品種名の由来は、ウィキによると、この品種が発見されたベネズエラの農園の名(Hacienda de Cara Cara)から来るものだそうです。Washington navelとブラジル原産のBahia navelが自然交雑して生まれたという説が一般的のようですが、ワシントンの木に発生した枝変わり(変異)という説もあるようです。
カラカラの大きな特徴は、1)果肉の色が赤っぽいことと、2)酸が少ないので甘味が強く感じられることです。1)の果肉の色はリコピンで、ブラッドオレンジのアントシアニンではありません。2)の甘味に関しては、たぶん糖度そのものは通常のネーブルと同じようですが、酸っぱいものが苦手な私には、カラカラの方がずっと食べやすいです。うちの近所のスーパーでは1月末頃から米国産のカラカラが棚に並びます。
また、カラカラの実の大きさは、通常のネーブルよりも一回り小さいですが、皮は剥きやすいです。
届いた苗の箱を開けると、とても太くてしっかりした1年生苗が入っていました。
Cara Cara, a.k.a. Pink Navel
水ゴケを取り除くと、根っこが大量についていました。10号ロングスリット鉢に植えつけるには、ハサミでバツバツ切り詰める必要がありました。
地上部は40cm未満に切り詰め。ベランダでコンパクトな樹姿で管理する予定です。
とても新鮮な葉っぱで、ゴムのように分厚く弾力性があります。大満足な苗です。
果実の色の比較がWikipediaに載っていたので、出所を示して転載します。
写真左がカラカラ、右が通常のネーブルオレンジの果肉です。
土を買いにいったついでに、イチゴ苗もゲット。イチゴはナメクジの害に遭うたびに処分して、長続きしたことがないので、安い苗を1個だけ。四季成りでも糖度が高いそうなので、ついその気になりました。
Everbearing, sweet and scrumptious strawberry
咲いていた花↓ は、この後摘み取りました。植えつけ後1ヶ月くらいは花を摘み取って、株を太らせる予定です。