2015年3月22日日曜日

グアバの幼苗  Young guava plants

グアバ苗のうち、幼苗が今最も元気な状態です。今日は日中、直射日光に当ててやりました。




こちらは去年の4月末に買った赤肉グアバ苗の上3分の1を取り木にしたものです。葉っぱの更新は既に終わっていて、今ある葉はすべて正月以降に出た新芽のものです。
Air-layered



こちらは種から育てたグアバ(ルビースプリームの実生苗)。あまりヒョロヒョロ上に伸びていたので、12月末にいったん40cm未満に切り詰めて棒状にしたのですが、新芽がまた伸び出して現在地上60cm位になっています。
Seedling (Ruby Supreme)




この陽気のせいか、タイガは散歩以外は、一日中テレビの前で寝ています。幸い今朝は朝の散歩でたっぷり犬プロレスをやったので、少しはダイエットになったかも。大人になってからは首回りにものすごく厚みが出てきました。本当は細おもてのキツネ型の顔なのに、こういう写り方をするとタヌキ型に見えることがあります。(目ヤニが着いてるよ)

野菜の発芽  Vegetable sprouts

3月17日の火曜日に種を蒔いたら、4つの野菜がもう発芽しました。小鳥の部屋でグアバの保温用に使っているホットカーペットの上に置いていたので、ハウス栽培のような効果があったのでしょう。

名前のタグが手書きでアナログ感満載ですが、何しろ初めての野菜の種まきだったので、ダメ元でした。



こちらは本命1のガーキン。写真では見えにくいものも含めて9個の発芽。
Gherkins


続いて本命2のミニキュウリ。現在2本のみ。葉っぱはガーキンとそっくりですが、若干こちらの方が大きいです。ガーキンもキュウリも2本ずつで十分なので、2、3日中に個別のポットに植え替えする予定です。
Miniature Cucumbers


本命3のイタリアントマト。現在3個の発芽。これも2本あれば十分。
Italian Tomatoes


こちらは「おまけ」として、他の種と一緒に送られてきたサニーレタス
Sunny Lettices

後は赤紫蘇と「ふだん草」の発芽を待つのみ。


うちの庭ではやっとミニ水仙のテタテトが咲きました。テタテトは草丈に個体差があるのか、以前育てていたのは20cm以上になる大きなものだったので買い直しました。今のは10cmもない本当のミニなのでとても気に入っています。
Miniature daffodils: Tête-à-tête


お隣のツバキも今が満開です。
Camellia

2015年3月21日土曜日

新入りプラムの追記  P.S. on new plum tree

昨日届いたプラム苗(オザークプレミアメスレーの接ぎ木)にはサプライズがありました。オクの表示では「ポット苗」となっていたので、気候が暖かくなるまではビニールポットのままで明るい室内で管理しようと、2階の部屋に置いていたら、箱から出して数時間のうちに葉っぱが萎びていました。午後に慌ててポットから出してみると、何と素掘り苗でした。根洗いしたような根っこを土でサンドイッチしてポットに入れ込んだものでした。これだけ新梢が伸びているのに、この時期に素掘りで発送するなんて信じられません。しかも、腹接ぎの技術をもっている人なら、果樹の性質を熟知しているはずなので、なおのこと驚きました。

葉っぱがかなりクタッとなっていたので、一晩水を吸わせることも考えましたが、根っこが呼吸できなくなるのも心配なので、鉢に植えつけて腰水状態で今のところ管理しています。





今年はじめて9輪の花がついた帝王は先行の2輪が今朝開花しました。

さっそく露茜の花粉を着けておきました。

2015年3月20日金曜日

プラムの新入り  Two for the price of one

おとといの夜、ヤフオクで落札しました。1本の台木にオザークプレミアメスレーを接いだ苗です。
正直なところ、私の早とちりの結果です。「ビッグオザーク」をイメージして入札した直後に、実は
「プレミア」の方だったと気づいたのですが、その後2日間、他に上値で入札する人もなく落札に至りました。

