2018年4月26日木曜日

紀州犬  Kishu-ken

果樹に水やりをしていたら、家の前を紀州犬が通りかかりました。以前は城北公園でたまに2頭連れの紀州犬をみかけていましたが、最近はさっぱり。ましてやうちの前を紀州犬が通るなんて初めてです。私はタイガを迎える前、紀州犬と甲斐犬のあいだで迷いに迷った経緯があるので、紀州犬は今でも思い入れがあります。


さっそく声をかけました。この子の名前は「ウメ」ちゃんで、3歳の女の子。犬舎は何と、以前、私自身が電話で問い合わせたことのある三重県の赤倉荘だそうです。同犬舎のサイトで私が何度も写真を眺めていた美形の犬にそっくりの顔つきをしています。たぶん系統が同じなのでしょう。


タイガと引き合わせるために、門の内側に入ってもらいました。


Ume, 3-year old female Kishu-ken

お互い無視の構え。

タイガの名前を呼ぶとちょっとこちらを見ましたが、不満そうな顔をしているので、
 アップにしてみると、こんな雰囲気でした。背中の毛がちょっとだけ立っています。

それにしても美しい!
 「日本昔話」に出てきそうな、
 美しい女人が犬に化けたような美しさ。


そう思わない?タイガ、ね、ね!

2018年4月21日土曜日

ラズベリーなど開花  Raspberry/Blackberry flowers



選抜クマイチゴのウルトララズベリーが開花しています。各節に3,4個ずつ蕾がついていて、一斉にではなく順次開花するので様々な段階が混在しています。
環境は、ほとんど一日中日陰なので良くないです。段差のある地形で南側の隣家が、元からあった普通のスカスカのアルミフェンスに加えて壁を立てたので、風通しと日差しがガタ落ちになりました。でも、この地植えは、耐陰性と地下茎の広がりを試す実験目的もあるので、結果が良くなければ再度鉢上げにして2階バルコニーに移動させます。
Ultra Raspberry
 雨続きだったので人口授粉は全くしていませんが、結実するようです。



こちらはブラックベリーのシャロンズデライト。開花中の花の周りに蕾が3個と、苗の先っちょにも1個着いています。根本からは太いシュートも出てきたので順調なようです。環境は、ブラッドオレンジのすぐ横で半日陰、花壇なので風通しは悪くないです。
Blackberry: Sharon's Delight





今年はスモモのメスレーや「いくみ」で赤いババロアなどの冷菓が作れそうなので、新しい型を注文してあったのが今朝届きました。手前はステンレス製の蛇の目20cm型、向こうはシリコン製のマルグリット型(フラワー型)で20cm。カタログでは両方ともベーキングにも使えるとのことでしたが、シリコン製はさすがに環境ホルモンを摂取してしまいそうなイメージがあるので、冷やし型としてのみ利用します。
New items just arrived.....

2018年4月19日木曜日

日本サクラソウ Japanese Primroses

日本サクラソウが満開になったあとも長持ちしていますいます。
この鉢植えは地元JAで買ったものが増えたので、花にシベが無いようでも種がちゃんとできているようです。うちにある日本サクラソウは全て、買った当初は八重咲き品種でしたが、管理が悪いのか3年目くらいからはずっと一重咲きになりました。


この花の表は白で、
 裏は濃いピンク。スペース難なので門の外に出してあります。

こちらは地植えの「花小町」。JAのと似ていますが、値段の違いが花柄のサイズに出ています。群馬の山奥の日本サクラソウ専門の育苗業者から取り寄せたのですが、花の代価だけでJA苗の4倍以上しました。とても大柄の花で存在感があります。

同じ業者から買った、裏も表も淡いピンク(八重咲き)の品種。他に、裏が紫・表が白のと、赤花八重咲きのも取り寄せましたが、いつの間にか消滅してしまいました。この淡いピンクの品種のみが実際に増えています。






