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2019年7月3日水曜日

プラムのフランジパニ Frangipane tart

フランジパニというとアンズを連想しますが、訳あってプラムのフランジパニです。アンズが旬の時期にいつもたくさん店先に出している八百屋さんへ行ってみたら売り切れたばかりで、しょうがなく「太陽」とラベルの着いていたパック入りのプラムを買ってきました。こんなに早く収穫できる太陽なんてと、興味本位からです。


まずはタルトのシェルを焼きます。今日のは膨張を抑えるために卵黄なしの生地。
Bake a 20cm pie crust

プラムのパックを開けて手に取った瞬間、「太陽ではない」と感じました。半割にしてみると、どう見てもハニーハートです。ハニーハートは酸味が少なく美味しい品種ですが、甘さを追加するためにグラニュー糖をまぶしておきました。
Large plums called 'Honey Heart', sprinkled with sugar

フランジパニの生地の出来上がり。粉末アーモンドがたっぷり入っているところが、通常のケーキ生地との違いです。
Frangipane batter

タルトシェルに生地を詰め込み。

最後にプラムを乗せてオーブンへ。
Top the batter with plum halves.



焼き上がり。中央のプラムと、脇の1個が生地の中に完全に埋没してしまいました。
Baked


匂いにガマンできず、完全に冷める前に一切れ試食。



半割の大きなプラムが入っているので、生地が少なめに見えます。


オセージが2個熟していたので、添えました。
Garnished with Osage berries from the garden.
 

味見すると、フランジパニの生地はいつもの通りアーモンドケーキの食味ですが、ゴロゴロ入っているプラムが最高に美味しかったです。アンズやサクランボ入りのよりもはるかに美味しく感じました。これなら、将来、ミラベルやレーヌ・クロードが収穫できるようになったら同じように利用して味比べが楽しみです。
Large plum halves are absolutely delicious.