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2017年6月11日日曜日

柿の幼果  Young persimmon fruits

柿の「さえふじ」の幼果が育っています。去年買った棒苗に、今年は雌花が4個と、雄花が2個着きました。雌花のうち最初に咲いた2個はご近所からいただいた雄花で授粉し、3個めはさえふじの雄花が間に合ったのでそれで授粉しましたが、4個めが開花したときはもう雄花が無かったので放置しました。その4個めの雌花以外からの幼果が今、順調に育っています。

Persimmon: Saefuji
 さえふじは、愛宕柿のように縦長の形をした実が生るので、既にガクの外に顔を出しています。




おまけ編
今年は食用ホオズキも育てています。本当は去年、イタリア Franchi 社の輸入種を蒔いたのですが、1個も発芽しませんでした。そこで今年は国内の業者で、本業はデザートホオズキの実を生産する農家で、種も売っているというところから取り寄せて蒔いたら、100%に近い発芽率でした。でも、うちのスペースの制約から、5個だけ自分用にとっておいて、他の一部は2件の知り合いに上げて、残りは処分しました。もったいないけど、スペースが無ければ仕方ないです。

その国内業者の種を選んだ理由は、元々ほしかった Franchi 社の食用ホオズキの品種特性と同じ性質を挙げていたからです。すなわち、大実、極甘、草丈は60cmと比較的矮性、です。由来によると、輸入種から育ててみたところ美味しかったので、毎年、甘い株からの種を選抜して採取することを繰り返しているそうです。ということは、F1とは異なるので、うちでも来年以降は自家採種で間に合いそうです。

5本のうち、4本は9号菊鉢に2本ずつ植えてあります。残る1本は地植えです。葉っぱが巨大で、日本の観賞用ホオズキとはかなり雰囲気が違います。花は写真右上の黄色に茶色の模様のある、小さい花でアサガオのようなラッパ状に咲きます。

Physalis pruinosa
 苗の草丈が10cmにもならないうちから蕾が出て、成長しながら開花しました。かなり強い生命力です。