個人の方の出品でしたが丁寧な梱包の箱を開けてみると、オクの写真のとおり青々した枝です(オクの写真は去年の春のだろうと推測していましたが)。


まるで5月に一跳びしたような瑞々しさ。
 


オクの説明では、接いだ上の方から↓ オザークプレミア(右上)、とメスレー(左下)ということでした。それにしても、この接ぎ方はスゴ腕ですね。この技術があれば主幹や主枝に自由に接いで、樹形を作っていけそうです。うらやましい。

 オザークプレミアは米国サイトでは結構高い評価をしているし、メスレーについては樹上完熟させると減酸後はとても甘いそうです。
 
買った以上は大事に育てていきます。実家裏庭の、梅干しよりも酸っぱいハダンキョで育った私には、品種ものであればどんなスモモも美味しいはずです(ヤケクソ)。
 
Methley (lower left), & Ozark Premier (upper right)


で、メスレーでいろいろググっているうちに、この写真↓ にたどり着きました(写真の主の許可を取得済み)。 大昔、赤いダムソンのババロアをレストランで食べてほっぺたが落ちるほど美味しかった記憶がありますが、メスレーでジャムやアイスクリーム、ババロアなどを作って楽しもうと思います。

Methley Icecream     (Copyright ©2015 by Andrew T. Smith)
http://www.visualrealia.com/content/plum-ice-cream







 



うちで唯一残っていたスモモは「帝王」で、今年になって初めて花芽が4箇所、花数にして9輪つきました。そのうち2輪がもうすぐ開花です。業者のセールスコピーでは「無肥料、無農薬栽培でも鈴なり」のようなことを言っていましたので、1個でも成ってくれればうれしいです。

 

2015年3月18日水曜日

露茜が満開  Ume plum in full bloom

この陽気で、うちの梅の露茜がほぼ満開になりました。樹形は、以前育てていたバイオチェリーと同じでスモモ型です。

Ume plum: Tsuyuakane



公園の梅の花がもうピークを過ぎたので、今はアンズから花粉を採取しています。左側の木は今日で満開近くになりましたが、右側の木は開花が始まったばかりなので、露茜への授粉には十分過ぎるほどあります。

Apricot trees in the park

アンズの花はスモモと違いしっかりとした厚みが感じられて良いです。

2015年3月15日日曜日

朝の群と再会  Meeting friends again

久しぶりに朝散歩の群に会いました。冬の間私は寝坊なので、時間帯がズレてめったに会えません。

群のボスのジュディ。タイガは成長してからはずっとボスの座を狙っていますが、いまだに下剋上を果たせていません。ジュディは姉御肌で、タイガが子犬の間は犬社会のマナーを教えてくれて、成長してからはタイガを快くあしらってくれています。

タイガはジュディが好きで好きで、しつこく着いてまわります。

犬プロレスが始まりました。

どちらも必死。

誰かがおやつを出し始めたので、いったん休止。

おやつをあげる前に犬たちを落ち着かせるというマナーは皆さんが守っています。

その間もタイガはジュディから離れられない。

タイガが足でふんばってジュディのじゃまをします。

やっともらえました。
タイガの向こうに写っている子は、甲斐犬ミックスの女の子で名前は「黒吉」。タイガより一回り小さいですが、耳さえ真っ直ぐに立っていれば黒虎の甲斐犬そっくりです。

おやつの後も、タイガは大好きなジュディにくっついています。




今年は種まきで野菜もがんばろうと思い、新たにミニキュウリ、イタリアントマト、赤しその種を取り寄せました。写真↓右上は、ずっと前に届いたガーキンで、その左はミニキュウリです。これも極端に豊産性で、1本のツルで100個以上成るそうです。

トマトの方は、イタリアントマトでありながら生食でも美味しい品種だそうです。今年の夏はサラダを主食にして痩せたいです。

赤しその方は、梅干し用。毎年、スーパーで買っていましたが、出荷のムラが激しくて、去年はかろうじて砂だらけのゴミみたいなのを買えただけでした。なので、これからは自分で育てて、梅と一緒にたっぷり漬けたら、ご飯のふりかけも作ろうと思っています。ふりかけとして保存すると、チャーハンの香りづけなど色々利用できます。

