途中、猫を沢山飼っていらっしゃる、通称「角の家」に寄って、授乳中の母ネコがいるか尋ねましたが、いないとのこと。それよりも、まず獣医さんに見せたほうが良い、とアドバイスされ、財布もなしのままでタイガがお世話になっているどうぶつ病院へチャリを走らせました。
角の家の奥さんが電話してくれていたので、説明不要で診察。先生の見立てでは、「数時間前に産まれたばかりの、とても生命力の強い子!」とのことでした。また、タイガが振り回していたにも関わらず、傷ひとつ無いそうです。体重は110gと小さいのですが、草むらで発見したときとは違い、ミャーミャーとさかんに鳴き始めたので、先生がミルクの飲ませ方をデモしてくれました。ミルクを飲ませながら、母ネコのように排泄を促してオシリを拭く、を交互にします。今は一回で1ccしか飲めないので、これを15分おきにやるそうです! 妊娠・出産経験のない私が夜泣きに応えて授乳・排泄を世話するなんて想像すると、気が遠くなりそうでした。ただし、一回に5ccくらい飲めるようになれば、3時間おきでよいということです。3時間なら、生後20日くらいのセキセイインコの挿し餌と同じなので少しは楽になります。
とりあえず栄養強化のミルクを出してもらい、授乳用に針のない注射器3本をお借りしました。さらに、ちょうど良いタイミングなので、タイガの混合ワクチンも打ってもらいました。
どうぶつ病院は城北公園の近くなので、帰りしな、毎晩公園で地域猫にエサやりしている友人2人にも見てもらい、世話のアドバイスを受けました。
角の家では3人に、どうぶつ病院でも3人、さらに、エサやりの友人2人からも、タイガはその都度「偉いねー♪」と褒められ有頂天になっていましたが、これからの責任の重さを考えると私の心は沈むばかりでした。タイガは、別に、善行が目的でくわえていたわけではないのですが。。。。。
帰宅して温めると、短時間のうちに成長したかのようにサイズアップしていました。毛が乾いたので、体が少しだけ大きく見えるようです。
急きょ、Youtube の動画機能を学んでアップロードしてみました↓
今朝になって衣装箱のフタを開けてみると、爆睡中でした。昨夜は1リットルのペットボトルにお湯を入れ、タオル2枚を巻いてユタンポにして寝かせたら、夜中に見ると母ネコの背中にまたがるように横断的に腹ばいになっていましたが、今朝はこの状態でした。
ということで
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です。
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タイガは猫を見るとコーフンして、猟犬まるだしになり、自転車引きの私をひっぱり倒してでも猫を追いかけようとします。また、うちにはセキセイインコ2羽がいるので、猫は天敵の立場になります。
今後の予定としては、ひとり餌になるまで私が育て、その間ご近所や朝夕の犬散歩の飼い主さんたちにあたってみます。それまでに要した費用は一切、請求いたしません。どうしても見つからなければ、富山県に住む姉に頼み込む予定です。子供のときから、姉は猫派、私は犬派とはっきり分かれていました。姉のところでは3年ほど前に、20年間飼っていた2匹の猫が死んで、去年の春に2匹の子猫を引き取ったところです。