2014年4月1日火曜日

タイガの居ない生活  Life without Taiga

昨日はタイガの不妊手術の日だったので、真新しいリードとお揃いの色のハーネスを装着して病院へ連れて行きました。手術は午後の予定でしたが、事前の健康チェックのために朝の9時に病院へ到着。体重は、今回は18.5kgでした。2月25日の19.9kgからは1.4kg減っていました。

タイガを引き渡した帰りしな、いつ迎えに行けるか聞いたところ、「術後2、3日様子をみて、退院できる状態になったらこちらから電話する」と先生に言われました。これって、私から電話して様子見されては、仕事の邪魔になるから?そう思ってはいましたが、今朝になってとうとう電話して様子をうかがいました。

タイガがうちに来て以来、9ヶ月間、毎日一緒にいて、2時間以上物理的に離れていたのは、稀に私が池袋まで買い物にいったとき位でした。なので、1日4回のトイレ散歩や食事のルーティーンが突然なくなると、生活のリズムが狂ってしまいました。もう、術後の様子が気になって、気になって。。。。。

電話に出た先生は迷惑がる様子もなく説明してくれました。手術中、血圧が下がることもなく順調にいったこと。今朝はほんの少しクンクン言っただけで落ち着いていること。ただし、食事は手術以来、一切口にしていないことなど。

そこで、いつもタイガがお昼に食べている自家製ヨーグルトと、朝晩用のドライフードを持参することにしました。また、先生のアドバイスで、家でケージに敷いている毛布を与えると精神的に良い影響があるということで、これもチャリに積み込みました。

病院に着くと、タイガは診察室の向こうの部屋のケージで休んでいて、飼い主は小窓からその部屋の中を覗くだけで、声を出してはいけないと言われました。飼い主の声を聞きつけた犬が興奮して暴れると、傷口に悪いからだそうです。しかたなく、カメラをアシスタントの女性に渡して写真を撮ってもらいました。家へ帰ってからPCで写真を見てみると、なんとも不安そうな顔をしています。

Taiga after the operation

手術の麻酔から目をさました昨日の夕方から今朝の11時まで、何も食べていないとのことだったので、持参したヨーグルトをいつものボウルに入れてタイガの前に置いてもらいました。本当に食欲がないらしく、周りの毛布(地面)を鼻で掘り起こしてボウルを埋めようとする仕草をしました。

そこで、ヨーグルトをほんの少し指先に乗せて差し出すと、
味見をする気になったようです。これまでに散々ダイエットしたのだから、タイガが帰宅した暁には、大好物のスペアリブを食べさせてやろうと思います。
 

2014年3月30日日曜日

常緑ヤマボウシ「金陽」  Cornus capitata: Kinyou

先日購入したホンコンエンシスの改良種「月光」に続いて、今度は花と葉を楽しむために「金陽」をゲットしました。「金陽」については極端に情報が少なく、改良種のようですが系統に言及している業者のサイトは2件しか見つからず、一方は「ホンコンエンシス系」と記載していて、もう一方は「ヒマラヤヤマボウシ」との表示でした。他のサイトでは、単に「黄色い花の咲く改良種」程度の説明。

 販売サイトの写真を見ただけでもヒマラヤ系っぽい印象でしたが、実際に届いた苗を見て「ヒマラヤ」とほぼ確信しました。葉っぱの形状や蕾(正確には花の集合体)の形が、ホンコンエンシスとは全然違うのです。

今日届いた苗の樹高は、ハイポのボトルとほぼ同じだった先日の苗のよりも高いです。

 

幼苗ながら各枝の先に蕾(花の集合体)が着いているので、6月頃には黄色い花が楽しめそうです。

ヒマラヤ系の方が耐寒性があるのか、葉は紅葉していません。先日届いた「月光」の方は、最近の暖かさで緑色を回復しつつあります。

                        left: Cornus capitata "kinyou"                right: Cornus hongkongensis "gekkou"

2014年3月29日土曜日

白柴ハク君と再会 White Shiba inu, "Haku"

最近の暖かさで、東京の桜も開花し始めました。
石神井川は城北公園の横を流れているので、早朝散歩で公園への途中、橋の上から撮影。
 暗い川面を背景にすると、渋い和服の模様にでもなりそうな色の組み合わせです。

 街路樹のモクレンは今が満開です。

公園へ着くと、去年の秋以来、出会うことのなかった白柴のハク君とばったり。

white Shiba "Haku"
 タイガとハク君は相思相愛なので、再会のご挨拶は延々と続きます。



 こうして見ると、まるで一緒に飼われている犬同士のようです。
best friends: Shiba inu & Kai ken
間もなく、追いかけっこが始まりました。
一休みしても
また直ぐ追いかけっこ。
 
 

やっと満足?