2015年3月14日土曜日

梅とクリローの開花  Ume plum & Christmas roses

梅の露茜の開花が始まりました。毎朝、公園の豊後に似たピンクの梅の花から花粉を採取してきて、新鮮なもので授粉しています。生食でスモモのようにとても美味しいので、今年も楽しみです。枝ぶりや花の香りも、梅というよりはプラムそのものです。

Ume plum: "Tsuyuakane"


クリローのイエローのダブルが今年も沢山花を着けています。

ゴールドネクタリーとはまた違った魅力があります。


こちらは3年くらい前に株分けして大きい方を人にあげて、残った小さい方です。一度は向かいの公園に植えて、翌春には花が咲いたのですが、誰かが花を折って横に捨ててしまいました。これにはショックを受けたので、休眠期を待たずに掘り起こして庭に植え戻しました。今ではすっかり回復して、今年は花芽が3つ、花茎で数えれば最終的に4,5本は上がって来そうです。
クリローは丈夫な植物なので、よほど粗末に扱わない限り枯れません。

今シーズンの開花第1号の花。とても目立つ大きな花柄なので、道行く人に何の植物なのか聞かれます。


ゴールドネクタリーはまだまだ開花中。花が終わっても写真のようにガクが綺麗な黄色のままで退色しないのが嬉しいです。

2015年3月11日水曜日

シェリートライフル Sherry Trifle

スーパーで、イチゴの「紅ほっぺ」が目玉商品として売られていたので、ストローベリートライフルを作ることにしました。トライフルは、使う果物によって、ラズベリートライフルなど、いろいろ可能です。が、シェリーは必須。

いま、ネットでトライフルのレシピを検索すると、随分と斬新なものがいろいろ載っていて楽しいですが、私のは昔イギリスで学んだやり方です。また、レストランで食事をした後はいつもトライフルを注文していましたが、やはり私の学んだのと同じものが出てきたので、そういうものと思っていました。唯一のバリエーションは、レストランによってはスポンジに掛けるシロップをわざわざゼリー液にするところがあって、その場合、個人的に、スポンジ生地がザラザラして非常に舌触りの悪いものになるし、シェリーの風味も分からなくなるので、必ずゼリー質でないことを確かめてから注文していました。

まずは、容器の選択。今までは右側のを使っていましたが、最近買ったパイレックスのガラス容器の方がトライフルの層が見えるので試してみることにしました。


まず、スポンジを焼きます。真ん中に竹ぐしを刺して何もついて来なければ焼きあがり。

パイレックスの容器とほぼ同じ幅のようです。


スポンジを焼いている間に準備したイチゴです。鍋で甘すぎないシロップを作り、スライスしたイチゴを入れて火を止めるとイチゴ風味のシロップができます。「甘すぎない」理由は、スポンジが既に甘いことと、余ったシロップの有効利用のためです。

スライスしたイチゴを生のままで器に敷き詰めるやり方もありますが、私はさっと加熱したほうが、シロップを掛けたスポンジやカスタードクリームとの相性が良いと個人的には思います。スライスしたイチゴのシャキシャキ感が好きな人は、そのままで。

このスイーツの名前が「シェリートライフル」な所以は、イチゴシロップにシェリーをドバドバッといれて、それをスポンジに掛けるからです。シェリーは安物で十分です。


スポンジが厚すぎるのでスライスして調整。イチゴの上に乗せます。直径20cmの型で焼いたスポンジが器にぴったり入りました。

シェリー入りのシロップがスポンジに沁みこんだところです。余ったシロップは、捨てずに飲むのがエコでしょう。シェリーの入った「甘すぎない」シロップは、果実酒のように美味しいです。

次にカスタードクリームを作ります。

粗熱がとれたらカスタードをスポンジ生地の上に注ぎます。
カスタードも余ったら、ビスケットを焼いてその上に乗せたり、それが面倒なら味の無いクラッカーに乗せて食べても美味しいです。

横から見るとこんな感じ。これを冷蔵庫で冷やします。

カスタードが完全に冷えたら、生クリームをホイップして最後の層を作る。

飾り用にとっておいたイチゴを乗せて出来上がり。

磁器と違ってガラスの器はチープに見えるけど、デモンストレーションには便利です。