1週間前にグアバ苗の一部を地植えにしました。ここ数日間の寒さの影響は心配でしたが、地植えの際に強剪定をして古い葉っぱをむしったので、負担は軽減されたと思います。


こちら↓ は去年の初開花で実を着けた黄肉グアバ。
Yellow-fleshed guava
 写真がボケましたが、蕾が雨にうたれても落ちなかったようです。


こちら↓ は実生ルビースプリームの第2弾。米国の知人を通して入手したルビースプリームの種の第1弾からの苗と黄肉グアバのもう1本は、今年は鉢植えのままバルコニーで待期です。スペースがあれば全部のグアバを夏の間だけ地植えにしたいところですが。。。


第2弾のほうは、2年ほど前に米国の業者から購入したものです。届いた種をみてビックリ。第1弾の種の3分の1ほどの極小粒でした。これでルビースプリームの特徴である、種が少ないという要素と重なれば、かなり食べやすいはずです。ということで大興奮のうちに種の半分は黄肉グアバ苗でお世話になった沖縄の方に送り付け、残り7粒を撒いたら3個が発芽しました。うち1本は、スペース難から去年リストラして、現在2本の幼苗があります。


何分にも実生苗なので親のような甘い実が生るかどうか分かりませんが、今年の夏を通してグンと成長すれば来年あたり開花苗になるのでは、と期待しています。雨で新芽が赤くなってしまいましたが、向こう1週間の予報では暖かい日が続くようなので回復するでしょう。
Ruby Supreme seedling

2018年4月17日火曜日

キウイ開花  Kiwi Flowers

キウイ雄木の早雄の開花が始まりました。赤肉系だけあって早いですね。これなら前の年に花粉を冷凍保存しなくても授粉に役立ちそうです。


Male Kiwi: Souyu






早雄に高接ぎしたレインボーレッドは、2か所のうち一つは順調に新梢が伸びています。葉っぱの裏が赤いのが特徴的です。蕾はあったのに、日に日に縮んできて、もう茶色になっています。


Female Kiwi: Rainbow Red
 こちら↓ は、夏まで持つかどうか怪しくなってきました。

2018年4月15日日曜日

ナツメの芽吹き  Buds on Jujube trees

ナツメ苗が順調に芽吹いています。写真↓ 奥から、日本ナツメ、大雪ナツメ、新疆ナツメです。3本のそれぞれに蕾も出ていますが、日本ナツメと大雪ナツメの蕾はまだ小さすぎて写真には写りません。

Japanese Jujube (back), Super Giant (middle), Xinjiang Jujube (front)

日本ナツメは去年は結実ゼロだったので、今年は多いに期待しています。気になるのは、2年前の夏に実着き苗を買ったときはトゲが無かったのに、去年、今年とトゲトゲです。ポット入り柑橘苗のように、苗を買ってもらえるよう出荷前に切ってあったのでしょうか。
Japanese Jujube

こちら↓ は、去年の1月に送られてきた苗が枯れ苗だったので、その代替品として去年の秋に届いた大雪ナツメです。去年はいつ芽吹くのかとヤキモキしながら1年をムダにした思いがあったので、この苗が芽吹いたのをみてホッとしました。しかも、小さな蕾も見えてきたので新たな期待もあります。
Super Giant

新疆ナツメの丸っこい葉っぱは特徴的です。
Xinjiang Jujube
 蕾のポチがたくさんついています。日本ナツメや大雪ナツメよりも多花性のような蕾の着き方です。
Flower buds

この↓ 大きな芽は、落葉期になっても落ちない種類の枝で、将来の主枝か主幹の延長になります。去年出た枝は全て落ちて、主幹が全く伸びなかったのが、今年は成長の年になりそうです。
Future permanent branch



こちらはヤフオクで盆栽素材として売られていた一才ナツメ(左)と、新疆ナツメの台木からのひこばえを挿し木したもの(右)です。
Dwarf Jujube (left), and sucker from Xinjiang Jujube's root stock (right)

ひこばえはまだ20cmに満たないチビですが、越冬できたからには今年は倍以上に育つでしょう。この状態で既に蕾が確認できています。台木にされるくらいだから、実が成っても高い品質は期待できませんが興味はあります。また、挿した翌年から開花するということは、この苗にも一才性があることになります。
Sucker from root stock
 葉っぱはこんな感じで、トゲもたくさんあります。
Already flower buds can be seen.

