケージの掃除をしていてヒナの尻尾に変化があるのに気づきました。エビフライの2本の尾羽が抜けて、代わりの羽が出始めているようです。

通常、今の段階では、翼の先っちょが長く伸びて腰のあたりでクロスするはずですが、このヒナの場合、翼の外側の最も長いもの4本が無い状態です。挿し餌雛から今の中雛になる段階でさえ外側の3本が無く、4番目に長い羽は出たものの、挿し餌が終わって間もなく抜けてしまいました。なので、今は、翼が腰のあたりでクロスどころかタッチさえできません。

長い尾羽は、挿し餌雛の「エビフライ」が抜けて、中雛になると大人なみの長い羽2本が出るはずが、未だ出ていません。たぶん、その尾羽が今、出始めているようです。

オーストラリアの野生ではセキセイは大群で暮らす留鳥で、雨が降って食料が豊富になると一斉に巣作りして、孵化後1月ちょっとでヒナが巣立って、群れは次の食糧豊富な土地を求めて移動していくそうです。うちの雛のようになかなか羽が生え揃わない個体は群れに置き去りにされそうですね。