今日、赤実グアバが遂に完熟落果しました。ここ1週間、袋がけした状態でも強烈な臭いを放っていたのですが、2日前くらいからバラのような芳香に変わって臭いの度合いも和らいだので、追熟なしでもOKだろうと判断しました。また、過去に収穫した斑入りグアバの実の場合、落果直後のほうが酸味がはっきりしているし果肉もしっかりしているので食感が良いと思っています。
ということで、さっそく台所へ持って行って果重を測ったら80g。小さいけど、苗自体が衰弱していて、全力で成らした実だと思うと有難いです。果皮は、1週間前のレモンイエローから日ごとに赤味がさしてきて、今ではアンズ色。
半割にしてみると、オレンジ色の果肉でした! 味は、パパイヤっぽいです。甘味も酸味も十分あってとてもジューシー。以前は、これまで食べたなかで斑入りグアバが一番美味しいと思っていましたが、こちらのほうが上だと思います。しかもグアバなのに極端に種が少ない。果肉は、写真ではジャリジャリっぽく見えますが、実際はもちもち且つねっとりした食感です。この味で、この種の少なさなら、私の憧れのルビースプリームに負けないほど優秀なグアバに思えてきました。去年の4月にこの苗を買ったお店の話では種から育てた苗だそうで、由緒ある品種ものではありませんが、グアバは「美味しければ勝」だと思うので大満足です。
取り木で育てた子苗のほうには4個の実があるので楽しみです。