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2013年11月17日日曜日

田口早生の収穫  Taguchi Wase

田口早生が最近色づいてきて、ほぼ全部の実がいわゆる「ミカン色」になりました。元々小さな苗だったのが、実の重みで傾いてしまっています。写真向かって右側が南の方角で、陽光面になりますが、実の数は少ないけどサイズは大きいです。反対に写真の左側(北側)には、小さな実が集中してついています。

こちら↓ は陽光面の大実の枝です。

最近、大実のほうを手にとると、若干、浮皮っぽい感触があったので、大きい実と木の反対側の小さい実を一つづつ収穫してみました。

大きい実は200gを超えています。

小さい方は125gでした。

半割にしてみると、大きい実は浮皮ではなく実の中心の空洞部分の影響だったようです。
食味は、やはり小さい実の方が断然濃厚で、大きい実の方は酸抜けしたような甘い味でした。大きい方は陽光面だったので、もう少し濃い味を期待していましたが。
ただし、これはこの2個の比較上のことであって、今日試し食いしたものは、この時期に店で売っているどの早生ミカンにも負けない美味しさでした。

今までうちで成ったミカンは麗紅の酸っぱいのに慣れていたので、今日のは安心して食べられました。麗紅のような香りは無く、また麗紅ほど強烈な濃厚味ではありませんが、初成りとは思えないくらいの出来でした。

来年以降も摘果はせずに、小さな実を沢山成らせてもっと濃厚な実になるようにします。また、収穫が全部終わったら、牛糞と有機肥料をたっぷりやります。