ページ (Pages)

2012年11月29日木曜日

カリンシロップ (Quince Syrup)

友人が喉風邪をひいていて、おまけにノロウイルスにもやられているようなので、せめて喉用にと、カリンシロップを作りました。ちょうどJAで立派なカリンが安く売られていたので、自分の分もと、1kg入りのを買いました。

でもその前に、今年の夏に漬け込んでおいた梅干しが入ったガラス瓶を空にしなければなりません。物置から出してみると、紫蘇葉を少量しか使わなかったので、私的にはちょうど良い色になっていました。


いつもは年を越してから利用し始めるのですが、小さな容器に移したついでに味見をしてみました。やっぱりまだ早過ぎで、味に深みがありません。



で、カリンに話を戻すと、この3個で 1,050g ありました。


一番大きな実を単独で量ると450g 超え。これが成る木はどんなに管理状態が良いのでしょう。



砂糖1kg をセラミック鍋で煮溶かし、そこへ種を除いて1cm未満の厚さにスライスしたカリンを入れて、竹串がスッと通るほど柔らかくなるまで煮ます。(水の分量は、正直、分かりません。いつも同じセラミック鍋で一定の水準まで水を入れているので、量ったことがないのです。)

出来上がると、綺麗なゴールデンカラーになり、味は、レモン汁を入れなくてもちょうど良い酸味があって美味しいです。熱いうちに(シロップが冷めて重たくならないうちに)鍋からガラス瓶に移し、フタをせずに一晩放置。翌朝、ペーパータオルで内壁についた水蒸気を拭い取って、きっちりフタをして、冷たい空気の物置で貯蔵します。ヨーグルトに入れると、とても美味しいです。


2012年11月24日土曜日

サニーコット(Sunnycot)

アンズのサニーコットは、10号ロングスリット鉢で、初夏までは木が順調に育って、また、美味しい実を2個成らせました。しかし夏・秋にかけて、枝が2本しか出なかったので不思議に思って、移植には早めでしたが、10月に地植えを済ませることにしました(いつまでも実が成らないプルーンのアリエスをリストラした跡地です)。

鉢から出すと、コガネの幼虫が2匹! 比較的少ない数だったので、ダメージもそれほど大きくはなかったのですが、本当に2匹だけなのか、確認するために徹底的に土を振るい落としたので、苗が一時は弱ってしまいました。その後、葉っぱがシャンとして、最近までついていたので、何とか難を乗り超えたようです。今は秋枝のみに葉が残っています。


2年目の苗なので、花芽もゴツゴツ付いていて、来年の春がとても楽しみです。


グアバ(common guavas)

斑入りグアバは、3月に沢山蕾が出たあと、4月の寒さで2個を残して消滅しました。でも、その2個が開花後、収穫まで行きました。11月の上旬に収穫しましたが、当時はYahooブログを止めようと思っていた関係で、写真もとらすに実は胃袋へと直行。今は実が付いていた跡↓だけが、味を思い出させます。


今年の実は鶏卵程度の大きさしかありませんでしたが、その分、味が濃かったです。二重丸の美味しさでした!  ただ、枝数が全然増えませんでした。↓


樹高もほとんど去年と変わらず。↓  鳥カゴの高さが183cmなので、地上90cmくらいでしょうか。保険苗を作ろうと、ミズゴケを巻いてありますが、樹皮を剥いでいないので、去年同様、何もおこらないかも。グアバの枝は、太いものでも環状剥皮は難易度が高いです(私が下手なだけ?)。今年の春に、スイカグアバの大苗で、主幹も含めあちこちに試みたのですが、苗が衰弱して枯れました。



ブラジル・キンググアバは、ベランダで斑入りグアバの隣にありながらも、夏の間に葉ダニの害がひどかったです。オーソサイド、スミチオン、マラソンを試しましたが、どれも効果なしでした。


横から見ると↓さらにスカスカです。ただ、主幹の太さが斑入りグアバに追いついたのがせめてもの進歩でした(斑入りの方は、主幹の太さは去年から大して変化なし)。



赤葉グアバは、3本のグアバの中で最も状態が良いです。写真は下からとったので葉の裏側しか見えませんが、表側もきれいです。(高所恐怖症なので、必死の思いで鉢をロフトに上げた後、よほどのことが無い限り登れませんので、あしからず。)


2012年11月22日木曜日

好物(Treats)

数ヶ月前に日本からの撤退を表明したTESCOですが、地元の「ツルカメ」はまだ営業しています。以前よりは輸入ものが減ってはいますが、それでもこのあたりでヨーロッパ産のものを色々買えるのはここぐらいなので活用しています。

食物繊維が豊富なビスケットやフルーツケーキを作る材料として、ミューズリを買ったついでに、チョコレートも買いました。どれもドイツ原産です。暇なので、一応チョコレートの名前を調べてみたら、ドイツ語で  Erdbeere  は写真のとおり「イチゴ」ですが、 Waldfrucht  は「森のフルーツ」と、何ともメルヘンチックです。


さっそくチョコレートを味見してみると、ベリーのツブツブが有るわけではなく、ベリー風味のクリームが中に入っているものでした。これなら、子供の頃、ピンクに着色したイチゴ風味のクリーム入りのチョコがあったような。。。。   でも、チョコレートそのものは美味しかったし、ベリーミックスの方はラズとブラックベリーの風味がはっきりしていて満足です。これがドイツのチョコレートかぁ、と味わいました。

