ずっと仕事で忙しかったのが、おとといからまたヒマ~な日常が戻りました。その間、雪が降って、気が付くとベルガモットが枯死寸前のような姿になっていました。ベルガモットを買ったのは9年前ですが、ここ4年くらい毎年のように場所替えで移植していて、去年の春に今のスポットに移したときは、木の大きさの割には根っこが少ないなー、とは思っていました。
そのときの植え痛みから夏の間に十分な根っこを張っていなかったようで、今回の寒波でいっぺんに衰弱しました。うちの環境では、ベルガモットは木頭柚子に負けないくらい耐寒性があったので、これを中間台に9品種もの香酸類を接いでありますが、現在、元気なのは木頭柚子、多田錦、花柚子(厳密には柚子の仲間ではありませんが)だけです。
Bergamot, with 9 different citrus varieties grafted,
almost dead due to the unusually cold winter.
もしもベルガモットが回復しなかったら、のことを考えてリスボンレモンを注文しました。耐寒性からは木頭柚子が一番安心かもしれませんが、レモンのほうが使い道が広いし、沢山ならせれば秋の緑果から始まって翌年の初夏まで木の上に生らせて使えるのに対し、柚子は返り咲きがないので1季だけのものだし、保存が利かないので使える期間がかなり限られてしまいます。
そこで、今日届いた苗。健康そうな苗です。今回初めて利用した、福岡の吉瀬園というところからです。苗は900円で安いし、なにより送料が702円と、いまどき信じられない送料でした。
今日は生憎の天気で早朝散歩の時間はアラレのような雪が降っていて、その後も時々冷たい雨が降る寒い日ですが、急いで鹿沼土、配合有機肥料に加え、いつもの用土を買いにいってきました。
Lisbon Lemon
箱から出してみました。
植えつける前に、根っこを固めるように覆っていた土を取り除きました。
9号菊鉢に植え付け完了。美しい苗なのでもったいなくて、2,3日眺めてから切り詰めます。早く根っこが動きだすよう、春まで暖かい小鳥の部屋でグアバと同居させます。