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2017年5月13日土曜日

ナツメの芽吹き  Jujube trees budding

今日の関東地方は一日中雨。犬の散歩には困りますが、植物にとってこの暖かい雨は恵みの雨なので、嬉しいです。

ナツメ苗も活動を始めて、新梢が増えるのが楽しみです。成長の違いを見るために3鉢を並べて管理していますが、手前から、新疆ナツメ王、日本ナツメ、大雪ナツメです。


新疆ナツメ王は、日本ナツメと比較すると、さすがに園芸種は優秀、と痛感させられます。蕾が小枝の付け根から先端まで、葉腋ごとにびっしり出ています。

Xinjiang Jujube



日本ナツメは、去年の8月末に買ったときは樹高が180cmもあるヒョロイ樹形だったので、実を収穫後に地上50cmでバツンと切って秋・冬を過ごしました。4月に芽吹き始めましたが、普通の小枝だけでなく、主枝となる恒常的な枝も2本出てきました。ナツメは小枝に実が着いて、落葉期には枝が落ちて冬越します。その実の成る小枝は、主幹から直接出て車枝の状態になったり、あるいは主枝に車枝状態で出たりします。

最近、直径1mmほどの蕾が出てきましたが、小枝の先っちょの2,3の葉腋に1個ずつ出ているだけです。対して、新疆ナツメの場合、葉腋ごとに複数の蕾が出ます。今のところ、日本ナツメの花数は極端に少ないです。たぶん、地植えの成木ならもっと蕾の発生が充実するのかも。

Japanese Jujube



大雪ナツメのほうは、未だに何の変化もなし。こちらは1月下旬に届いたのに、2月下旬に届いた新疆ナツメに大きく差をつけられています。新疆ナツメが芽吹き始めるまでは、主幹の細さは同じだったのに、今では大雪ナツメは細いまま、新疆ナツメは日に日に太ってきてエンピツよりも太くなりました。夏に芽が出るからナツメといっても、もう夏のような気がしますが。。。。。

Super Giant (sleeping)