そこへ、ゴールデンミックスのひかりちゃんが登場。
ひかりちゃんは年齢的にずっと上なので、3頭一緒に遊ぶところまではいきません。

サニーコットが開花 Apricot flowers

アンズのサニーコットが開花しました。去年は沢山成らせすぎたので、今年は裏年になったようで、花数が極端に少ないです。

2月の間に南高梅とプルーンのラストダンスの枝を1ヵ所ずつ、花芽のついていない枝に高接ぎしておきました。

2014年3月25日火曜日

手術一週間前  One week before operation

3月31日の不妊手術に向けたタイガのダイエットは、遂にあと1週間を切りました。だいぶお腹がへこんできたのと、背にそって手を滑らすと背骨の存在が分かるようになりました。あばら骨は未だですが。

Diet has been successful

タイガの顔の左側に写り込んでいるのはワイマラーナのお友達で、ものすごく服従訓練の入った子です。あの病的ともいえるほどの集中力が羨ましいです。和犬ではなかなか見られない目つき。

草地を代えて、毎朝の群れに合流。皆さんおやつ持参なのですが、タイガにはあと1週間、ガマンさせるようにお願いしてあります。

群がお開きになった後、さらに自転車引きしていたところ、タイガが後ずさりしてチェーンの首輪から頭が抜けてしまいました。本犬はもう、喜ぶやら興奮するやらで、全く呼び戻しが利きません。30分以上も、なだめたりすかしたりしながら捕まえようとしましたが、完全に私に対して遊んでいました。途方にくれていたところへ、写真↓の犬を連れた飼い主さんたちが通りかかったので、協力を得てやっとのことで捕まえました。もう、ヘトヘトです。

飼い主さんたちと一緒に協力してくれたワンちゃんたちは、イングリッシュブルドッグとイングリッシュブルテリアです。ブルテリアの子は最近1度だけ会ったことがありますが、ブルドッグの子は初めてです。写真は、3頭仲良く犬プロレスをしているところです。知らない人が見れば喧嘩していると勘違いされるほど激しい遊びですが、どの犬種にとっても何のことはない運動です。
飼い主さんたち、有難うございましたーっ!

2014年3月24日月曜日

イチゲとクリロー

菊咲きイチゲが咲き始めました。実物は、はっきりとした紫色の花なのに、デジカメでは白花に写ってしまいます。

クリローのイエローダブルがほぼ満開状態です。これだけの花数になると、道ゆく人たちも気づくらしく、何の花か尋ねられました。

上から見ると。。。。

2014年3月23日日曜日

東洋クワの蕾  Oriental mulberry

今年が3年目の東洋クワの新芽が展開し始めました。西洋クワの方はまだ新芽が開いていません。

3年目ともなると、複合芽の中に沢山の蕾が入っているのと、枝のはりも充実してきたので、今年は豊作になりそうです。既に9号菊鉢が小さ過ぎる状態で、イチジクのように3,4年ごとに根を整理して植え替えるしかないようです。とても美味しい実をならせる品種なので大事にしていきます。

2014年3月21日金曜日

常緑ヤマボウシ「月光」  Cornus hongkongensis: Gekkou

近所の家に数年前から常緑ヤマボウシが植わっていて、毎年、初夏にはびっしり花をつけ、秋には濃い緑の葉を背景に真っ赤な大粒のサクランボのような実が成るのが気になっていました。山育ちの私は、あれほどドギツイ外見の実は「私には毒がありますよ」という自然界の警告だろうと思っていました。が、最近、『常緑ヤマボウシ 実』でググってみて、毒ではないし、通常のヤマボウシの実とは異なりとても美味しいようなことが書かれていました。

