そんななか、ラズベリーのジョーン・スクワイアがぼちぼち熟し始めています。今年の実は、カタログどおりの長果がほとんどを占めています。去年のは丸実ばかりだったので、今年のが本領発揮のようです。味も、去年より上だと思います。
Joan Squireは、この品種の作出者(Dr Derek Jennings)の奥さんの旧姓を使った命名だそうです。後続の品種にはJoan J ("J"は"Jennings"から?)や、Joan Irene(ジョーン・アイリーン) (Ireneは奥さんのミドルネーム)、孫娘の名前で命名したTerri-Louise(テリ=ルイーズ) などがあるので、そのうち日本でも紹介されるのでしょうか。
Joan Squire
ジョーン・スクワイアの実の大きさは、今年は満足な水準です。去年、地元園芸店で買った名無しのラズベリー(「サマーフェスティバル」かも?)と比べると、JSの方が一回り大きいです。味は、それぞれに美味しいです。
Joan Squire (left), & Summer Festival? (right)
クワ(左が西洋クワ、右が東洋クワ)は、毎日熟していますが、梅雨の真っただ中なので味が薄くて利用していません。ムクドリのつがいが根気よく通ってきて食べていきます。今日、写真を撮るために収穫したのも、庭に出しておけばムクドリが平らげてくれるはずです。となると、梅雨の影響を受けずに美味しい実がなるラズベリーは貴重な存在と思えてきました。
Mulberries: European (left), & Oriental (right)
去年の10月1日に、フェイジョアのニキタの挿し木をしました。半年以上たってやっと芽吹いてきたところです。枝のどの部分が発根しやすいか実験するために、1本の枝を3つに切って挿しました。現在芽吹いているのは、元の枝の先端近くの部分です。
フェイジョアの挿し木で成功したことがないので、実際には赤玉の中でどのような状況なのか、全然検討もつきません。新芽が展開して5センチ位に伸びたら、土から出してみようと思っています。
Feijoa: Nikita cuttings
栄養をムダにしないために、このあとハサミで蕾を除去しました。この時期、毎年庭に顔を出す雑草です。花の大きさはニワゼキショウの数分の1と小さいものですが、大変気に入っていて草むしりのときも一緒にむしらないよう気をつけています。