こちらは盆栽素材の一才ナツメ。ここ2、3日の間にやっと芽吹き始めました。
Dwarf Jujube

2018年4月14日土曜日

公園で  At the park

早朝散歩の途中、タイガが違う方向に引っ張り始めたのでその先を見ると、仲良しのグレイシー君に似たハスキーが歩いていました。初めて会う子で、ハル君、8歳だそうです。
Haru (8-year old, male Husky)
 ちょっとピリピリした挨拶の瞬間。
A slightly tense moment.
 もうすぐ5歳のタイガよりも、8歳オスで体も大きいハル君のほうが優位なはずなのに、タイガが低姿勢を見せないので、
As Taiga did not show enough respect to an older, stronger Husky,
 ハル君がちょっとマナーを教えました。決してマウントしようとしているのではなく、自分の力を見せているだけです。
he decided to show her who was the boss.




その後公園の上のほうを歩いていたら、崖下の道を行く可愛いコーギがいました。壁に足を掛けてこちらを見上げています。
As we were walking along a ledge,
a corgi kept looking at us from the road below.
 その後、古代家遺跡の近くでさっきのコーギと出くわしました。
Later, we happened to run into each other.
 まずはタイガと挨拶。
まん丸の目をしたシュート君、3歳だそうです。
Shoot (3-year old, male Corgi)
 タイガにガンを飛ばしながらも
Eyeing Taiga, before

私の脚に前足を掛けてきました。
putting his feet against my leg.
 よほど鼻が利くのか、私の右ポケットに入っているチキンジャーキーを見つけたようです。
He can smell the treat in my pocket.
 またしてもタイガにガンを飛ばしています。
Again, being on his guard.




シュート君と別れたあと、やはりコーギのピリカちゃんがやって来ました。
Pirika (female Corgi)
 飼い主さんと立ち話をしていたら、久しぶりに会うフラットコーテッドレトリーバー・ミックスのジュディも来ました。タイガは子供の頃、群れのボスのジュディに躾けられたのを忘れずに丁寧な挨拶。
Judy (female Flat Coated Retriever mix)
 こんな狭い道で長話していろいろ情報交換ができました。




その後はドッグランへ。平日は夜にしか行かないのでドッグランでの写真を撮れるのは週末だけです。

顔なじみがたくさんいました。左から、ドーベルマンのエマちゃん、一緒に飼われている甲斐犬ミックスのジャズ君とコーギのポーラちゃん、タイガの手前は柴犬のライ君。なぜか、タイガの背中の毛が立っています。
Lots of familiar faces in the dog park.

毎晩会うケアンテリアのチャンプが寄ってきてもタイガの背中の毛が立ったまま。
ライ君の背後に見慣れない子がいました。
Rai (male Shiba Inu)

黒柴ですが、顔面まで黒い。名前はラムネちゃんで、1歳と8か月だそうです。
Lamune (1year+8 months old, female Shiba Inu)
 ラムネちゃんはタイガと挨拶しようと近づきますが、
Lamune tries to greet Taiga,
途中で「やめとこ」と思ったのか、
but has a change of heart
 一目散に走り去りました。逃げるものを見ると無意識に追いかけるタイガ。
and runs away.  Taiga instinctively chases the running creature.


それでもラムネちゃんは遊びたい気持ちもあるようで、チャンプとタイガがこうやってお互いを狙い始めると、空気を読まずに間に何度も入ってきました。
Still, Lamune seems to want to join in the game.
 タイガが狙っているのはあくまでもチャンプですが、ラムネちゃんの接近も気になるようです。
She places herself where she is not wanted.
Taiga and Champ (Cairn Terrier) take no notice of her.
 チャンプが突進してラムネちゃんをはじき出しました。
Champ charges at Taiga, pushing Lamune out of the way.
 ラムネちゃんは蚊帳の外。


ニューフェースの到着に気付いてチャンプが駆け出しました。
A new face arrives and Champ is distracted.
 1歳のトイプードルで、名前は「トクゾウ」君だそうです。年上の犬たちに囲まれてすっかり緊張しています。
Tokuzou (a year old Toy Poodle), looking scared.
 コーギのポーラちゃんもチックしに来ました。
Pola (9-year old Corgi) comes to check him.


