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2016年6月19日日曜日

ニワウメ  Japanese bush cherry

タイガの散歩中、近所のニワウメが真っ赤に色づいているのに気づきました。その苗は一重ピンクの花が咲くもので、ニワウメとして最も一般的な品種です。実がユスラウメの実より遥かに小さく、味は、ネット上の情報によると酸っぱくて苦味もあるそうです。

うちのニワウメは一重白花が咲く品種で、樹姿は、ピンク花の苗のようにシュッと上に伸びるのではなく、株立ちで横に繁茂するタイプです。樹高の比較のために、冬の間に挿し木苗を作っておいたイングリッシュラベンダーを横に置いてありますが、ラベンダーの花穂の先よりも低くて30cmもありません。


実がゆっくりと色付き始めています。

収穫は7月上旬頃だと思いますが、それまでに果皮も果肉も真っ黒になります。去年、実付きで買った苗なので味見できましたが、濃厚な味で、苦味は全くありませんでした。よって、通常のニワウメとは葉っぱは似ていますが、樹姿や果実は別ものと言えます。

うちで成った実は、去年のものより明らかに大きくて、暖地サクランボに負けません。食味もこちらの方が優れているし場所を取らない、完全無農薬で虫も着かないので、これからも大切に育てていきます。




ちなみに、これ↓ が去年の7月12日に苗を購入したときの状態です。その後、夏の間にコガネ子に根っこを食べ尽くされて9月には完全に落葉していましたが、植え替えして今の状態に復活したので、よほど生命力が強いのだと思います。
as at 12 July 2015