品種は「さえふじ」。種が4個以上入らないと渋が残ることがある不完全甘柿だそうですが、甘柿としては非常に甘くて美味しいそうです。ここの環境は暖地なので普通に甘柿になるのでは?と、勝手に期待しています。
"Saefuji"
出典:花ひろば
さえふじは雄花が沢山つき花粉の量も多いので、禅寺丸同様、授粉樹として活躍するそうです。十数年前に果樹栽培を始めた当初、実つきの禅寺丸苗を買って3年育てましたが、美味しくなかった記憶があるので、うちの夕紅のためにもう1本買おうとしたとき、禅寺丸以外の品種をと思って探しました。
しかもさえふじには、授粉樹、甘柿、の他にもうひとつ利用法があって、さえふじで干し柿を作っている生産者さんもいるようです。ひとつで3役を果たします。
ちなみに、2014年10月に買った「甘秋」は、翌年の初夏になっても芽が動かなかったので主幹を切ってみたら、カラカラに枯れていました。苗が届いたときは美しい元気苗だったので、私の植え方が悪かったのだとしか考えられません。なので今回はハラハラしながらの注文でした。
芽が動き出していて、浅緑色の部分が見えます。牛糞、バットグアノ、配合有機肥料をすこしずつ入れました。
夕紅はというと、鉢植えから地植えにした最初の年は花が約十個咲きましたが、それ以降は蕾も出ていません。もうそろそろ花が着いてもよいくらいに育ちましたが、
"Yubeni"
今のところ、この1個の蕾しか確認できていません。