昔、フェイジョアの実は花粉親の影響を受けるか否かの実験をした人のブログ記事を見たことがあります。実験から得られた結論は、「影響を受けない」というものでしたが、うちのアポロを見る限り、「影響あり」だと思います。マンモスの花粉で結実していた間はマンモスっぽい形をした大きな実が沢山なりました。マンモスを伐採した頃にはアポロもかなり充実した成木になっていたので自家受粉が可能になり、自己の花粉で人工授粉しましたが、いかにもアポロらしいティアドロップ型、粒ぞろい、ただし以前よりも小粒な実が鈴なりに成りました。そして今年はウィキトウの花粉を着けたら、マンモス花粉の頃のような大粒のが成っています。うちの環境ではアポロが完熟落果し始めるのは10月下旬なので、最終的にはマンモス花粉の実よりも大きくなりそうな予感がします。
アポロ (Apollo)
現在、大きなものは長さ7cm弱になっています。ウィキトウの幼果はなかなか変化がありません。晩生だからゆっくりなのでしょうが、今年が初なりなので収穫がとても楽しみです。
ウィキトウ (Wiki Tu)
5月30日に、アポロの枝をニキタの枝に寄せ接ぎしたのが上手くいきました。アポロの枝は2ヶ月もしないうちに本体から切り離してしまいましたが、雨の多い夏だったので枯れずに済んだようです。
これに気を良くして夏の間に、鉢植えのアポロの主幹をニキタの主幹に寄せ接ぎしてみました。アポロの方は、成木から取り木して作った苗です。
接いだ先がグングン育ってくるにつれ、アポロの主幹にすこしずつ切り込みを入れて自根からの栄養を制限しました。針金で縛るよりも分かりやすいと思ったからです。
接いだ先は、アポロの若木によくあるグニャグニャの伸び放題です。