海外サイトによると、常緑ヤマボウシは大きく2つに分かれていて、ひとつは中国南部からベトナム、ラオスに分布するホンコンエンシス(Cornus hongkongensis)と、もうひとつはヒマラヤからブータン、インド北部に分布するヒマラヤヤマボウシ(Cornus capitata)があるようです。違いは、花びらのように見える部分が、ホンコンエンシスのは剣弁タイプなのに対し、ヒマラヤ系のは丸っこい感じがします(俗称のHimalayan dogwoodでググると画像が出てくる)。また、アメリカのサイトによると、ヒマラヤ系の実は、「若干苦味がある」とか、さらには「食べられるが美味くはない」と言ってるものまでありました。なので、苗を選ぶにあたり、ヒマラヤ系は最初からはずしました。

で、ホンコンエンシスの方は、あれほど広範囲に分布しているので地域によってバリエーションがあり、数十種に分類されているそうで、日本に入っているのはどれとどれなのかは分かりません。

さらに、「月光」は、ホンコンエンシスから日本で実生選抜して作出した品種で、花つきや実止まり、味など、元のホンコンエンシスよりずっと優れているようです。問題は、どこの業者の苗も大株で値段がはることでした。ホンコンエンシスはシンボルツリーとして見栄えがよいけど、成長が緩慢なので、最初から大苗を植えないと存在感が無いからなのでしょう。さらに、月光を売っている業者によると、「普通のホンコンエンシスは小苗から植えて開花するまでに数年かかるが、月光ならもっと早い」という内容のセールス文句もありました。

でも、うちは鉢植えで管理するので、小苗のほうが良く、さらに、1年でも早く味見したい。それでやっと見つけたのがこの↓ 苗でした。予想していたよりも樹高はありませんが、こんなチビ苗でも蕾だらけということは、間違いなく「月光」であるという安心感が得られます。(サイズ比較のために使ったハイポのボトルの汚れは無視)

近所の例でみると、毎年11月頃に真っ赤な実が成ります。その味を知りたくて「ヤマボウシ 月光 実」でググると、実際に食べたことのある人たちがブログなどで報告しています。柿とリンゴとビワを混ぜたような味、という印象です。あのサイズで本当に美味しいなら、ジューンベリーなど、小粒のベリーの樹を育てるより遥かに価値あるように思えてきました。場合によっては、果樹リストに加えるかもしれません。

Cornus hongkongensis "gekkou"

もう、蕾が膨らみ始めています。

今年は8号鉢で管理。ここは関東の暖地なので、近所の大苗は冬を通して緑のままですが、寒さで紅葉した状態も悪くないです。

露茜が開花  Ume plum: Tsuyuakane

昨日は一日中雨降りだったので、開花が始まった露茜を玄関の中に入れてメシベを保護していました。おかげで、スモモの花そっくりの甘い香りが楽しめました。

今日から来週にかけて東京は晴天が続くようなので、しっかり授粉できそうです。
 去年は細かい枝を作ることに専念したので、びっしりと蕾がつきました。花の形状も含め、何から何まで、梅というよりはスモモを眺めているような印象です。今年こそは収穫を期待。
3月25日現在


冬の間は地面が露出するので、最初の写真にあるように、玄関先がドロだらけになります。私が庭仕事をしたあと歩き回るのと、タイガの歩いたあとから来るものです。雨の日は、タイガがなるべく飛び石の上を通って玄関と門の間を行き来するように誘導しますが、毎回うまくいくとは限りません。

そこで、冬でも地上部が残りやすく、かつ、踏み圧に強いグラウンドカバーを探したところ、ヒメイワダレソウが見つかりました。問題は、ほとんどの業者がケース単位で売っていることでしたが、ググっているうちにバラ売りする直販業者を見つけて試しに5個取り寄せました。

ヒメイワダレソウは、驚異的なスピードで広がり、白から薄紫色の花を咲かせるようです。うちの玄関から門までの通路の該当する面積は、合算で畳1枚分もないので、5個あればすぐに埋まるでしょう。
ヒメイワダレソウ

2014年3月18日火曜日

南高梅が開花  Ume plum: Nankou

去年の春に蕾つきで買った南高梅が、今年も開花し始めました。近所の梅は花粉のピークを過ぎたものばかりなので、タイガの運動で行く城北公園の梅を利用しています。朝の散歩のとき、梵天をポケットに入れて行き、帰宅して直ぐに授粉作業です。公園の梅はどれも豊後のようなピンクの花ですが、土が痩せているせいか、実は南高と同じような大きさのものが成ります。
公園の梅
 

で、うちの南高梅は、まだ五分咲き程度です。去年は徒長枝を出してしまったので、樹形がものすごく悪くて貧相です。
南高梅