紅心、ファントム(Kiwi & Baby Kiwi)

今年初なりの紅心を、11月中旬から収穫しました。パァーッと近所の友人やキウイ棚のステンレス物干し竿を提供してくれた金物屋のおじいちゃんに配ったあと、自分で食べてみたら少々後悔しました。大して美味しくなかったのです。その水準に自分の味覚が慣れたのか、それとも追熟が進むに従って糖度が上がったのか、最近になって甘さを感じるようになりました。

感想: 黄肉系として普通に甘く、キウイらしい味がする。香りはない。タネが多過ぎて、食べていてジャリジャリする。さらに、果肉がスジスジしていて、スジ以外の部分も決してゼスプリゴールドのような滑らかさはない。

不味くはないけど、この先3,4年にわたり収穫しても大幅に向上しなければ、他の品種に移行すると思います。ゼスプリゴールドのホート16Aが買えないなら、レインボーか、あるいは数年後に東京ゴールドの糖度がもう少し上がっていれば、そちらにします。


収穫は終わったし木枯らしは吹くしで、もう剪定してスカスカにしました。


こちら↓は、去年の9月に発芽したゼスプリゴールドの苗です。最も勢いのある苗を選んで植えてありますが、雌雄の別は分かりません。オス木であることを期待しています。


ファントム↓は、去年の秋にオクで安い苗を買ったので、極小苗でしたが、そのせいか今年は地植えでもここまでしか育ちませんでした。枝の分岐がほとんどなし。


夏に挿し木をしてみました。10月に土から出してみたところ、カルスもない状態でした。その後も葉っぱだけはゆっくり拡大を続けています。12月からは屋内に移す予定です。



2012年11月20日火曜日

ニキタ (feijoa Nikita)

ニキタは、初年度は自然に伸び伸び育てようと思って、10月まで放置していたら、這い松のようになってしまいました。そこで、細かい枝を切り捨て(挿し木しましたが、あえなく枯死)、V字型の2本立てに仕立てました。現在、背の高い方でも、60cm弱しかありません。これなら、最初からV字型に縛り付けておくべきでした。

来年の4月には、秋姫の跡地に植えて、地植えパワーで急成長をねらいます。海外サイトの説明にあるように本当に矮性なら、そのまま地植えで管理する予定です。ちなみに、アメリカのサイトによると、成木時で 5 - 6 feet (約1.5m - 1.8m) だそうです。もしかしたら、ウィキトウよりもコンパクトに収まるかもしれません。



環状剥皮で取り木するには春が適期らしいので、今はダメ元で単にミズゴケを巻いてあります。
割り箸ほどの太さもない状態なので、はたして環状に剥がせるほどの樹皮があるのか、あったとしても初心者にできることなのか、今から心配です。そこで、環状剥皮用の特殊なハサミについて調べてみたら、対象となる枝は、大人の人差し指ほどの太さが必要らしいので、使えそうにありません。


ブラッドオレンジ(Blood Oranges)

ブラッドオレンジが今年初めて実を付けています。柑橘類の初成りは美味しくないというのがデフォのようなので、本当なら2個くらいまで摘果して、来年の裏年を回避するのが合理的だと思いますが、理性に欠けているもので、そのまま放置してしまいました。

タロッコには6個実がついています。大きさは、スーパーで売っている普通サイズのネーブルオレンジと同等です。

実が付いている枝は、朝日の当たる部分に集中していて葉っぱも少な目ですが、その背後の本体の方は、健康そうな葉が沢山ついています。




モロは、11個かと思っていましたが、実が色づいてみたら12個ありました。元々、小粒の品種ですが、この苗についている実は温州ミカン程度のサイズです。10号鉢で管理なら、やはり6個位にしておけば良いのかもしれません。
モロの方は、実が付いている枝も、葉っぱが沢山あります。




セミノールは、夏の間にコガネの幼虫にやられていました。土を入れ替えした後、葉っぱが全部丸まって黄色くなったので、一時はダメかと思いましたが、最近、葉の色だけは回復してきました。
なのでヤル気が出て、昨日、部屋の中に取り込みました。このまま越冬です。




ポンデローザ(Ponderosa)

ポンデローザは耐寒性が低いそうで、昨日の寒さで秋に出た葉が黄色くなっていました。
夕方に取り込んで一夜明けて見たら、かなり回復していました。たぶん、このまま春まで屋内管理になりそうです。

10月に開花したあと、1ヵ所に1果だけ残して、後は摘果しました。無加温の部屋なので、四季成りレモンが必要とする「20度以上」という条件は到底、満たせません。



9号菊鉢に植えてありますが、もう根っこでパンパンで、表土に根が浮き出ています。非常に生命力がありそうです。
 

2012年11月18日日曜日

ブログの再スタート(Starting Again)

 
小鳥たちと一緒に、他のブログから引っ越してきました。
これ以前の記事は、以下のYahoo!ブログに入っています。
「sky 猫の額の果樹園芸」 http://blogs.yahoo.co.jp/critic1991
  
本ブログの画面は、機能面で、できるだけ簡素にしてあります。