お昼ご飯の後の胃が落ち着いた頃、近所の犬友からの電話で、「今日こそ例の豆大福が買えたんだけど、今お店から電話してるから後で家に来て」と言われました。護国寺にあるそのお店は、豆大福の製造販売で超老舗の有名どころで、毎日並んで待っていても売り切れになると買えないお店だそうですが、富山の山育ちの私には全く縁のない存在でした。
それならレモンティーでも入れてもらおうと庭のレモンをみると、去年の夏・秋に咲いた花からの2個がいい具合いに肥大して色づいていました。品種は、涙ぐましいほど沢山の実を着けてくれるグランドレモンです。風味は、取り立てリスボンのシャープさはないけど、アレンユーレカに似た当たり障りのない美味しいレモンです。
去年は頑張って沢山の高接ぎをしたので、ベルガモットの本体は異品種で覆われています。接ぎすぎて、実の形が似ているリスボン、グランドレモン、アレンユーレカの間で、どの枝が何なのか分からなくなりました。タヒチライム、カラマンシー、斑入りレモンなら実も葉っぱも違うので分かりますが。
また、今年もベルガモットが数個生っているので、これはこれで楽しみです。苗を販売している業者のひとつが「食酢としての使用は無理」と断言していますが、それは私的には料理の幅が狭いことの裏付けにしか思えません。あの香と味は利用価値が高いです。
このあたりはアレンユーレカだったような。もしそうなら年内の利用が楽しみです。
去年の夏に接いだカラマンシーも色づき始めました。
洗ってみたら、思ったより青いですが、もう1年も樹上にあるので十分でしょう。