トクゾウ君の挨拶が済むと、タイガとチャンプの睨み合いの続きです。またしてもラムネちゃんがKYの状態です。
Taiga and Champ back to their game, with Lamune hanging on.
 チャンプがタイガとワンプロの体勢に入りました。
Champ attacks Taiga,
 ただ、身長が違い過ぎるので、
in his own style.
 タイガは余裕でヘラヘラ笑っています。
Taiga appears to be laughing.

一応タイガが地面に引きずり倒されたようなかたちになりました。
Champ manages to bring Taiga down.
 タイガが起き上がろうとすると、
 また地面上での戦いに逆戻り。
 この後は延々とウネウネが続きました。




 やっとタイガが脱走。


ドッグランの外で会った初めての子。ウィペットのフォルトゥーナ(Fortuna)君、8か月の幼い子です。「幸運」や「運命」などを意味する名前の由来は、レスキューされたときパルボに罹っていたのが、それを克服して元気になったことにあるそうです。8か月とは思えないくらい普通のウィペットの体格になっているので、3歳になる頃は相当立派になりそうです。
Outside of the dog park, we met a new face,
Fortuna (8-month old, male Whippet).
ちょうど、いつもタイガに美味しいおやつをくれる人(左)が散歩で通りかかったので、タイガはフォルトゥーナ君との挨拶よりも、おやつ期待で興奮しています。
 今日はおやつ無しにしてもらいました。
 それでもフレンドリーなフォルトゥーナ君は熱烈な挨拶をしていました。




帰りしな通った草地で黒柴のアズキちゃんにばったり。いつも夜のドッグランで追い駆けっこをする相手です。
In the nearby field after leaving the dog park,
we met Azuki (female Shiba Inu).
 小柄でスリムなアズキちゃんは群れ一番の俊足で、こうやってリードに繋がれていても、こちらの目が回るほど素早い動きをします。
Azuki is the fastest runner of our pack.



ひとしきり走り回ったあと、タイガがアズキママに甘え始めました。アズキちゃんはおとなしい子なりにヤキモチを表現します。
After running, Taiga snuggles up to Azuki's mom.
 見せつけるようにデレデレ顔のタイガ。
Taiga looking smug.  Azuki shows her jealousy in her own gentle way.
 アズキちゃんがママの後をまわって、
She goes around her mom,
 タイガを背後から攻撃。何をするにも可愛い子です。
and attacks Taiga from behind.

そこへラブラドゥードルのアルバスも到着。アルバス家の小学生の長男が、最近スペインでのサッカー留学から帰ってきたばかりなので、写真を見せてもらったり、いろいろな話で盛り上がりました。特に、長男を受け入れてくれたホストファミリーのママの美人ぶりには皆圧倒されました。
Albas (male Labradoodle) arrives.
 その間ワンコたちは退屈しきっていましたが。。。
Dogs looking bored as thier owners are engaged in a long conversation.




公園出口の草地で日本スピッツのアンジーちゃんと会って飼い主さんと立ち話をしていたら、見事なサモエドの子がやって来ました。名前はエミルちゃん、2歳半だそうです。これまで何度か遠くから見かけたことはありましたが、近づくのは初めてです。
As we were leaving the park, we met a beautiful Samoyed.
Emille, 2 1/2-year old female

エミルちゃんの大きさに圧倒され気味のアンジーちゃん。サモエドやハスキーも和犬も「スピッツ系」とされているので、何とはなしに良い雰囲気でした。
Angie (female Japanese Spitz) looking overwhelmed.
 タイガは背中の毛を立てることもなく落ち着いて挨拶できました。
 こうやって見ると巨大なスピッツに見えます。
 コートに指を通してみると、毛質はアンジーちゃんのとかなり似ています。雪の中では腹部にダマが着く傾向があるそうです。タイガの毛は雪がまったく着かないし雨やホコリもはじくので、乾いたタオルでさっと拭くだけで済みます。それにしても、とてもおとなしくて可愛いサモエドです。