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2014年10月20日月曜日

柿: 甘秋(PVP)  Persimmon: Kanshu

注文していた柿苗の「甘秋」が、今朝届きました。
地上部はとてもしっかりした新苗で、元気な葉っぱがあるので枯れていないことが確認できて安心です。
(数年前の冬に、落葉果樹の苗を柑橘苗と一緒に千葉県の業者から買ったとき、植える際に地上40cmのところで切り詰めたら、主幹がカラカラに枯れていました。電話でクレームしても、「生きているから来年の春になれば芽吹く」の一点張りで、結局、枯れたままでした。なので、落葉樹の購入は、まだ葉のあるうちか春に芽吹いてから、と決めています。)

カキ苗 甘秋(甘)

品種特製については、通販ショップの記述は、どの品種についても都合のよい部分だけを選んで誇張した上で書いてあるようなので、下記の試験研究結果の記事がより現実的かもしれません。業者の品種特性よりも、抑えた内容です。(無断で転載していますが、出所を明らかにしているので、問題ないと思います。)


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実施機関名
(主査)      農業総合研究センター暖地園芸研究所果樹研究室
(協力機関)   (独)農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所

甘秋
「新秋」に「18-4」( 「富有」× 「興津16号」) を交雑し育成した完全甘ガキ品種である。
収穫期は10月上中旬頃で、「伊豆」並である。
雌花の着生は多く、雄花も少し着生する。種子形成力、単為結果力ともに強いので、早期の生理落果は少なく結実率は良い。
果実は果頂部がやや扁平で、扁円形と方円形の中間の形になり、果重は平均200g程度である。
糖度は16~ 17Brix% で肉質は緻密で食味は良好である。
条紋、へたすき、果頂裂果の発生はほとんどないが、汚損果の発生が多い。

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ビニールポットから出してみると、根洗いした後、水はけの悪そうな土で根っこを固めて発送したものだったので、土を全て落としてから、中粒赤玉と鹿沼、および野菜用の土で植えつけました。元肥は有機配合肥料と牛糞。

ゆくゆくは、地植えの夕紅に高接ぎして統合したいので、その前に接ぎ木の練習です。



タイガの散歩で行く城北公園では、柿の実が色づき始めています。直径4cmほどの野良柿のような実ですが、それでも下の方の枝は、もう実が無くなっています。

Persimmon tree in the park

上の枝の実は、野鳥のエサにちょうど良さそう。