ページ (Pages)

2015年10月17日土曜日

グアバの秋剪定  Pruning guavas ahead of winter

昨日は一日中雨で、練馬区の最高気温は17℃でした。もう、寒くて寒くて、グアバ苗が雨に打たれて可哀想なくらいでした。最近の冷え込みで、葉っぱの一部に糖分が凝縮したように茶色い斑が出始めました。これからは2階の部屋に取り込んで、天気の良い日はバルコニーに出すようにします。それには伸びた枝葉を整理しないと小鳥の部屋が混雑するので、雨のなか、冬前の剪定をすることにしました。

今年の5月21日にシュンさんからいただいた「黄肉グアバ」の苗が順調に育っています。
届いた日のビニールポット苗から、
Yellow-fleshed guava
as at 21st May 2015

今では8号鉢でちょうど良いところまで大きくなりました。 しかも根張りが半端なく旺盛で、秋肥をやるのに表土をほじくろうとしたら、白い根っこでガチガチでした。シュンさん、丈夫な苗を有難うございました!
Now
初年度なので放任で育てたら、枝がかなり込み合いました。

そこで、2階部屋に取り込むために剪定してスッキリさせました。元々の枝ぶりでは、越冬の際に体力的な負担が大きすぎるからです。


去年の4月に買った赤実グアバの苗は、写真左の取り木で作った苗のほうが、右の親苗よりも大きくなっています。ちなみに、左は10号ロングスリット鉢、右は9号菊鉢です。
Red-fleshed guavas
air-layered (left), & parent tree (right)
取り木苗のほうは、2度目の開花で2個(手前)↓ が結実したので、奥の2個と合わせて4個になりました。まだまだ緑色の固い実なので、熟すのは正月以降かもしれません。
親苗↓ は地植えで夏を過ごしたあと、9月初めに鉢上げしました。最近、果皮が黄色っぽくなってきたので楽しみです。越冬させるのは丈夫なほうの取り木苗だけで、衰弱した親苗のほうは実を収穫後に処分します。


斑入りグアバはもともと枝ぶりが貧相なので剪定なしです。
Guava Variegata (right)

赤実グアバはスリムになって、これなら2階への階段を登れそうです。

斑入りの2個の実は重みで垂れるようになりました。これも完熟は年明け以降かな。
斑入りの最後の開花から、幼果が沢山ついています。
グアバは自分の体力以上の幼果は容赦なく落とすので、私が摘果せず苗に任せています。
寒さで、葉っぱに赤いポツポツが出始めました。それにしても、ここまで斑が入るのも珍しいです。枝そのものにまで、ゼブラのように縞が入っています。
 
 
こちらは種から育てたルビー・スプリームの実生苗です。種まきのタイミングは、いただいた黄肉グアバよりも約半年先だったので、葉っぱが大きく、また主幹から剥離する樹皮にも厚みがあるので、外観的にはこちらが「年上」になりました。でも、主幹の太さでは黄肉グアバに完全に追いつかれています。この苗は9月始めに仕立て直したので、もう冬の準備はできています。
Ruby Supreme seedling
 
 
今日のところは8号鉢の軽いものだけを2階へ運びました。9号や10号鉢のは雨水をたっぷり吸い込んでいるので、私の腰のことを考えて2,3日先延ばしです。写真は、手前が実生ルビー・スプリーム、向こうの2鉢が黄肉グアバです。


剪定した黄肉グアバの枝を少し小鳥のケージに入れました。2羽ともグアバの葉が大好きでバリバリ食べますが、メス(左)がオス(右)に睨みを利かせて近寄らせません。
Budgies love guava leaves
 そのうち、メス(左)が水滴たっぷりの葉っぱで「水浴び」を始めたので、その隙にオス(右)もありつけました。